【レシピ】吊るし燻製ベーコンは焚き火の煙で作れちゃう! 燻製器を使わず燻す道具&作り方

2020.02.20 投稿

【レシピ】吊るし燻製ベーコンは焚き火の煙で作れちゃう! 燻製器を使わず燻す道具&作り方

くにぱぐ@燻製&ラーメンキャンパー

くにぱぐ@燻製&ラーメンキャンパー

こんにちは。酒量が増えすぎ、ついに業務用ペットボトルのウイスキーを買い出したくにぱぐです。今回は燻製メニューの中では極めてポピュラーな「ベーコン」を紹介します。ただし、燻製器は使わず、焚き火の煙で燻すという、いわゆる「吊るしベーコン」です。キャンプにおける最大の楽しみのひとつである焚き火。その焚き火を使ってどこまで美味しいベーコンが作れるか、挑戦してみました。なお、駆け足ではありますが、通常のベーコンの作り方も解説しています。

キャンプの焚き火の煙で燻製する「吊るしベーコン」 燻製器を使わないで作れる絶品自作ベーコン

※著者が以前キャンプ場で作った燻製器を使った自家製ベーコン

私が10年以上前に燻製をやりだしたのは「自分で作った美味しいベーコンが食べたい」が一番大きな動機でした。

ベーコンとは改めて書くと、豚バラブロックを塩漬けしてから燻製したものを指します。燻製の中ではもっともポピュラーなメニューですが、結構手間がかかるので正直なところ、あまりキャンプで作るメニューではありません。

ただし、自家製ベーコンは市販のものとはまったく味が違うので、是非ともチャレンジして欲しいメニューでもあります。そこで今回は、焚き火だけで作る燻製器不要の吊るしベーコンを作ってみました。

やはり結構手間が多い気はしますが、失敗はしにくいレシピにしましたので、参考になさってください。

【吊るし燻製ベーコンの材料】自作ベーコンの基本は豚バラと塩こしょう・砂糖 ウイスキーやスパイスで臭みとり

食材(4〜5人分)

筆者撮影

・豚バラブロック …500ℊ
・食塩 …35g
・砂糖 …12g
・黒コショウ …5g
・オールスパイス …3g(なければ食塩を33gに減らし、黒瀬スパイスやマキシマムスパイスを5g)
・ローレル …1枚
・ウイスキー …10cc
・チューブニンニク …少量

【吊るし燻製ベーコンに必要な道具】肉を吊るすファイヤーハンガー・焚き火台 など筆者愛用のキャンプギアもご紹介 

筆者撮影

・タコ糸、もしくはネット
・低温調理器、もしくは炊飯器(保温機能があるもの)
・温度計
・肉を吊るすハンガー
・スモークチップ
・薪
・焚火台
・フォーク

肉を吊るすハンガーは、通常「焚き火ハンガー」と呼ばれるアイテムです。

メーカーからもいろいろと発売されていますが、個人で作られているものがオークションによく出品されており、私のハンガーもそうですが、これがなかなか無骨でかっこいいです。とはいえ結構マニア向けのギアですから、肉を吊るしたいだけなら、木の棒などを利用する方法でも構わないと思います。

37CAMP ファイヤーラック「ハンギング」(焚き火ハンガー)

37CAMP ファイヤーラック「ハンギング」FR201
メインシャフト1本(直径16mm異形鉄筋 長さ1000mm)
アンカーシャフト1本(直径16mm異形鉄筋 長さ400mm)
吊り下げ用アーム 1本(直径9mm 長さ400mm)ハンガーアーム 1本(直径13mm長さ250mm)
ロストルアーム 1本(直径13mm、9mm 長さ400mm ロスト部分は300mm×150mm)
収納ケース (キャンバス地:幅300mm、長さ1000mm)
¥11,800
2020-02-15 10:40

筆者撮影

焚き火台は何でもよいですが、煙が風に流されにくいように、今回は反射板のついたユニフレームの薪グリルラージを使用しました。(実は私、まあまあの焚き火台マニアです)

ユニフレーム(UNIFLAME) 薪グリル ラージ (焚き火台)

ユニフレーム(UNIFLAME) 薪グリル ラージ 682920
【使用時サイズ】約68×40×40(高さ)cm
【収納時サイズ】約35.5×56×8(厚さ)cm
【重量】約4.6kg/【分散耐荷重】約20kg
【材質】ステンレス鋼
【付属品】収納ケース
¥24,800
2020-02-15 10:20
【写真付き】調理工程を解説
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