ついにST-310の「カスタム」卒業!?SOTO公式のファミリー化パーツが衝撃的すぎた【2026新作速報】

キャンプギア

2025.12.19 更新

ついにST-310の「カスタム」卒業!?SOTO公式のファミリー化パーツが衝撃的すぎた【2026新作速報】

編集部・川窪チエ

編集部・川窪チエ

※デザインや製品仕様、発売日等は変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。

ST-310・ST-340の「カスタム」がついに不要に!? SOTOが2026年の新製品として、ソロの名機をファミリー仕様へと変貌させる公式拡張パーツ「カコムシリーズ」を発表しました。「まだまださせるよ、わくわく。」をテーマに掲げたSOTO2026年新作内覧会では、「蓄光シリーズ」や焦げ付かない蒸気炊飯器など、キャンプがもっと楽しくなる新作が目白押し。前編・後編に分けて徹底レポートします!

2026年のSOTOは一味違う!テーマ「まだまださせるよ、わくわく。」に込められた本気

筆者撮影

燃焼器具のプロとして、質実剛健なモノづくりで絶大な信頼を築いてきたSOTO。そんな彼らが2026年のテーマに掲げたのは、意外にも直球で熱いこの言葉でした。

——まだまださせるよ、わくわく。——

会場に足を踏み入れて感じたのは、「道具としての正解」を追求する姿勢に加え、その先にある「キャンプそのものをどう楽しませるか?」という遊び心全開のシフトチェンジ

内覧会レポート前半の本記事では、特に筆者が心惹かれた「カコムシリーズ」を中心に、SOTOの新しい挑戦や遊び心を感じる注目アイテムをピックアップしてご紹介します。

【カコムシリーズ】ST-310・ST-340ユーザーが待ち望んだ”公式カスタムパーツ”がついに降臨

筆者撮影

「五徳を広げたい」「大きな鍋を乗せたい」「風防が欲しい」——ST-310/340ユーザーなら誰もが一度は考え、DIYや他ブランドのカスタムパーツによって自分仕様にしてきた“あのこだわり”を、SOTOがついに「公式」として、かつてない完成度で実現しました。

その名も「カコムシリーズ」。仲間と火を囲む(カコム)ことをコンセプトに、ソロの名機をファミリー対応へと”進化”させる、2026年最大の衝撃アイテムです。

すべての悩みを解決する「カコム ベーススタンド」の完成度

筆者撮影

カスタム派が求めてきた「五徳の拡張」「遮熱板の追加」「風防の設置」。これら3つの課題を、たった1つのアイテムで解決するのが「カコム ベーススタンド」です。

ST-310/340に上から被せるだけで、巨大な鍋も重いダッチオーブンも安定して乗せられるようになります。

筆者撮影

ST-310/340ユーザー歓喜のポイント

  • ソロの名機が「ファミリー仕様」に激変
  • ダッチオーブンも余裕の超高剛性
  • 「遮熱板」と「風防」をスマートに両立
  • 収納時は38mmまでコンパクトに

まさに「こんなのが欲しかった…!」という声が聞こえてきそうな、痒いところに手が届く完成度です。

ST-3110 カコム ベーススタンド

  • 発売予定日:2026年5月29日
  • 価格:¥4,950(税込)
  • サイズ:
    (使用時)幅248×奥行225×高さ135mm
    (収納時)幅220×奥行225×高さ38mm
  • 重量:
    総重量:785g
    (本体)560g
    (遮熱板)225g
  • 材質:ステンレス(本体・遮熱板)

5種類全部欲しくなる!充実のオプション品

筆者撮影

カコムシリーズの真髄は、そのバリエーション豊かなオプション品にあります。5種類から選べるうえ、プレートや鍋の底には、家庭用コンロ使用時のズレを防止するための「溝」を施す工夫も。

また、各プレートには、環境や健康面に配慮した「PFOAフリー」のコーティングを採用。焦げ付きにくさとメンテナンス性を両立し、長く使える仕様になっています。

【1】ST-3112 カコム グリルプレート

筆者撮影

水受けトレイ付きで油跳ねを気にせず焼肉が楽しめます。朝食のベーコンエッグから夕食の焼き物まで大活躍。

ST-3112 カコム グリルプレート

  • 発売予定日:2026年5月29日
  • 価格:¥6,930(税込)
    サイズ:
    (焼面)幅255×奥行255×高さ16mm
    (本体)幅280×奥行237×高さ45mm
    (セット時)幅280×奥行237×高さ48mm
  • 重量:
    総重量:655g
    (焼面)235g
    (本体)420g
  • 材質:アルミダイカスト
  • 塗装:
    (焼面)フッ素樹脂 ※PFOAフリー
    (本体)耐熱塗装
  • 本体推奨水量:400cc

【2】ST-3113 カコム ジンギスカン鍋

筆者撮影

中央の凸型形状で余分な脂が落ち、ヘルシーに焼けます。キャンプでジンギスカンという新体験を。

ST-3113 カコム ジンギスカン鍋

  • 発売予定日:2026年5月29日
  • 価格:¥4,400(税込)
  • サイズ:幅270×奥行238×高さ44mm
    重量:450g
  • 材質:アルミダイカスト
  • 塗装:フッ素樹脂 ※PFOAフリー
  • 満水容量:600cc

【3】ST-3114 カコム たこ焼きプレート

筆者撮影

家族や仲間と囲めば、キャンプ場がたこ焼きパーティー会場に。子どもたちも大喜び間違いなし。

ST-3114 カコム たこ焼きプレート

  • 発売予定日:2026年5月29日
  • 価格:¥4,400(税込)
  • サイズ:幅197×奥行197×高さ38mm
  • 重量:490g
  • 材質:アルミダイカスト
  • 塗装:フッ素樹脂 ※PFOAフリー

【4】ST-3111 カコム おでん鍋

筆者撮影

仕切り付き・木蓋付きの本格仕様。満水容量2.9Lで家族全員分のおでんが作れます。揚げ物や鍋、熱燗など冬キャンプの新定番に。

ST-3111 カコム おでん鍋

  • 発売予定日:2026年5月29日
  • 価格:¥7,700(税込)
  • サイズ:
    (本体)幅260×奥行210×高さ90mm
    (木蓋)幅200×奥行200×高さ30mm
    (セット時)幅280×奥行210×高さ113mm
  • 重量:
    総重量:980g
    (本体)600g
    (仕切り)135g
    (木蓋)245g
  • 材質:
    (本体)アルミダイカスト
    (仕切り)ステンレス
    (木蓋)天然木
  • 塗装:
    (本体)フッ素樹脂 ※PFOAフリー
  • 満水容量:2.9L

【5】ST-180 カコム スモーカー

筆者撮影

4枚の網付きで一度に大量の食材をスモーク可能。ST-310が本格燻製マシンに変身します。

ST-180 カコム スモーカー

  • 発売予定日:2026年5月29日
  • 価格:¥13,750(税込)
  • サイズ:
    (使用時)幅178×奥行170×高さ350mm
    (収納時)幅178×奥行350×高さ40mm
  • 重量:
    総重量:2.3kg
    (本体)1.62kg
    (蓋)220g
    (チップ皿)100g
    (網)90g×4枚
  • 材質:ステンレス

これまで「ソロの相棒」として静かに火を灯してきたST-310/340が、カコムシリーズによって「家族の団らん」を生み出す道具へと進化

まさに、SOTOが掲げる「まだまださせるよ、わくわく。」を体現する新境地のアイテムです。

【蓄光シリーズ】ルミナスブルーの輝きがカッコよすぎ!

筆者撮影

夜のキャンプサイトでギアを迷子にさせない「蓄光シリーズ」。

2025年にはスライドガストーチが緑のルミナスカラーで発売され、2026年は幻想的でスタイリッシュな「ブルー」が仲間入りです!

夜の静寂に溶け込むようなルミナスブルーの輝きは、もはや実用品の域を超えたカッコよさ。

筆者撮影

スライドガストーチのほかにも、マイクロトーチ アクティブ、レギュレーターストーブ専用のアシストグリップ、ガス抜きツールも2カラーで展開

身の回りのギアをすべて蓄光化したくなる……そんな「蓄光コレクター」への入り口になること間違いなしの注目ラインナップです。

いずれも限定企画品のため、数量限定での販売となります。気になる方は発売日や販売数を早めにチェックしておきましょう!

ST-770LU/ST-770LUBL ガス抜きツール ルミナス/ルミナスブルー

【数量限定】各2,000台

  • 発売予定日:2026年1月30日
  • 価格:¥2,200(税込)
  • サイズ:幅15×奥行16×高さ100mm
  • 重量:約33g
  • 材質:ステンレス(本体、ガード、ピン)/樹脂(グリップ)/真鍮(グリップエンド)

ST-487LUBL スライドガストーチ ルミナスブルー

【数量限定】5,000台

  • 発売予定日:2026年3月6日
  • 価格:¥3,960(税込)
  • サイズ:幅40×奥行17×高さ117~185mm
  • 重量:57g
  • 火口径:直径14mm(外径)
  • 炎温度:1,300℃
  • 炎形状:極細集中炎
  • 発光時間:約15分~20分(蛍光灯200lxの光を20分間当てた場合)※社内実験データによる

ST-486LU/ST-486LUBL マイクロトーチ アクティブ ルミナス/ルミナスブルー

【数量限定】各3,000台

  • 発売予定日:2026年3月6日
  • 価格:¥2,750(税込)
  • サイズ:幅50×奥行19×高さ90mm
  • 重量:45g(本体のみ)
  • 火口径:直径14mm
  • 炎温度:1,300℃
  • 炎形状:極細集中炎
  • 発光時間:約15分~20分(蛍光灯200lxの光を20分間当てた場合)※社内実験データによる

ST-3105LU/ST-3105LUBL レギュレーターストーブ専用 アシストグリップ ルミナス/ルミナスブルー

【数量限定】各1,000セット

  • 発売予定日:2026年1月30日
  • 価格:¥770(税込)
  • サイズ:直径8×長さ90mm(1本)
  • 重量:2g(1本)×4本
  • 材質:シリコンゴム
  • 発光時間:約15分~20分(蛍光灯200lxの光を20分間当てた場合)※社内実験データによる

【スチームライスクッカー ITADAKI】蒸気炊飯で焦げ付きなし!エコな万能調理器

筆者撮影

誰でも安定した炊飯ができる「スチームライスクッカー ITADAKI」も見逃せないアイテムのひとつ。

わずか約240gながら、2つのマグを重ねた2層構造を採用し、内部に水を入れることで蒸気炊飯ができる仕組みです。

筆者撮影

炊飯時に起こりがちな、焦げつき・吹きこぼれ・シビアな火力調整といったストレスを軽減できるのが大きなメリット。

焦げつかないため、調理後は拭くだけである程度きれいになる点も魅力で、連泊登山やミニマル装備のキャンプでも重宝しそうです。

筆者撮影

炊飯だけでなく、蒸し料理にも対応。

さらに、炊飯時に使用したお湯はフリーズドライのスープなどに再利用し、水やガスを無駄にしないエコな調理ができるのも魅力です。

筆者撮影

収納時は、CB TOUGH125がすっぽり収まる設計。

軽量コンパクト・多用途・省資源という条件を高いレベルで満たした、完成度の高い一台です。

SOD-523 スチームライスクッカー ITADAKI(イタダキ)

  • 発売予定日:2026年4月17日
  • 価格:¥7,480(税込)
  • サイズ:
    (使用時)φ134(鍋底φ96.6mm)×高さ155mm
    (収納時)φ134(鍋底φ96.6mm)×高さ125mm
    マグ650:φ108×高さ98mm
    マグ350:φ84×高さ98mm
    リッド:φ134×高さ33mm
    スペーサー:φ102×高さ35mm
    リフター:幅29×奥行108×高さ70mm
  • 重量
    総重量:240g
    (マグ650)77g(マグ350)80g(リッド)25g(スペーサー)25g(リフター)20g(収納袋)10g
  • 容量:
    マグ650:容量650ml
    マグ350:容量350ml
  • 材質:
    マグ650:アルミニウム、マグ350:ステンレス、リッド:PP
    スペーサー:PP、リフター:アルミニウム、メッシュ収納袋:ポリエステル

【UKUスプーン・フォーク・スポーク】汚れない!ULチタン製カトラリー

筆者撮影

前編の最後にご紹介したいのが、チタン製の折り畳み式カトラリー「UKUスプーン」「UKUフォーク」「UKUスポーク」です。

筆者撮影

名前のとおり、テーブルに置いた際に口をつける部分が浮く(UKU)構造を採用しているのが最大の特徴です。

筆者撮影

浮かせるための突起は、クッカーの縁に引っ掛けるフックとしても機能し、調理中や食事中の“ちょい置き”がしやすいのが嬉しいポイント。

軽量なチタン製にこだわりつつ、口触りのよさも重視。板厚は薄すぎない1.2mmに設定され、強度と使用感のバランスが絶妙です。

さらに、最も負荷がかかるハンドル部分のみステンレスを採用することで、耐久性も確保しています。

筆者撮影

半分に折り畳めばクッカー内への収納も可能。

固定具には樹脂素材を採用することでケガのリスクを軽減するなど、安全面への配慮も抜かりありません。

UKU スプーン(SOD-5400)・UKU フォーク(SOD-5401)・UKU スポーク(SOD-5402)

  • 発売予定日:2026年4月24日
  • 価格:¥1,485(税込)
  • サイズ(使用時):
    スプーン・スポーク:幅158×奥行37×高さ15mm
    フォーク:幅158×奥行26×高さ25mm
  • サイズ(収納時):
    スプーン・スポーク:幅92×奥行37×高さ15mm
    フォーク:幅92×奥行26×高さ15mm
  • 重量:
    スプーン・スポーク:23g
    フォーク:20g
  • 材質:
    チタン、ステンレス(ハンドル)、樹脂(スライディングロックプレート)

名作たちのリニューアルも熱い!わくわくは後編へ続く

筆者撮影

前編では、SOTOの新しい挑戦を感じる「遊び心あふれるアイテム」を中心にご紹介しました。しかし、2026年のSOTOはこれだけではありません。

実は、長年愛されてきた「定番アイテムのリニューアル」も着々と進んでいます。より使いやすく、よりタフに。ユーザーの声を取り入れた細かいアップデートの数々からは、燃焼器具メーカーとしての揺るぎないプライドが感じられました。

続く後編では…… 「あのウインドマスターが4本ゴトクに!?」 「フィールドホッパーがさらに軽量化!?」

さらにディープなSOTOの世界をお届けします。後編もお見逃しなく!

▼SOTOについてもっと知りたい人はこちらの記事もご覧ください!

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