ローコットは、軽量でコンパクトに持ち運べるため、キャンプの快適さを大きく高める人気アイテムです。ワークマンからヘリノックス、コールマンまで幅広いモデルが登場し、使い方に合わせた選び方が重要です。本記事では、ローコットの特徴と失敗しない選び方、価格帯別のおすすめモデルを詳しく紹介します。
※本記事にはプロモーションが含まれます。
- ローコットとは？キャンプで人気の理由を解説
- ローコットを選ぶときに見るべき5つのポイント
- 人気のローコットおすすめ15選【価格帯別】
- ローコットのよくある質問まとめ
- 軽量なローコットで快適にキャンプを楽しもう！
ローコットとは？キャンプで人気の理由を解説
ローコットは、地面との距離が近い“高さの低いコット”のことです。
マットよりも快適で、ハイコットよりも軽量・コンパクトなため、ソロキャンプや週末キャンプの定番ギアとして人気が高まっています。テント内での圧迫感が少なく、小型テントでも扱いやすいのが大きな魅力です。
ローコットを理解するために、まずは「特徴」「メリット」「デメリット」を整理していきましょう。
ローコットの特徴
ローコットは、次のような特長を持つアイテムです。
まとめると、「軽く・省スペースで・扱いやすい」ことがローコットの大きな特徴です。
ローコットのメリット
ローコットには、キャンプでの睡眠環境を快適にしてくれる魅力がたくさんあります。特に、荷物を抑えたい人や設営をシンプルにしたい人にとっては、大きなメリットを実感しやすいアイテムです。
ここでは、代表的なメリットをわかりやすくまとめました。
メリット
- 地面の冷気や湿気から体を守れる
地面と距離ができるため、底冷えしづらく、寝袋の保温力も保ちやすくなります。 - 凹凸を気にせず横になれる
砂利や草の上でも、シートが体を面で支えるので安定して眠れます。 - テント内の圧迫感が少ない
高さのないローコットは、見た目もスッキリして小型テントでも窮屈さを感じません。 - 軽量で持ち運びやすい
軽量アルミモデルが多く、徒歩やバイク、自転車でのキャンプでも気軽に使えます。 - 設営スペースを選ばない
高さがないため、テントの形状に干渉しにくく、レイアウトの自由度が高い点も魅力です。
これらのメリットから、ローコットはソロキャンパーはもちろん、荷物を軽くしたいファミリーキャンパーにも支持されています。
ローコットのデメリット
ローコットは便利なアイテムですが、万能ではありません。購入前にデメリットや注意点を知っておくことで、「思ったより使いづらかった…」という失敗を防げます！
ここでは、利用者が感じやすいポイントをまとめました。
デメリット
- ハイコットより座りにくい
腰掛けるには高さが低いため、立ち上がりにくさを感じる人もいます。 - 冬場は底冷えしやすいことがある
地面からの距離が近いぶん、寒い時期は断熱マットを併用すると快適です。 - 組み立てに力が必要なモデルもある
軽量タイプでも、テンションを張る設計のものは慣れるまで多少の力が必要です。 - 体重のかかり方によって沈み込みを感じる場合がある
脚の本数が少ないモデルでは、中央部分の沈み込みを感じやすいことがあります。
デメリットとはいえ、対策がしやすいものばかりなので、使い方を理解すればローコットの快適さを存分に活かせますよ。
ローコットを選ぶときに見るべき5つのポイント
ローコットはモデルごとに特徴が大きく異なるため、「何を基準に選ぶか」で使い勝手が大きく変わります。快適な寝心地や設営のしやすさはもちろん、持ち運びやすさや耐荷重の安心感まで、チェックしたい項目は多岐にわたります。
ここでは、後悔しないための5つのポイントをわかりやすく解説します。
快適に眠れるサイズをチェック
ローコットの寝心地は、長さ・幅・高さの3つで決まります。特に幅は寝返りのしやすさに影響するため、体格に合ったサイズを選ぶことが大切です。
サイズ選びの目安
- 長さ：180〜190cm以上が一般的
→ 身長170cm以上なら190cm前後が安心 - 幅：60〜70cmが主流。広めが好みなら70cm以上を
→ 大柄な人や寝返りを多く打つ人に向いています - 高さ：15〜20cmのロースタイルが多い
→ テント内を広く見せたい人におすすめ
おすすめの幅の目安
| 体格・好み | おすすめ幅 |
| 細身・小柄 | 60〜65cm |
| 標準体型 | 65〜70cm |
| ゆったり眠りたい | 70cm以上のワイド |
サイズ感が合っていないと疲れやすくなるため、体格や寝相に合わせて選びましょう。
組み立てのしやすさは重要ポイント
ローコットはモデルによって組み立てやすさに差があります。特に初心者やファミリーキャンプでは、短時間でサッと設営できるものが便利です。
組み立てやすいモデルの特徴
- ショックコード内蔵フレーム
→ パーツがつながっているため迷わず組み上げられる - ワンタッチレバー式
→ 力を入れずにテンションがかけられる - 分解しやすい脚構造
→ 片付けの手間が少なく、撤収もスムーズ
「組み立てやすさ」はキャンプ場でのストレスに直結するため、口コミなどで確認しておくと安心です。
軽量・コンパクトで携帯性を確保
持ち運ぶ機会が多い人ほど、ローコットの重量や収納サイズが重要になります。バイク・徒歩・自転車キャンプをする人は、軽量モデルを優先するのがおすすめです。
重量の目安
- 2kg前後：非常に軽量（徒歩・バイク向け）
- 2.5〜3.5kg：バランス型（車・オートキャンプ向け）
- 4kg以上：安定感重視。携帯性はやや劣る
収納サイズの目安
- 小さく収まるモデルほどザックに入れやすく、積載の自由度が高まります
- UL（ウルトラライト）向けでは、ペットボトル2本分ほどの収納サイズのものも
軽量性と安定感はトレードオフなので、キャンプスタイルに合わせて優先順位を決めましょう。
シートとフレームの素材を確認
ローコットは素材によって強度・軽さ・耐久性が変わります。素材の違いを理解して選ぶことで、長く安心して使えます。
素材によって使用感が大きく変わるため、用途や季節を考えて選びましょう。
安心して使える耐荷重を選ぶ
ローコットはモデルごとに耐荷重が異なるため、必ずチェックしたいポイントです。耐荷重が不足していると、沈み込みやフレームの歪みにつながります。
耐荷重の目安
- 最低80kg以上は必須
- 安心して使うなら100〜150kgが理想
- ワイドタイプは耐荷重も高め（150kg以上が多い）
耐荷重が高いメリット
- 大柄な人でも沈み込みにくい
- 長期間使ってもフレームが歪みにくい
- 寝返りの際の安定感が段違い
耐荷重は「安全」と「快適さ」の両方に関わるため、予算に余裕があれば高耐荷重モデルを選ぶと満足度が高くなります。
人気のローコットおすすめ15選【価格帯別】
1万円以下で手軽に購入できるモデルから、1〜2万円台のバランス重視タイプ、そして2万円超の快適性に特化したハイグレードモデルまで、幅広いローコットを厳選しました。
軽量・ワイド・激安・ブランド特化など、キャンプスタイルに合わせて選びましょう。
1万円以下で買える安いローコットおすすめ5選
① Moon Lence（ムーンレンス） アウトドアコット
ポチップ
軽量で組み立ても簡単な、エントリー用として人気のモデル。値段以上の安定感があり、ソロキャンプでも扱いやすい点が魅力です。
- サイズ：使用時 約190×70×17cm
- 重量：約2.2kg
- 耐荷重：約160kg
② Naturehike（ネイチャーハイク） フォールディングキャンピングコット
ポチップ
剛性が高く、寝返りしても揺れにくい安定性が特徴。価格に対して生地の品質が高く、長く使えるコスパ型。
- サイズ：使用時 約190×65×15cm
- 重量：約2.3kg
- 耐荷重：約150kg
③ QuickCamp（クイックキャンプ） ローコット
ポチップ
ローコットデビューにも最適な、価格と実用性のバランスが魅力の1台。組み立てもシンプルで扱いやすく、コスパも最高なのでサブとして使っても◎。気軽に導入しやすい点が人気です。
- サイズ：使用時 約192×66×18cm
- 重量：約5.7kg
- 耐荷重：約100kg（静止荷重）
④ FIELDOOR（フィールドア） アルミコンパクトコット
ポチップ
軽さと携帯性に優れ、バックパックスタイルでも持ち運びやすいモデル。組立構造もわかりやすく初心者向け。
- サイズ：使用時 約190×60×17cm
- 重量：約2.7kg
- 耐荷重：約150kg
⑤ Hilander（ハイランダー） 軽量アルミローコット
寝面がやや広めで、安い価格帯でも寝心地に妥協したくない人におすすめ。脚構造がシンプルで扱いやすい。
- サイズ：使用時 約188×68×16cm
- 重量：約2kg
- 耐荷重：約80kg
1〜2万円のローコットおすすめ5選
① DOD バッグインベッド
ポチップ
収納性が優れ、コンパクト化にこだわる人に最適。しっかりとした張り感で、沈み込みすぎず寝心地も良好。
- サイズ：使用時 約183×72×15.5cm
- 重量：約2.6kg
- 耐荷重：約120kg
② WAQ 2WAY フォールディングコット
ポチップ
ハイ・ロー切替ができ、シーンに合わせて使い分け可能。耐荷重が高く、大柄な人でも安心。
- サイズ：使用時 約190×65×17/37cm
- 重量：約3.2kg
- 耐荷重：約150kg
③ VASTLAND（ヴァストランド） 2WAY コット
ポチップ
ガッチリした安定感と高耐荷重が魅力。品質の割に価格が抑えられており、コスパ重視の人に向いています。
- サイズ：使用時 約190×65×19cm
- 重量：約2.8kg
- 耐荷重：約150kg
④ 東京クラフト（TOKYO CRAFTS） UTコット
ポチップ
ハイスタイルとロースタイルに切り替え可能で、使い勝手が抜群！張りが強く、腰がラクな寝心地です。
- サイズ：使用時 約190×64.5×19cm
- 重量：約2.86kg
- 耐荷重：約150kg
⑤ Coleman（コールマン） コンパクトローコット2.0
ポチップ
ブランドならではの信頼性が魅力。バネ式フレームで設営が比較的スムーズ、長く愛用しやすいローコットです。
- サイズ：使用時 約207×68×18cm
- 重量：約5kg
- 耐荷重：約80kg
2万円超の高品質ローコットおすすめ5選
① Helinox（ヘリノックス） ライトコット
ポチップ
驚くほど軽量で、バックパックキャンプでも持てるほどの携帯性が魅力。耐久性も高く、長期投資として優秀。
- サイズ：使用時 約187×58×12.5cm
- 重量：約1,206g
- 耐荷重：約120kg
② THERMAREST（サーマレスト） ウルトラライトコット
ポチップ
圧倒的な軽量設計で、UL装備のキャンパーから支持されるモデル。組立構造が独特で、張りが強く快適。
- サイズ：使用時 約183×61×10cm
- 重量：約1,195kg
- 耐荷重：約147.5kg
③ ogawa（オガワ） ハイ＆ローコットワイド
ポチップ
広めの寝面としっかりした剛性で、自宅ベッドに近い寝心地。ハイ・ロー切替もできる万能モデルです。
- サイズ：使用時 約191×71×42/25cm
- 重量：約5.2kg
- 耐荷重：約120kg
④ Helinox（ヘリノックス） コットワン コンバーチブル
ポチップ
ハリの強いシートが特徴で、体圧分散が優秀。別売レッグでハイコット化でき、カスタム性が高いのも魅力。
- サイズ：使用時 約191×66.5×16.5cm
- 重量：約2,089kg
- 耐荷重：約145kg
⑤ THERMAREST（サーマレスト） メッシュコット
ポチップ
通気性特化のメッシュ生地で、夏でも蒸れない快適さ。軽いのに耐荷重がしっかりあり、長く使える良質モデル。
- サイズ：使用時 約196×66
- 重量：約1,620g
- 耐荷重：約147.5kg
ローコットのよくある質問まとめ
ローコットを初めて購入する場合、「ハイコットとの違い」「寝心地の改善方法」「テントへのダメージ」など、気になるポイントは意外と多いものです。
ここでは、キャンパーから寄せられることの多い疑問をまとめました。
ハイコットとの違いは？
ローコットは高さが低く、軽量でテント内の圧迫感が少ないのが特徴です。小型テントや荷物を減らしたいソロキャンプに向いています。一方、ハイコットは座りやすく、下に荷物を置けるため、ゆったり過ごしたいファミリーキャンプに適しています。
軽さや携帯性を重視するならローコット、快適性や着替えのしやすさを求めるならハイコットを選ぶと失敗しません。
ローコットの寝心地を良くするコツは？
ローコットはそのままでも使えますが、マットを1枚敷くだけで底冷えを防ぎ、寝心地が大きく変わります。夏場は蒸れにくいカバー、冬は保温性のある素材を選ぶと季節に合わせた快適さが得られます。
枕の高さが合わない場合はタオルで調整すると自然な姿勢になり、翌朝の疲れも残りにくくなりますよ。
テントの床は傷まない？
ローコットの脚は点で支える構造のため、そのまま使うと床に跡が残ることがあります。ただし、脚に保護キャップを付けたり、テント内にシートを敷いたりするだけで負荷を大きく減らせます。
基本的には、このような簡単な対策をしておけば床が破れたり傷ついたりする心配はほとんどありません。
軽量なローコットで快適にキャンプを楽しもう！
軽量なローコットは持ち運びが楽で、どんなテントでも使いやすいのが魅力です。寝心地を少し工夫すれば、自宅のベッドのような心地よさも得られます。自分のスタイルに合う1台を選んで、キャンプの夜をもっと快適に過ごしてみてください。
▼コットについては、以下の記事でも紹介しています！
