【北海道ライター直伝】雪中キャンプ成功の秘訣5選!極寒を快適にする厳選道具

キャンプスタイル

2026.02.20 投稿

【北海道ライター直伝】雪中キャンプ成功の秘訣5選!極寒を快適にする厳選道具

タカマツミキ

タカマツミキ

「雪中キャンプなんて寒くて無理!」と思っていませんか?実は、虫もいなくて静寂に包まれた冬のキャンプこそ、一度味わうと抜け出せない魅力があるのです。防寒対策さえ万全にすれば、夏の混雑したキャンプ場よりも快適に過ごせることも。北海道在住のアウトドアライターの私が、極寒の地で培った経験をもとに、雪中キャンプを成功させるための5つの秘訣と、失敗しないための厳選アイテムをご紹介します!

雪中キャンプ成功の秘訣① テント設営の重要ポイント

@mb_suzuki提供画像

雪中キャンプの設営は、整地と固定が命です。ふかふかの雪は手強いですが、コツさえ掴めば夏より自由にレイアウトできます。

ポイント1. しっかり踏んで、地ならし

雪の上にテントを張る際、最も重要なのが圧雪(踏み固め)です。中途半端だと体温や暖房の熱で床の雪が溶け、凸凹になることも。スノーシューや足を使って、テントのサイズよりも一回り広く、できるだけカチカチになるまで踏み固めましょう。ここで手を抜かないことが、快適な居住空間を作る第一歩です。

ポイント2. ペグは「効かせる」工夫を

サラサラの雪に通常のペグは効きません。以下の方法で確実に固定します。

雪の固定方法

  • スノーペグを使う:雪専用の幅広ペグやサンドペグ、U字ペグ等を使用します。
  • デッドマン方式:雪が深い場合は、ペグを十字にして埋めたり、薪や袋に雪を詰めたものを埋めてアンカーにしたりします。

ポイント3. テントのスカートで外気を遮断!

テントの裾にあるスカートは、外気を遮断する際に大事な部分。雪上ではスカートを外側に広げ、その上に雪をたっぷり乗せて固定します。これで隙間風をシャットアウトしてくれますよ。

ポイント4. ファスナーの凍結対策

結露でテントの出入り口のファスナーが凍りつき、朝開かなくなることも。シリコンスプレーを吹きかけておくか、ロウソクの蝋を塗っておくとスムーズに動きますよ。

雪中キャンプ成功の秘訣② テント選びは形と素材を見極める

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雪の重みや結露、暖房効率を考えると、夏用テントの流用は厳しいです。

設営が楽で雪が落ちやすい「ティピーテント」

雪中キャンプの定番は、とんがり屋根のティピーテントです。 傾斜がきついので屋根に雪が積もりにくく、雪下ろしの手間が減ります。また、構造がシンプルなので、寒い中での設営・撤収がスピーディーに行えるのも大きなメリットです。

結露に強い「TC(ポリコットン)素材」

外気との温度差が激しい冬は、結露が大敵。ポリエステルなどの化学繊維は結露しやすいですが、TC素材(テクニカルコットン)なら通気性が良く、結露を大幅に軽減できます。火の粉にも強いので、近くで焚き火を楽しみたい人にもおすすめです。

※テント内で薪ストーブ等を使う行為はメーカー非推奨のため自己責任となります。必ず一酸化炭素チェッカーを複数設置し、常時換気を行ってください。

TOKYO CRAFTS『ダイヤフォートTC』

私が雪中キャンプで愛用しているTOKYO CRAFTSの『ダイヤフォートTC』は、冷気を遮断するスカートと結露に強いTC素材を採用しています。フロント部分の天井が高く圧迫感がないので、悪天候時にテント内へこもる際もストレスなくオールシーズン使える、おすすめのテントです。

雪中キャンプ成功の秘訣③ 雪中だから楽しい3つのアクティビティ

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寒さを忘れるほど楽しい、雪国ならではの遊び方があります。

スノーシューで新雪ダイブ

テントの周りを散策するだけで大冒険。スノーシューがあれば、膝まで埋まるような新雪の上もスイスイ歩けます。子どもと一緒に誰も踏んでいない雪原にダイブするのは最高の思い出になるでしょう。

ベルトワマーケット
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ソリは「運搬」兼「遊び道具」

荷運び用として便利なソリですが、設営が終われば最強の遊び道具に。童心に帰って坂を滑り降りれば、体もポカポカ温まりますよ。

天然冷蔵庫を作る

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テントの脇に穴を掘ってビールや食材を入れれば、天然の冷蔵庫・冷凍庫の完成。夜にはランタンを入れると、幻想的な灯りが楽しめます。

雪中キャンプ成功の秘訣④ ぽかぽか料理とおすすめバーナー

氷点下の環境では、ガス缶の火力が落ちる「ドロップダウン現象」が起きます。北海道の冬キャンパーが信頼を置くのは、ホワイトガソリンなどを燃料とするバーナー。外気温に関係なく高火力を維持できます。もしガスを使うなら、必ず「寒冷地用(ハイパワー)」のガス缶を用意しましょう。

おすすめアイテム:コールマン『スポーツスターII』

冬の北海道でも大活躍しているのが、コールマンの『スポーツスターⅡ』です。氷点下時でも普段通りに使用することができ、パワフルな火力でお湯を沸かしたり調理などもお手のもの。寒冷地でも安心して使えるバーナー探している人には、おすすめできます。

スペック

  • 価格:¥19,580(税込)
  • 火力:最高時約2,125kcal/h
  • 燃料タンク容量:約520cc
  • 燃焼時間:約1.5~3時間
  • 本体サイズ:約φ14×14(h)cm
  • 重量:約960g
  • 付属品:プラスチックケース
  • 使用ジェネレーター:Model 400B2891

雪中キャンプ成功の秘訣⑤ 命を守る「睡眠環境」

「寒くて眠れない」は雪中キャンプ最大の失敗です。ここは一番コストをかけるべきポイントでもあります。真冬の地面からの冷気は強烈なので、断熱性能を示すR値が「6.0以上」になるよう意識しましょう。 おすすめは「クローズドセルマット」+「インフレーターマット」の重ね技。底冷えさえ防げば、冬キャンプでも寝心地が良い環境を作り出せますよ。

シュラフは表示温度を過信せず、現地の最低気温より低いスペック(快適温度がマイナス10℃〜20℃対応)のマミー型を選びましょう。足元に湯たんぽを入れると、朝までぐっすり眠れます。

おすすめアイテム:サーマレスト『ネオエアーXサーモ NXT』

「これさえあれば家のベッド」と言われるほどの厚さと断熱性。R値7.3を誇り、北海道の厳冬期でも快適に眠られると人気のアイテムです。

スペック

  • サイズ:R/51×183cm、RW/64×183cm、L/64×196cm
  • 収納サイズ:R/23×11cm、RW・L/28×13cm
  • 重量:R/439g、RW/540g、L/567g
  • 付属品:ポンプサック、スタッフサック、リペアキット
  • 素材:30DHTナイロン/70Dナイロン
  • R値:7.3

最後に!一番の秘訣は“勇気ある撤退”

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ここまで成功の秘訣をお伝えしましたが、自然相手に「絶対」はありません。特に冬山では、数十分で視界がなくなるホワイトアウトや、テントが倒壊するほどの暴風雪に見舞われることがあります。「予報より天気が荒れてきた」「装備に不安を感じた」そう思ったときは、「諦めて帰る(撤退する)」という決断も立派な雪中キャンプのスキルです。無理をして怖い思いをするより、また次の晴れた日にリベンジすればいいのです。

しっかり準備をして、安全第一で白銀の世界を楽しんでくださいね!

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