こんにちは。キャンプ系YouTuberのFUKUです。今回は面白そうなアウトドアテーブルのご紹介です。すでにあらゆる便利なテーブルが出尽くしたのではないかと感じておりましたが、今回紹介するネイチャーハイクの折り畳みテーブルは、商品ページを見る限りかなり面白そうで、さらに買いやすい価格帯ということで気になって購入してみました。
ネイチャーハイクの新作折り畳みテーブルを購入

今回紹介するのは、数年前に日本法人もできた大手ブランド「Naturehike(ネイチャーハイク)」の新作ミニテーブルです。
- 寸法:奥行21cm×幅31cm×高さ10.3cm
- 重量:300g
- 耐荷重:30kg
- 材質:アルミニウム合金
お値段は、Amazonで10%オフクーポン適用中だったので、2,961円でした。
実物を確認

ぴったりサイズの、いい感じのケースに入っています。
よくあるA4サイズのミニテーブルのようなサイズ感で、天板はアルミ製。とても綺麗です。

軽量化のためだと思われるパンチ穴が開けてある加工を見ると、スノーピークのテーブルを思い出します。

天板にはネイチャーハイクのロゴが入っています。ロゴの近くに少し汚れが付いていました。
筆者はあまり小さな汚れは気になりませんが、テーブル自体がとても綺麗に作られているので目立ってしまいます。

2つ折りになっている天板を開いてみると、脚のパーツはステンレス製になっていて、変わった作りのように見えます。
商品ページに紹介動画があり、それを見ただけで組み立てられそうな仕組みでした。
おすすめポイント【1】組み立て&撤収の早さ

脚を起こすと、はまって立ってくれました。

そして脚を展開して、ツメのようになっているところに差し込むと、カチッとはまりました。

4箇所をパチンとつければ、全くグラグラしません。

すごく簡単ですね。ワンタッチではありませんが、数秒で組み立てることができると思います。
片付ける時は脚のツメを外して、このまま畳んでしまえばいいですね。
畳む時に脚が片方の面に押されるので、畳むだけで撤収完了です。

すごく簡単じゃん!
もう1度、さっと組み立てて、ささっと片付けてみると、5秒もかからないくらいでした。
フィールドホッパーには負けてしまいますが、その他のミニテーブルには展開の速さでは勝っているのではないでしょうか。
早く畳めてさっと展開ができる。この展開と撤収の速さの感動は、フィールドホッパーの次くらいです。
おすすめポイント【2】高さ

このテーブルの高さは、地面から10.3cmほど。
A4サイズクラスのテーブルで高さ10cmを超えるものはあまりないと思うので、ちょっと高いというのはチェア派の人が使用するミニテーブルとしてはいいと思います。
おすすめポイント【3】軽い

このテーブルの重量は、かなり軽く、300gです。
フィールドホッパーよりも軽く、スノーピークのオゼンライトより少し重いくらい。
ただ、天板がより広くて、脚のフレームも高さがあるにも関わらず、オゼンライトの270gに対して30g重いだけというのは、かなり軽量化にこだわっていますよね。
実際に測ってみると301gで、公称値とほぼ同じ値でした。
軽く、組み立てが早く、天板も広めで、高さがあるのが特徴です。
おすすめポイント【4】耐荷重

実はもう1つ売りがあるのですが、耐荷重がなんと30kgだそうです。
フィールドホッパーやオゼンライトが耐荷重3kg程度なのは、軽量ミニテーブルゆえに仕方がない点です。
軽く作るために天板はアルミ合金性で薄いものになり、脚も細いフレームを使うことになるので、耐荷重を設定しようとすると3〜4kgくらいがやっとだと思います。

耐荷重30kgって、薄い天板に細いフレームでは厳しいと思うな。本当かな?
耐荷重の検証をしていきます
細い脚で耐荷重30kgは信じられませんが、実際に検証開始です!
検証をしていきます
重たいものを探してきたので、載せてみましょう。

重さ5kgの砂袋を載せて、さらにもう1つ5kg合わせて10kg載せました。
これだけでオゼンライトやフィールドホッパーの耐荷重をはるかに上回っています。
確かに、耐えている感じです。

揺らしたり、ひねるような動作は危険だと思いますが、下にかかる荷重10kgは問題なさそうです。
もっと載せていきますよ。「壊れてしまったらどうしよう・・・」と心配になります。
8kgの砂があったので、さらに載せていきます。

かなりの重さですが、合計18kgでも大丈夫。

さらにこれに8kgのダッチオーブンを乗せても大丈夫そうです。
計算上はあと4kgと書いてあるので、あと5kgの砂利を乗せて終わりにしましょう。
ミニテーブルでこんなことしたの初めて。

メーカーが保証しているとはいえ、やっている方が精神的にドキドキします。

ちょっとこれはヒヤヒヤする検証でした。
検証後のテーブルは大丈夫なのか!?

本当に耐えられたのか見てみると、変化はありません。

特に歪んでいる感じはしませんし、畳んでみても問題なさそうです。
とはいえ、ミニテーブルに30kgのものを載せるというシチュエーションが思い浮かびません。
ほぼA4サイズのテーブルに水がたくさん入ったジャグを載せても、10kgとかですよね。
だから「30kgに耐える」という性能は確かにすごいですが、キャンプでこのような載せ方はしないと思うので、オーバースペック的な要素が、ワクワクして面白いですよね。

テーブルは少々雑に扱ったりしても、頑丈でした。
超軽量!組み立て簡単なテーブル

A4サイズのテーブルは、ケトルとカップと小さなランタンを置いたらほぼいっぱいになります。
あくまでもミニテーブルなので、大きなキャンプサイトの中ではサブテーブルにしかならないと思いますが、コンパクトなソロキャンプ装備ならこれで十分ですね。
300gだったら重さとしても気にならないレベルなので、徒歩でキャンプに行く人や山歩きする人も持って行きやすいと思います。

バネの力で収まっているのでちょっとだけ広がろうとする力が働いていますが、パッと開いてしまうということはありません。
組み立て、撤収はそれぞれ5秒くらいですね。
A4サイズ+αでちょっと高さがあって、軽量な300g、それでいて耐荷重30kgのテーブルが3,000円くらいはいいですね!

これは久々にいいテーブルが出てきたなと思いました。
気になるところ

ちなみに商品ページを見ると、天板が平らではなかったというレビューがありました。
本体を押してみても、そこまで歪んでいないように思います。

わずかに真ん中が上がっているような気もしますが、気になるレベルではなく、大体平らな天板になってるんじゃないかなと思います。
もしかすると初期不良があって改善されているのかもしれませんし、個体差かもしれませんが、筆者が購入したものは問題なさそうでした。

もう1つ、脚にポツポツと黒い錆のようなものが付いています。
他の脚にはなく、ここだけですね。
天板の汚れ含めて個体差かもしれませんが、筆者が買ったものには少々気になる汚れはありました。
他のミニテーブルとの比較

SOTOのフィールドホッパーと比べてみると、やはり高さが違います。
地面に座っているようなスタイルならいいですが、椅子に座ると高さのあるテーブルの方がより使いやすいかなと思いました。

天板を重ねてみると、奥行きは同じですが、幅が広いのがわかります。
フィールドホッパーと比べると少し幅と高さのあるテーブルでした。
ネイチャーハイクの新作テーブルはコンパクトで軽量!おすすめです

いかがだったでしょうか。
少々汚れや錆がついているところもありましたが、使用には問題なさそうです。
コンパクトで軽量な装備が好きな人は、このネイチャーハイクのテーブルを選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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