【結論】キャンプギアに100万円使った僕が選ぶ「後悔しない必需品7選」

キャンプギア

2025.10.22 更新

【結論】キャンプギアに100万円使った僕が選ぶ「後悔しない必需品7選」

せじ

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※本記事には、プロモーションが含まれています。

気付けば100万円以上つぎ込んできたキャンプギア。けれど、あまり使わなかったものや、「これじゃなくてもよかったな…」と思うものもあり、買い替えてきました。そんな遠回りをしてきたからこそ分かったのは、「最初の数点をうまく選べば、キャンプはちゃんと楽しめる」ということでした。今回はその経験をもとに、これから始める方にとって“これさえあれば安心”と思えるアイテムを紹介していきます。

ファミリーキャンプでの失敗が教えてくれた「本当に必要なもの」

筆者撮影

キャンプギアは種類が多すぎて、初心者ほど迷いやすいものです。

わたしも例外ではなく、たとえば最初に買ったのは憧れのガスランタン。



ところが、点火や扱いが思った以上に難しく、子どもが小さいこともあって「これは危ないかも」とほとんど出番がなくなり、結局すぐにLEDランタンに買い替えました。

そんな風に「使いこなせないギア」にお金をかけてしまったことが何度もあります。

でもその失敗を重ねるうちに、「これは必ず役に立つ」「逆に、最初からはいらなかった」という線引きが見えてきました。

この記事では、そうした実体験から導き出した“最初にあると快適に過ごせるギア”を紹介していきます。

「失敗も大事な経験」とはいいますが、最短ルートでベストなギアと巡り合いたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

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ざっくり計算したら本当に100万円くらいで、ゾッとしました。
遠回りもいいけど、せっかくなら近道したいですよね。

【後悔したくない!】キャンプ初心者が最初にそろえておきたい”おすすめギア7選”

筆者撮影

それでは、わたしが数々の失敗を経てたどり着いた、初心者キャンパーさんおすすめアイテム7つ紹介していきます。

とくに子連れファミリーキャンプデビューに向けて、という視点でピックアップしました。ぜひ道具選びのヒントにしてみてくださいね。

1.設営の手間を大幅時短!”エアテント”

筆者撮影

はじめてファミリーキャンプに挑戦したとき、見栄もあって大型の2ルームテントをレンタルしました。

ところが実際に張ってみると、ポールが多く手順も複雑で、気づけば設営に2時間…。

その間、子どもは退屈してグズるし、大人は汗だくでクタクタ。楽しむ前にすでにヘトヘトに。

この経験から痛感したのは、「初心者ファミリーにとっては、設営の簡単さこそ最優先だ」ということ。

大きくて豪華なテントに憧れるものですが、初めてのキャンプは“楽に立てられること”が快適さにつながります。

筆者撮影

そこでおすすめなのが、空気を注入して立ち上げるエアフレーム式テント。特におすすめがDODのエアボーンです。

エアフレームとポールを組み合わせた画期的なハイブリッド構造で、設営の簡単さと居住性を両立したファミリーモデル。
特にメインのエアフレームは手動ポンプでもわずか1分で立ち上がり、初めてでも10分足らずで設営できます。

面倒な設営の手間を大幅軽減で、家族を待たせる時間がぐっと減ります。

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じつはこのエアボーン、以前メーカーさんからお借りしてレビューしたのですが、あまりに楽すぎて「最初に買うなら絶対これだ」と実感したテントなんです。

DOD/エアボーン

  • 組立サイズ(外寸):(約)W600×D300×H300cm
  • インナーサイズ:(約)W220×D270×H190cm
  • 収納サイズ:(約)W70×D35×H40cm
  • 総重量 :(約)16.9kg
  • 収容可能人数:大人4~5名
  • 最低耐水圧:テント本体:3,000mm、フロア:5,000mm
  • UVカット:UPF 50+
  • DOD STORE価格:129,800円(消費税/送料込)

▼詳しいレビュー記事はこちらにまとめていますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

2.焚き火のハードルをぐっと下げる名作「コールマン ファイアディスク」

筆者撮影

今でこそ持ち運びやすさを重視して、軽くてコンパクトな組み立て式の焚き火台を使っていますが、毎回のセッティングが地味に面倒。

いざ夕暮れ時になると「今日は焚き火いいか…」なんて日も少なくありません。

そんな我が家の焚き火デビューは、コールマンの「ファイアディスク」でした。

あのころは何も分からず選んだのですが、いま振り返るとこれが本当に大正解だったと思います。

筆者撮影

火を扱う道具だからこそ、信頼と実績のあるブランドを選ぶのがいちばん安心。

扱いやすくて安全性の高い構造は、初心者ファミリーの強い味方です。

足を開くだけでセッティング完了。あっという間に焚き火がスタートできる手軽さが魅力。それでいて安定感も抜群。見た目以上にタフで、初めての焚き火台としてぴったりの名作です。

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シンプルがいちばん。これが“楽するキャンプ”の第一歩なんですよね。

コールマン/ファイアディスク

  • 本体:約直径45×高さ23cm
  • 重量:約1.6kg 
  • 耐荷重:30㎏
  • 材質:ステンレス鋼
  • 価格(税込):8,690円

3.キャンプ料理は頑張らなくていい”イワタニ『焼き上手さん』”

筆者撮影

キャンプを始めたころは、「キャンプ飯=BBQ」だと思い込んでいました。

ところが実際にやってみると、炭をおこすのもひと苦労。火加減の調整も難しく、気づいたら肉は丸焦げ…。

せっかくのキャンプなのに、食べるころには疲れ切っていたのをよく覚えています。

そこで気づいたのが、「キャンプのご飯は炭火じゃなくてもいい」ということ。

無理に本格BBQスタイルにこだわらず、もっと気軽に楽しめる方法があるんです。

筆者撮影

その答えが、イワタニのカセットガスホットプレート『焼き上手さん』。

家庭用ホットプレート感覚で使えるのに、火力は十分。カセットガス式だからスイッチひとつで点火でき、火加減も自由自在です。朝食のホットケーキから夜の焼き肉まで、これ一台で幅広く対応できるのも魅力。

炭の準備や片付けに追われることなく、「おいしく、ラクに」家族みんなでキャンプ飯を楽しめます。

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別でフライパンや鍋を準備する必要ないから、持ち物も減ってなおさらGOOD。

イワタニ/焼き上手さんβ

  • 本体:471×334×169mm
  • プレート:約342×268×22mm(内寸)
  • 本体の重さ:約4.5kg
  • 火力:2.1kW (1,800kcal/h相当、152g/h)
  • 連続燃焼時間: 約120分
  • 価格(税込):16,500円

4.安全で雰囲気もアップ”LEDランタン”

筆者撮影

キャンプといえば“炎の灯り”。その雰囲気に憧れて、最初にガスランタンを購入しました。

ところが実際に使ってみると、点火や火力の調整が思った以上に難しく、子どもが近づくたびにヒヤヒヤ。

結局、安全面が心配であまり使えず、すぐにLEDランタンを買い直すことになりました。

この経験から学んだのは、「ファミリーキャンプでは安全と手軽さを優先すべき」ということ。

ガスやオイルのような“本格派”にこだわるよりも、使いやすく安心して灯せるギアの方が、結果的に快適に過ごせます。

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おすすめは、アルペンアウトドアーズLEDシェードランタン

スイッチひとつで点灯でき、明るさ調整も自由自在。便利なスタンド付きで、吊るす・立てる・手に持つ、とさまざまなシーンに対応可能です。

シチュエーションによって選べる3つのサイズ展開も、初心者にとっては助かるポイント。

火の扱いに気を張ることなく、子どもと一緒に安心して夜時間を過ごせる。LEDランタンは、まさにファミリーキャンプの“夜の必需品”です。

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夜のキャンプ場でも子どもが安心して過ごせる。それだけで、キャンプの満足度が大きく変わります。

Alpen Outdoors(アルペンアウトドア―ズ)/LED シェードランタン 300

  • 本体:約5×5×15cm
  • 重量:約140g
  • メーカー表示光量:最大300LM
  • 照明時間:約3~13時間
  • 連続燃焼時間: 約120分
  • 充電時間:3~4時間(USB Type-C)
  • 価格(税込):3,999円

▼詳しくはこちらのレビュー記事でも紹介しています。ぜひご覧ください。

5.軽くて保冷力も優秀”ソフトクーラーボックス”

筆者撮影

キャンプといえば、あの大きくてゴツいクーラーボックスを思い浮かべがち。私も例に漏れず「キャンプならこれでしょ」と思い込んでいました。

けれど実際は、重いし場所を取るし、しかもけっこう高価。

結局、初めての時はスーパーでもらった発泡スチロール箱に食材を詰め込んで持って行っていました。

もちろん保冷力はこころもとないし、見映えもイマイチ…。

筆者撮影

そんな遠回りを経て分かったのは、「一泊程度のキャンプならソフトクーラーで十分」ということ。

最近のソフトクーラーボックスはデザインもアウトドアライクでかっこよく、保冷力も優秀。分厚い断熱材でしっかり冷たさをキープしてくれます。

軽くて持ち運びやすく、使わないときはコンパクトに畳めるタイプもあります。しかもハードクーラーに比べて価格も手頃で、コスパは抜群。

最初のクーラー選びで迷ったら、ソフトクーラーから始めて正解。そう言い切れるほど、今のソフトタイプは完成度が高いです。

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“ハードじゃなきゃダメ”と思いがちですが、実はソフトクーラーのほうが出番が多いです。

ChillCamping (チルキャンピング)/ソフトクーラーバッグ L

  • 本体:横40×奥行30×高さ32cm
  • 重量:約1,000g
  • 容量:38.4 リットル
  • カラー:ブラック、カーキ
  • 価格(税込):5,780円

6.しまう・積む・座る!万能すぎる収納ボックス「トランクカーゴ」

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キャンプを始めると、道具をそろえるのに夢中になり、気づいたら“荷物の山”。

我が家も例外ではなく、テントやチェア、調理器具が車の中で散乱して、毎回の積み込みがちょっとしたパズル状態でした。

そんなときに出会ったのが、この「トランクカーゴ」。

見た目はシンプルながら、頑丈で座れる・テーブルにもなる・積み重ねもOKという万能ぶり。

しかもアウトドアサイトに馴染むデザインで、置いてあるだけで様になります。

筆者撮影

わたし自身、何を入れるか試行錯誤してきましたが、いまは焚き火ツール一式をまとめて収納。これがまた快適なんです。

とりあえずひとつ持っておいて損はない、“縁の下の力持ち”的アイテムです。

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サイズ展開も豊富で、本当に便利。何を入れるか考える時間すら楽しいですよ。

トランクカーゴ/ TC-50S LOW

  • 本体:W600×D390×H240(mm)
  • 重量:2,307g
  • 耐荷重:(約)100kg
  • 容量:30L
  • 材質: PP(ポリプロピレン)
  • 価格(税込):4,480円
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7.サイトの雰囲気を壊さない“青くないブルーシート”

筆者撮影

キャンプを始めたころ、ホームセンターでとりあえず買った普通のブルーシート。

レジャーシート代わりにしたり、荷物置き場にしたり、突然の雨から守るカバーにしたりと、とにかく万能アイテムでした。

1〜2枚あるだけで本当に助かるんですよね。

でもあとでキャンプ写真を見返すと…自然の中であの鮮やかなブルーだけが浮いてる!

せっかくのキャンプサイトの雰囲気が、ブルーシート一枚で一気に台無しになってしまいました。

キャンプの道具は機能だけじゃなく“景観との相性”も大事。特にファミリーキャンプでは、写真を見返したときの思い出感がまるで違います。

筆者撮影

そこで手にしたのが、ありそうでなかった自然色のブルーシート
ブルーシートならではの防水性はそのままに、景観を壊さないニュアンスカラーでサイトにもすっと馴染みます。

荷物置き・レジャーシート・グランドシート・雨よけなど、使い方はまさに無限大。
“おしゃれサイト”を目指す初心者ファミリーにもぴったりのアイテムです。

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写真映えって、地味に大事(笑)。自然色のブルーシートに変えたら、サイトがいっきに垢抜けました。

MARSOL(マルソル)/ ニュアンスカラーブルーシート

  • サイズ:幅2.0m×長さ1.0m 他
  • 耐水圧:3000mm以上
  • 素材:ポリエチレン
  • カラー:オータムリーフ(他全6色)
  • 価格(税込):1,100円

▼詳しくはこちらにまとめていますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

ムダ買いしないキャンプギア選びで、家族キャンプに一歩踏み出そう!

筆者撮影

キャンプギアは見ているだけでも楽しくて、あれもこれも欲しくなってしまうものです。

わたし自身もその気持ちにまかせて買い集め、結果的に100万円以上使ってきました。もちろん後悔したものもたくさんあります。

でも、その経験があったからこそ「本当に最初に必要なもの」が分かりました。

今回紹介したギアは、わたしが数々の失敗を経てようやくたどり着いた、”これからキャンプを始めたい人に推したいスターターセット”です。

まずはここからスタートすれば、安心してキャンプを楽しめますし、無駄な買い物も減らせるはずです。

あとは経験を重ねながら、あなたのスタイルに合わせて少しずつギアを増やしていけば大丈夫。

遠回りしてきたわたしの経験が、これからキャンプを始める方の一歩を後押しできれば嬉しいです。

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