こんにちは!キャンプ系YouTuberのFUKUです。今回はダイソーの防災用品特集です。久しぶりに防災用品コーナーを覗いたら、以前よりとても充実していました。ここ最近、半年〜1年の間だと思いますが、驚くほど防災用品に力を入れているようなので、おすすめをご紹介しようと思います。
【1】防災備蓄用エアーマット 税込770円

まず最初は防災備蓄用エアーマットです。お値段は税込み770円でした。
コンパクトさと価格が魅力的なエアーマット
空気を入れるエアーマットというのは、100円ショップ初じゃないでしょうか。
防災用品なので、もちろん避難所での簡易寝具というのがメインの用途になりますが、場合によってはアウトドアや車中泊にも使えます。

まず何がびっくりかというと、このコンパクトなサイズ感ですね。
薄く折りたまれている状態は、雨ガッパくらいのサイズ。これがエアーマットになるというのがまず驚きです。
重さもエアーマットにしては軽い、291gです。そして膨らませると横幅60cm、長さは195cmにもなります。

よほど背が高い人でなければスペースが余ると思いますから、上の方を丸めると枕にもなります。
エアーマットの特徴としては、このコンパクトになるということに加えて、地面が硬かったりデコボコしているところでもそれを柔らげてくれるクッション性、そして、中に空気が入っているので冷気を遮断する断熱性があります。

そんなに長く使えないかもしれませんが、アウトドアや車中泊で使った場合もかなり快適に寝られるのではないでしょうか。
開封!素材感をチェック

開封すると絆創膏のようなものが入っていましたが、穴が開いてしまった時に補強できるシールが2枚ついていました。
確かに、もしもの場面で使って尖ったところにあたって空気が抜けてしまったら大ピンチ。そんな急な場面に対応できるシールが付いているのも、ありがたいですね。

触った感じは、布団圧縮袋のような素材感です。
単体で寝るというより、上に毛布やバスタオルなど何か布を敷いた方がいいのかもしれません。
とりあえずちょっと丈夫なビニール袋のような素材になっていて、空気を入れるところが2つあります。

青い方は中の筒が潰れることで、空気が戻ってきにくくなります。対して白い方はチューブがついていないので空気を出す時に出しやすいということのようです。
エアーマットに口で空気を吹き込むと、湿気が一緒に入ってしまうので、素材が痛む原因になります。
ただ防災用品なので、いざという時に使うのであれば、口で吹き込んだらいいんじゃないかなと思いますが、その後も何度も使う予定であればポンプを使って空気を入れた方が清潔だし長持ちもするでしょうね。
ダイソーで空気を送るポンプというのも売っているようですね。
今回は口で息を吹き込んで膨らませました。

やはり口で空気を入れると疲れますが、できないことはありません。
ダイソーのエアーマットの寝心地はいかに!

とりあえず見た目は立派なエアーベッドになった感じがしますが、実際の寝心地はどうなんでしょうか。

横になってみると、ちゃんとエアーマットの快適な寝心地でした。
腰が全然痛くなくて楽ですし、うつ伏せになっても顔や首も痛くなく、寝心地だけで言ったらとてもいいです。
これだけ厚みがあって空気が詰まっているので、地面の冷気も凸凹もしっかり柔らげてくれるでしょう。
折りたたみの雨ガッパほどのサイズから、このエアーベッドになって、この寝心地というのは緊急時の実用性としてはとてもいいんじゃないでしょうか。
もちろんテントや車中泊でも、普通に心地よく寝られると思います。
ただ、どうしてもガサガサとビニールの音がするので、仕方ないのかなと思いつつ、微妙なところではありました。

布を敷いて枕も作ってみました。
枕があると素晴らしいですね。エアー枕の心地よさなので、ギシギシガサガサ音を除けばキャンプ用品と比べてもかなりレベルの高い寝心地だと思います。
そのため避難所の床の上で寝るようなこと想定すると腰や体が圧倒的に楽だと思いますので、いざという時にこれがあるとかなり心強いんじゃないでしょうか。
なかなかすごい非常用マットが出てきたなと思いました。

収納時、新品の時のように全く空気がない状態にまで抜くのはかなり難しそうです。
最初の頃のような薄さには戻せませんでした。繰り返し使うならこのくらいのサイズ感になるという妥協が必要だと思います。

良くも悪くも、格安で最初はコンパクトで寝心地がいいということに特化した商品でした。
【2】ポータブルバケツ 税込550円

続いてはポータブルバケツです。お値段は税込み550円でした。
防災にも、家用にも、アウトドアにも使えるコンパクトバケツ

12Lの水が入る大きさの折りたたみバケツですが、これを備えておけばいざという時に水の運搬や確保に役立つというものです。
もちろん釣りやアウトドア、そして普段から家庭用品のバケツとしても使えますね。

開封してみるとケースが付いていました。

本体は、キャンプ用品のドライバッグなどに使われている、丈夫な防水の生地ですね。
それならドライバッグを防災用品にして備えておくというのもありかなと思いますが、こちらはもっとバケツ寄りの形をしているので、バケツとして使うのにはとても便利そうです。

12Lというのは結構な大きさですし、地面に置きやすい形になっていて、持ち手が付いているのも便利ですよね。
満水容量で12Lなので、実際に入るのは10Lくらいでしょうか。

10L入れても、運搬もでき、地面にしっかり置いておける形なので、急な時でも水を入れて置いておくという用途は十分こなしてくれそうですね。
これだけ大きいのでキャンプなどのアウトドアで洗い物を入れたりするのにもいいし、普通に使いやすそうなバケツですね。
防災用品にするなら、普段は畳んで付属の袋に入れておけばとてもコンパクトになるので、これなら防災袋にも入れておけますね。

コンパクトなのは外に持ち出す想定ではいいと思いますが、普通に家で断水になった時も例えばトイレの水を流すなどの用途でもバケツがあった方がいい場面はありそうですね。
【3】非常用簡易トイレ10セット入り 税込550円

流す水も確保できないような時に便利なのが、非常用簡易トイレ10セット入りです。
10個入りで安心な簡易トイレセット

家のトイレが断水で使えなくなったという時も役に立つと思います。
中身を出してみると、排泄物を固めるための凝固剤が10袋と、袋が2種類入っていますね。
黒くて大きな袋が10枚と白い処理袋は4枚だけ入っていました。
おそらく黒い袋で都度使用して、ゴミとして捨てる時にさらにまとめて捨てられる袋が4枚ついているということですね。
防災用品に詳しい人や自分で備えるのが好きな人はお得用の凝固剤を買って袋も別で用意して準備しているという方もいるかもしれません。

しかしこういうパッケージになって10セット分入っているという形で売られていると、これを買って家に置いておくことで、とりあえず急に困った時のトイレで役立つと思います。
置いておくだけで安心感はありますよね。

こういう商品の中では10回分入って550円は安いと思います。
【4】災害備蓄用ライト24時間用 税込110円

続いては災害備蓄用ライト24時間用です。お値段は110円です。
意外と明るい簡易ライト
折り曲げると光る、お祭りなどでもあるライトですね。
明るくて長く光るバージョンだと思いますが、220円の72時間タイプというものも売っていました。
本当に最低限でも使えるくらいの明るさがあるのかというところを見たかったので、開けてみます。

可愛らしいフォルムで、上部がカラビナのようになっているので、色々なところに引っ掛けやすいようにできています。

これを折り曲げると光り出すので、暗くしてから光らせてみると、明るいですね。
これは災害用の明かりとして考えればなかなかですよ。

電池も燃料もいらず、紙に書いてある文字もしっかり読めて、思っていたより明るいというのが率直な感想ですね。
もちろんLEDランタンと比較するとランタンの方がはるかに明るいですが、ただこのタイプのライトにしては意外と明るかったです。
たまたまLEDランタンの電池がない、携帯も電池が気になってライトをつけたくないという時にこれがあったら全然違いますね。
これで丸1日、とりあえず急な時にこれがあるとありがたいですよね。
目印というか、どこかに合図を送ったりする時もこの明るさがあれば使えるんじゃないでしょうか。
昔の切れかけた小型の蛍光灯程度の明るさはある災害備蓄用ライトでした。

2時間後、結構暗くなっていました。
使える明るさはありますが、徐々に暗くなっていくようです。

あくまでも非常時に使うものなので、それに特化していた方が確かに使いやすそうだなと思いました。
【5】備蓄用圧縮バスタオル・ソックス 各税込110円

続いては備蓄用圧縮バスタオルと備蓄用圧縮ソックスです。
備蓄用圧縮ソックス
ソックスは25〜27cmの男性用と23〜25cmの女性用が売っていました。
色もブラックやグレーがありました。

今年スリーコインズでも見つけて購入しましたが、ダイソーで1個100円で出ているのは買いやすくてまたいいですね。
圧縮されているものをほぐしていくと靴下、なんてすごいですよね。

スリーコインズの靴下と近い、同じような生地と言いますか、伸縮性があってちょっと薄手のショートソックスです。
いざという時に足が濡れたりして靴下が欲しいという時にこれがあったら助かるでしょうね。
備蓄用圧縮バスタオル
バスタオルも開けてみましょう。

バスタオルは結構硬いというか、ガチガチに固まっていました。

丈夫な不織のタオルで、使い捨てのウェスのような素材です。
ただサイズは確かにバスタオルぐらいありますので、ちゃんと使えると思いますが1回で使いきりでしょうね。
洗濯はできないと思います。割と丈夫ですが、破こうと思えば破けます。
でもこれだけ大きなバスタオルがコンパクトサイズになっているなら、いざという時にすごく便利でしょうし、110円で買えるというのはいいですよね。
これでお風呂セットを用意しておけば、キャンプに行って急に温泉に入りたくなった時にも便利ですよね。
【6】洗濯グッズ
続いては洗濯グッズのご紹介です。
ウォッシュバッグ 税込550円

まずはウォッシュバッグでお値段税込み550円でした。
洗濯用のバックですね。この中に衣類を入れて洗剤と水を入れて揉み洗いできるというものです。
ドライバッグのようなものだろうと思いましたが、まさしくそんな感じの作りをしています。

中身が見える窓が付いていて、排水ができるバルブを備えております。
容量は3Lなので、緊急時の簡易洗濯にもいいだろうし、旅行や車中泊で長いこと連泊するような時はこれがあると簡単に洗濯ができちゃいますよね。
洗剤シート 税込110円(4枚入)

なんと洗剤シートも出ておりました。110円で4枚入りです。
ダイソーの防災用品がどんどん充実してきていてすごいです。
そして結構アウトドアとか旅行とかに使えそうなものが多くて面白い。
ウォッシュバッグと一緒にこの洗剤シートも入れておけば、急にちょっと洗濯したいという時に便利ですよね。
手洗いは1kgにつき1枚、洗濯機は1kgにつき2枚使ってください、ということです。
洗濯セットで実際に洗濯してみます
Tシャツを1枚洗濯してみましょう。
洗濯物を入れて、水を入れますが、容量としてはもう1枚くらいいけそうです。

そして洗剤シートを1枚使いましょう。水に入れたらすぐに溶けてバラバラになりました。
もう泡立ってきました。

上部を3回程度巻いて、バックルを止めて、本体の上下を持って振るそうです。
すごく泡立ってきましたが、やはり手動で洗濯は疲れますね。

洗濯を一定時間しましたら、このバルブを回して排水します。
排水する時はどこかに引っ掛けておけば便利でしょうね。

結構時間がかかってようやく水が抜けてきました。
ただ、まだ洗剤がいっぱい残っているので、ここからは水を足して脱水を繰り返すということになります。
あとはこのまま引っ掛けておけば自然に脱水がされるそうです。

実際にはTシャツ1枚くらいだったら手で洗った方が早いと思いますが、他にも下着や靴下など色々あるなら、1枚の洗剤シートで均一に綺麗に洗うことはできそうですね。
【7】防災用リュック 税込770円

他にもダイソーでは防災専用のリュックまで売っていました。
シンプルな防災用リュック
昔の「防災」と書いてあるナップザックよりは、ややおしゃれ方向に進化しようとしているのか分かりませんが、770円でした。

外側にポケットが付いていて、結構いっぱい入りそうです。
中はガバッと広くなっているだけですね。
片側にはメッシュのポケットが付いていたので飲み物が入れられそうです。

赤くて目立つし、専用の防災感があるというところがポイントなんだと思います。

家にある袋やリュックなど適当なものでいいんじゃないかとも思いますが、「防災用を買うんだ!」という人は、770円なら比較的安いと思いますし、いいのかなと思います。
お手頃価格で選びやすいダイソーの防災用品がおすすめ!

いかがだったでしょうか?
2025年の夏、ダイソーの防災用品コーナーが今までにないほどに充実してきていますので、目についたものを色々買ってきてご紹介させていただきました。

他にもアルミシートの寝袋や、軍手・ロープ・笛3点セット、備蓄用のウエットボディタオルなどもありました。
キャンパーさんは家で急に水やガス、電気が使えなくなってもなんとかなるというイメージが湧いている人が多いかもしれませんが、そうでない人は具体的にどうやったらいいか悩むことも多いと思います。
山のようにあるキャンプ用品の中から防災を意識して選ぶよりも、最初から専用品として分かりやすい商品名と共に、お手軽価格で準備されていると選びやすいですよね。
非常用のセットを準備したいなという人は細々したものはダイソーで選んでみて、加えて色々な物品を追加すると安価で便利な防災用品バッグが作れるんじゃないかなと思いました。
物によってはキャンプや旅行に役立つというものも結構あったので、これからはキャンプコーナーだけではなく、ダイソーの防災用品コーナーもたまに見るようにしてみたいなと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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