自然に馴染むおしゃれな風合いと快適な使い心地で人気を集めている「TCテント」。ポリエステルとコットンを組み合わせた生地はオールシーズン活躍し、焚き火との相性も抜群です。この記事では、TCテントの特徴やデメリットと対策、選び方のポイントをわかりやすく解説。さらに2025年おすすめモデルもカテゴリー別に紹介します。これからテントを選ぶ方も、買い替えを検討している方も、ぜひ参考にしてください。
この記事でわかること
- TCテントの特徴と魅力
- デメリットと対策
- 選び方の重要ポイント
- おすすめのTCテント【15選】
- 正しいお手入れと保管方法
※本記事には、プロモーションが含まれています。
TCテントとは?素材の特徴と魅力をわかりやすく解説

TCテントとは、「ポリエステル」と「コットン」を組み合わせた“いいとこどり”の素材で作られたテントのこと。
ポリエステルの軽さや速乾性、シワになりにくさと、コットンならではのやさしい風合いを楽しめます。火の粉にも強めなので、焚き火キャンプを楽しみたい人にもぴったりです。
通気性と遮光性に優れており、真夏の日差しの下で濃い日陰をつくり、テント内を落ちついた空間にしてくれるのも大きな魅力です。
夏は熱がこもりにくいため涼しく、冬は暖かさを感じやすいのもポイント。
ナチュラルな色合いや質感は自然の景色と調和し、サイトをぐっとおしゃれに演出してくれるでしょう。

快適さと耐久性のバランスが良く、TCテントは初心者の方にもおすすめです!
TCテントの特徴と魅力
- ポリエステル+コットンの混紡素材で作られている
- 通気性・遮光性・耐久性に優れていてる
- 生地がしっかりしていて、シワになりにくい
- 風合いが良く、肌触りも良い
- 火の粉に強く焚き火キャンプと相性◎
- 自然になじむナチュラルな雰囲気がおしゃれ
- オールシーズン活躍
▼TCテントだけではなく、TCタープもおすすめです
知っておきたい!TCテントを使うデメリットとその対策

魅力いっぱいのTCテントですが、実は弱点もあります。
生地がしっかりしている分、ポリエステル製より重く、徒歩キャンプや持ち運びでは負担になることがあるんです。
また、コットンを使った生地は通気性が高く快適に過ごせる反面、水分を吸いやすく乾きにくい性質を持っています。そのため長時間の雨はしみ込みやすく、濡れてしまうと撤収に手間がかかることも。
さらに、濡れたまま片づけるとカビの原因になりやすい点にも注意が必要です。
とはいえ、こうした特徴を理解して対策しておけば、初心者でも安心してTCテントを楽しむことができます。
デメリット
- ポリエステル製よりは重量がある
- コットン混紡なので、水を吸うと乾きにくい
- 長時間の雨では浸水する可能性がある
- 濡れると重く、撤収に手間がかかる
- カビやすい(濡れや汚れ厳禁!!)
対策
- 適切なサイズのテントを選ぶ
- 撥水スプレーを使い防水性能を上げる
- 大雨時は使用を控える
- 撤収手順を確認しておく
- グランドシートで地面からの浸水を防ぐ
▼TCテントにおすすめの撥水スプレー

あなたにぴったりの一張を見つける!TCテント選びの重要ポイント

ここでは、TCテントを選ぶ重要なポイントを整理しました。あなたにぴったりの一張を見つけるヒントにしてください。
キャンプスタイルに合わせた「人数・サイズ」で選ぶ
テント選びで大切なのは、利用する人数に合った広さを選ぶことです。
さらに『寝るだけ』なのか『リビングのようにくつろぎたいのか』によっても、必要な広さは変わってきます。
キャンプスタイルと人数に合わせて余裕のあるスペースを見極めることが、快適に過ごすための第一歩。
とくに子ども連れの場合は荷物が増えるため、ゆとりのあるモデルを選ぶと安心して過ごせます。
ポイント
- 「寝るだけ」か「リビング兼用」かで必要サイズが変わる
- ソロは設営・撤収がラクになるコンパクトにサイズが便利
- デュオは定員+荷物スペースを考えて少し余裕のある広さが快適
- ファミリーやグループは定員+1〜2人分を目安にすると安心
設営のしやすさも考慮!「テントの形状」で選ぶ
テントの形状は見た目の印象だけでなく、設営のしやすさや居住性にも大きく関わります。
とくに設営のしやすさを考慮して形を選べば、キャンプの快適さはぐっと高まるでしょう。
さらに自分のスタイルや用途にうものを意識すると、失敗の少ないテント選びにつながります。
テントタイプ | 設営の簡単さ | 一人で設営 | 設営時間(早さ) | 空間の広さ | おすすめ利用シーン | 初心者向け度 |
ドーム型 | ◯ | ◯ | ◯ | △ | 初心者の入門 | ◎(最も入門向け) |
ワンポール | ◯ | ◯(ペグ必須) | ◯ | △(中央高・周辺低) | 軽量・雰囲気重視 | ◯(慣れると簡単) |
パップテント(2ポール) | ◯ | ◯(ペグ必須) | ◯ | △ | ミリタリー | ◯(慣れると簡単) |
トンネル型 | △ | △(2人だと安心) | △ | ◯(リビング+寝室が快適) | 雨風に強い | ◯(サポートあれば安心) |
2ルーム | △ | △ | ✕ | ◯ | ファミリー・グループ | △(やや中級者向け) |
シェルター | 形状による | ✕ | 形状による | ◎ | 大人数・基地づくり | ×(中〜上級者向け) |
ポイント
- 設営が簡単で見た目もおしゃれ → ワンポール型
- ファミリー向けで居住性抜群 →ドーム型 ・トンネル型・2ルーム型
- 開放感や焚き火との相性重視 → パップアップ型・シェルター型
オールシーズン快適に!「季節対応と機能性」で選ぶ
TCテントを選ぶときは、キャンプをする季節も重要なポイントです。
夏は大きなメッシュ窓付きのモデルなら、通気性のあるTC素材とあわせて熱気を逃がしやすく、心地よい環境を保てるのが魅力です。
冬はスカート付きや薪ストーブ対応モデルが心強く、外気を防ぎつつ保温性を高められます。
季節ごとのスタイルをイメージして機能をチェックすると、オールシーズン快適に楽しむことができますよ。

TCテントはもともとオールシーズンに向いていますが、購入前に細かい機能をチェックしておくことが大切です。
こだわりを表現!「デザインとカラー」で選ぶ
テントは寝るためだけでなく、サイト全体の雰囲気をつくる大切なアイテムです。
TCテントはナチュラルカラーが多く、自然になじみやすいのも魅力のひとつ。
さらにお気に入りのデザインとカラーを選べば、キャンプがもっと楽しくなり、写真映えも期待できます。
ポイント
- ベージュやカーキは自然になじみやすく定番人気
- 個性を出すならブラウン・サンド・グレー・ブラックなどもおすすめ
- デザイン(ティピー型・シェルター型など)で雰囲気が変わる
- サイトの印象を左右するので、こだわりを表現できる色と形を選ぶ
▼デザイン性の高いTCテントのおすすめ記事
予算と相談!「価格帯とブランド」で選ぶ
テント選びではデザインや機能も大切ですが、やっぱり外せないのが予算です。
「手頃なモデルも魅力的だけど、高品質モデルも気になる……」そんなときは、口コミや定番モデルを参考にするのも一つの方法。
さらに品質やアフターサービスを重視するなら、信頼できるブランドから選ぶのもおすすめです。
ポイント
- TCテントはポリエステル製より価格はやや高め。その分耐久性や快適性に優れている。
- 初心者は定番ブランドから選ぶと安心
- ブランドによって品質やアフターサービスに差が出る
- 個性を出したいならデザインにこだわっているブランドも◎
【2025年版】超厳選!おすすめTCテントをカテゴリー別に紹介

「TCテントが気になるけど、種類が多くてどれを選べばいいかわからない……」という方も多いはず。
ここでは、厳選したおすすめモデルをキャンプスタイル別に紹介します。
定番人気からソロ向け、ファミリー向け、冬キャンプ対応まで、あなたにぴったりの一張を見つける参考にしてください。

参考価格(小売希望価格含む)は、2025年8月31日現在のものです。
まずはこれ!迷ったらコレを選ぶ「定番・人気モデル」4選
どれにしようか迷ったら、まずは定番からチェック!長く愛される人気モデルなら、安心感も使い勝手もバッチリです。
1.BUNDOK(バンドック)ソロベース

無骨な軍幕スタイルが人気のソロキャンパー定番モデル。前幕を跳ね上げればタープのように広がり、自由度の高いレイアウトが可能。
コンパクトながら焚き火との相性も良く、ソロキャンプを満喫したい人にぴったりです。
スペック
- 使用サイズ(約):W360×D190×110cm(フライ)、W190×D85×100cm(インナー)
- 収納サイズ(約):W40xD20xH20cm
- 重さ(約):4.48kg
- 収容人数:1人
- 参考上代:¥44,000(税込)
2.tent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン)サーカスTC DX+

ワンポール構造で設営が簡単、初心者からベテランまで幅広く愛されるロングセラー。
サイドフラップを開けばリビング空間が広がり、快適な居住性を実現。スカート付きで冬キャンプにも対応するオールシーズンモデルです。
スペック
- 使用サイズ(約):442×420×280(h)cm
- 収納サイズ(約):63×27×27cm
- 重さ(約):13.1kg
- 収容人数:2~4人
- 希望小売価格:¥52,800(税込)
3.ZANEARTS(ゼインアーツ)ZEKU-M TC(ゼクーM TC)

独自の構造でワンポールながら広々とした室内空間を確保。
スタイリッシュなデザインと実用性を兼ね備え、テント内でテーブル・チェアを使用しても4人が快適に過ごせるサイズです。
スペック
- 使用サイズ(約):440×380×250(h)cm(最大値)
- 収納サイズ(約):80×30×30(h)cm
- 重さ(約):15kg
- 収容人数:4~6人
- 希望小売価格:¥74,800(税込)
4.ogawa グロッケ12 T/C-II

ベル型フォルムが特徴的な、おしゃれキャンパーに人気のモデル。
天井が高く解放感があり、ファミリーでもゆったり快適。TC素材の遮光性と通気性を活かし、夏は涼しく冬は暖かく過ごせるオールラウンダーです。
スペック
- 使用サイズ(約):270×265(間口)×405cm(最大値)
- 収納サイズ(約):80×35×33cm
- 重さ(約):18.5kg
- 収容人数:5~6人
- 参考価格:¥126,500(税込)
自由気ままなソロ・デュオキャンプに!「コンパクト&機能性重視モデル」4選
気軽に持ち運べて設営もラク。ソロやデュオで自由気ままに楽しみたい人にぴったりのモデルを集めました。
5.BUNDOK(バンドック)ソロティピー1TC

ソロキャンパーに大人気のティピー型テント。
コンパクトながら前室を活用すれば荷物や調理スペースも確保できます。設営もシンプルで扱いやすく、焚き火との相性も抜群。軽快にアウトドアを楽しみたい人におすすめです。
スペック
- 使用サイズ(約):240×240×150(h)cm
- 収納サイズ(約):44×24×24cm
- 重さ(約):4.8kg
- 収容人数:1人
- 参考上代:¥49,500(税込)
6.DOD(ディーオーディー)カマボコテント ソロTC

トンネル型のユニークなデザインが目を引くソロ用モデル。
インナーテントと前室がバランスよく配置され、荷物を広げても快適に過ごせます。スカート付きで冬も安心、通気性の良いTC素材でオールシーズン活躍します。
スペック
- 使用サイズ(約):W450×D170×H120cm(外寸)、W200×D150×H110cm(インナー)
- 収納サイズ(約):W60×D25×H25cm
- 重さ(約):10.3kg
- 収容人数:1~2人
- 参考価格:¥50,300(税込)
7.ZANEARTS(ゼインアーツ)ギギ1 TC
スタイリッシュで軽量なデザインが魅力のソロ〜デュオ向けテント。
張り方次第でアレンジができ、リビングを広く取ったりタープのように使ったりと自由度が高いのが特徴。コンパクトながら居住性にも優れています。
スペック
- 使用サイズ(約):500×400×220(h)cm(最大値)
- 収納サイズ(約):70×25×25(h)cm
- 重さ(約):9kg
- 収容人数:1~2人
- 参考価格:¥44,800(税込)
8.ONETHIGRIS(ワンティグリス)SOLO HOMESTEAD ポリコットンTC(ソロ ホームステッド)

四角いフォルムが個性的なソロ用テント。
前後どちらにも大きく開く構造で、解放感と通気性をしっかり確保。ソロならゆったり、デュオでも使えるサイズ感です。
スペック
- 使用サイズ(約):400×240×160cm
- 収納サイズ(約):59×23×23cm
- 重さ(約):8.5kg
- 収容人数:1~2人
- 参考価格:¥42,000(税込)
家族やグループで広々快適!「ファミリー・グループ向け大型モデル」4選
大人数でもゆったり過ごせる広さが魅力。ファミリーや仲間と快適にキャンプを楽しめる大型テントを紹介します。
9.SABBATICAL( サバティカル )スカイパイロット TC

堂々とした大空間が魅力の大型シェルターテント。
高さと広さがしっかりあるため、家族や仲間と快適に過ごせます。開口部を大きく開ければ開放感抜群で、夏は涼しく冬はスカートで保温性を確保できるオールシーズン対応モデルです。
スペック
- 使用サイズ(約):720×380×270cm(最大値)
- 収納サイズ(約):L82cm×W39cm×H29cm
- 重さ(約):22.4kg
- 収容人数:6~8人
- 参考価格:¥99,800(税込)
10.ogawa(オガワ)アポロン TC

重厚感のあるトンネル型テントで、圧倒的な広さと安定感を誇ります。
前室からリビング、寝室までバランスよく確保でき、ファミリーキャンプの拠点にぴったり。全開放可能なメッシュパネルで開放感抜群です。
スペック
- 使用サイズ(約):585×320×205cm(最大値) ※推奨設営面積/10×10m
- 収納サイズ(約):78×36×45cm
- 重さ(約):25kg
- 収容人数:4~5人
- 参考価格:¥196,900(税込)
11.ZANEARTS(ゼインアーツ)ウータL TC
洗練されたデザインと実用性を兼ね備えた、ゼインアーツの大型モデル。TC素材を採用した2ルームシェルターです。
開放感のあるリビング空間に加え、複数人で寝泊まりできる余裕の広さを確保。フロントパネルとリアパネルの全てにメッシュを備えたハイスペックモデル。
スペック
- 使用サイズ(約):570×485×270cm(最大値)
- 収納サイズ(約):80×38×40(h)cm
- 重さ(約):20kg
- 収容人数:4~5人
- 価格:¥59,800(税込)
12.Nordisk(ノルディスク)Asgard 12.6(アスガルド12.6)

欧ブランド、ノルディスクを代表するベル型テント。
白いキャンバス地はキャンプサイトを一気におしゃれに演出します。高さがあり居住性も抜群で、家族やグループでもゆったり快適に過ごせる人気モデルです。
スペック
- 使用サイズ(約):375×400×250cm
- 収納サイズ(約):φ37×114cm
- 重さ(約):16kg
- 収容人数:6人
- 希望小売価格:¥160,600(税込)
冬キャンプやオールシーズンに!「薪ストーブ対応・スカート付きモデル」3選
寒い季節でも安心!薪ストーブ対応やスカート付きで、冬キャンプを快適にしてくれるモデルをピックアップしました。
13.tent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン)サーカスTC+ チムニーウォール

人気のサーカスTCに薪ストーブ対応のチムニーウォールをプラスしたモデル。
煙突ポートが標準装備されており、テント内で安全にストーブが使えます。スカート付きで冷気をしっかり遮断し、真冬のキャンプでも快適に過ごせる安心の1張です。
スペック
- 使用サイズ(約):442×420×280cm
- 収納サイズ(約):φ26×65cm
- 重さ(約):11.4kg
- 収容人数:1~2人
- 希望小売価格:¥48,400(税込)
▼詳細記事はこちら!
14.ogawa(オガワ)ピルツ15 T/C

高さのあるティピー型で、薪ストーブを入れても余裕のある室内空間が魅力。
大人数でもゆったり過ごせる広さを備えつつ、TC素材の遮光性と保温性でオールシーズン活躍します。冬キャンプを家族や仲間と楽しむのにぴったりです。
スペック
- 使用サイズ(約):430×430×310cm
- 収納サイズ(約):90×40×35cm
- 重さ(約):17.6kg
- 収容人数:2~3人(就寝サイズ8人)
- 希望小売価格:¥176,00(税込)
15.Mt.SUMI(マウントスミ)ストーブテント ノナ アエル T/C

薪ストーブ特化型として人気のあるモデルで、数か所ある煙突出し口が特徴。
薪ストーブの位置に縛られず、テント内のレイアウトが自由できます。入り口は半面・全面巻き上げ可能で、天候やプライバシーが気になる際は、開け具合を調整できるのもポイントです。
スペック
- 使用サイズ(約):W510×D500×H320cm
- 収納サイズ(約):W65×D35×H30cm
- 重さ(約):16.75kg
- 収容人数:8人
- 希望小売価格:¥132,000(税込)
長く愛用するために!TCテントの正しいお手入れと保管方法

TCテントを長く快適に使うためには、使用後のお手入れがとても大切です。
まずはテントに付いた砂や落ち葉を軽く払ってから収納します。
そして何より重要なのは、濡れたまま片付けないこと。
雨や雪、朝露で濡れた状態でたたんでしまうと、すぐにカビや嫌なニオイが発生し、生地を傷める原因になってしまいます。
帰宅後はベランダや庭でしっかり陰干しをして、完全に乾かしてからたたみ直しましょう。
さらに長期保管するときは、湿気の少ない場所で収納袋から出して軽くゆとりを持たせておくと、生地への負担を減らせます。
ほんのひと手間で、TCテントを何年も快適に愛用できます。
TCテントでワンランク上のキャンプ体験を!

自然になじむ風合いと快適な使い心地で、TCテントはキャンプをグッと特別な時間にしてくれます。
夏は涼しく、冬は暖かく、焚き火とも相性抜群。
少し重さや乾きにくさはありますが、対策すれば問題なし。
お気に入りの1張を見つけて長く愛用すれば、あなたのキャンプはきっとワンランク上の体験になるはずです。
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