キャンパーなら一度はやってみたい「ハンモック」。でも、「ちょうど良い木があるか分からないし、専用のスタンドはかさばるし…」とあきらめていませんか?そんな悩みを解決する、画期的なアイテムが登場しました。なんと、木が1本しかなくてもハンモックが張れてしまう、その名も「2NDツリーキット」。本当に1本の木でハンモックが使えるのか、さっそく試してみました!
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ハンモック専門ブランド「チケットトゥザムーン」から「2NDツリーキット(2ND TREE KIT)」が登場!

チケットトゥザムーン(Ticket To The Moon)は、最高品質のパラシュート生地をすべての製品に採用している、バリ発のハンモック専門ブランドです。
2025年新発売の「2ND ツリーキット」は、木が1本しかなくても、自転車やトレッキングポールをもうひとつの支点にしてハンモックを設営できるという画期的な商品。
「キャンプ場に、ハンモックを張るのにちょうど良い木がない」「ハンモック用のスタンドは重いしかさばる」そんなお悩みを持つキャンパーにぴったりなんです。
そこで、本当に木が1本でもハンモックを楽しめるのか、実際に試してみました!

チケットトゥザムーン「2NDツリーキット」スペック
- 総重量:198g
- 最小重量:98g(ペグ2本、ウーピースリング1本、ループ1本)
- 付属品:200cmUHMWPEウーピースリング×2、25cmスパイラルY字ジュラルミンペグ×3、18cmY字アルミペグ×3、20cmUHMWPEループ×4
- 生産国:INDONESIA
- 価格:6,600円(税込)
必要なアイテムは?支点となる自転車やトレッキングポールを用意しよう
まず「2NDツリーキット」を使うために、必要なアイテムを確認しましょう。

必要なアイテム
- 「2NDツリーキット」
- 支点となる自転車またはトレッキングポール
- ハンモック
- ツリーストラップ
- ペグハンマー(必要に応じて)
今回は、車に自転車を積むのが難しかったため、支点としてトレッキングポールを使用します。
自転車やバイクでフィールドへ向かう場合は、自転車やバイクをそのまま支点として利用でき、より安定感があるのでおすすめです。
トレッキングポールには耐荷重の表記がないため、安価な軽量ポールでは破損のリスクもありそう……ということで、今回は耐久性に定評のあるMSRのトレッキングポール「ダイナロックトレイル」を使用しました。
ハンモックはチケットトゥザムーンの「オリジナルハンモック」、ツリーストラップもチケットトゥザムーンの「ムーンストラップ」を使用します。


設営手順は?写真付きで解説
続いて、実際に設営する手順を見ていきましょう。
①「2ND ツリーキット」の中身を取り出す

まずは、「2ND ツリーキット」の中身を出しましょう。
ウーピースリングが2本、スパイラルペグとY字ペグが3本ずつ、そしてループが4本入っています。
ハンモック用のロープ「ウーピースリング(Whoopie Slings)」は、長さの調節が自在にできる優れモノで、ハンモックをちょうど良く張るのに活躍します。
②木にツリーストラップを巻き付ける

片側の支点となる適当な木を選び、ツリーストラップを巻き付けます。
ストラップを取り付けるのは、目線の高さくらいがちょうど良いです。
③ハンモックを取り付ける

続いてツリーストラップにハンモックを取り付けます。
フックで付けるだけなのでここは簡単です。
④トレッキングポールにハンモックを取り付ける

ここでいよいよ「2NDツリーキット」の出番。
ロープを使ってトレッキングポールにハンモックを取り付けます。
⑤トレッキングポールをペグダウンして固定

続いて、トレッキングポールを3方向にロープでペグダウンして固定します。ここが一番テクニックが必要とされる場面なので頑張りどき!
トレッキングポールとペグは、ウーピースリング2本とストラップでつなぎます。
「ペグを打ち込む人」と「トレッキングポールを支える人」の2人で設営するとやりやすいです。自転車なら自立するので、1人でも簡単かもしれません。

スパイラルペグはしっかりと地面に刺さりますが、押し込むのに力が必要なので、ペグハンマーがあると便利!
⑥ハンモックの張り具合を調整

3方向に張れたら、ハンモックがちょうど良い高さになるように調整します。

付属のウーピースリングは、自在に長さを調節できるため、ハンモックの張り具合を微調整しやすく便利でした。
⑦完成!

ついに完成!ご覧の通り、本当に木が1本だけでもハンモックを張ることができました。
気になる寝心地は?

さっそく完成したハンモックで寝てみます。寝心地は最高で、思わず寝てしまいそうになるほどでした!

「ハンモックに寝てユラユラ揺れたら、ポールが倒れないか?」という心配がありましたが、大丈夫!

座ったり、左右に揺れたりしても問題ありませんでした。気軽にサイクリングに出かけて、ハンモックでリラックスタイムを楽しむのもいいですね!
【注意点】支点には頑丈なものを用意しよう!

「2ND ツリーキット」を使用する際、支点に自転車やバイクを利用するとより安定します。
今回の様に、支点にトレッキングポールを使う場合、耐荷重の表記がないため注意が必要です。
実際に試してみたところ、小学生の子供や体重60キロの人は問題なく使えました。
しかし体重80キロの人が座ろうとすると、トレッキングポールがたわみ、折れそうだったので使用を中止しました。
どれくらいの重さまで耐えられるかは、支点とするアイテムにもよるため、いきなり寝転がるのではなく、そっと腰掛けながら、支点の様子をよく確認すると良いでしょう。
「木が1本でも設営できる」は本当だった!実際に寝心地を体感してみよう

「チケットトゥザムーン」の「2ND ツリーキット」を使えば、本当に木が1本だけでもハンモックを設営できることが分かりました。
使う木が1本だけで良ければ、ハンモックを設営できる場所の選択肢が格段にアップ!眺望や地面の状態、日当たりなど、ベストな位置にハンモックを張って、最高の時間を過ごすことができます。
自転車やバイクでのキャンプはもちろん、オートキャンプでもぜひ使いたいアイテムです。ぜひ実際に寝心地の良さを体感してみてくださいね!

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