モックシューズとは?|知って得する機能・選び方・使い方とおすすめランキング

ファッション

2025.11.22 投稿

モックシューズとは?|知って得する機能・選び方・使い方とおすすめランキング

齋藤@sora1028

齋藤@sora1028

「モックシューズ」という言葉を耳にしたことはありますか?キャンプをはじめとするアウトドアシーンから、ちょっとした外出や室内履きまで、その快適さが人気のアイテムです。しかし、スリッポンと何が違うのか、どんな場面で活躍するのか、詳しく知らないという方も少なくありません。本記事では、モックシューズの基本的な知識から、そのメリット・デメリット、具体的な活用シーン、そして自分にぴったりの一足を見つけるための選び方まで、詳しく解説していきます。

※本記事には、プロモーションが含まれています。

モックシューズとは?

編集部撮影

モックシューズは靴紐や金具がなく、そのまま足を滑り込ませるだけで履けるタイプの靴です。

着脱が簡単なモックシューズですが、保温性や軽量性、デザイン性などに優れているモデルも多いため、環境に合わせて選べます。また、履き心地の良さから、アウトドアシーンはもちろん、普段使いでも快適に使えるシューズです。

スリッポンとの違いとは?

モックシューズは広義にはスリッポンの一種として扱われていますが、想定される着用シーンやデザイン性など、いくつかの違いがあります。

下記の表でモックシューズとスリッポンの違いについて触れていますので、参考にしてみてください。

種別モックシューズスリッポン
特徴靴紐や金具がなく、足を滑り込ませるだけで履ける。靴紐や金具がない靴全般。
想定される用途アウトドア、ルームシューズ、リラックスシーン。タウンユース、スケートボード、カジュアルファッション。
種類丸みを帯びたデザインやかかとを踏んでサンダルのように使える2wayタイプなど。ローファーやパンプスを含み、靴紐や金具がない靴。
デザインシンプルなものが多い。昨今ではデザイン性の高いモックシューズも登場している。カジュアルからフォーマルまで、幅広いデザインが揃っている。
機能性保温性、難燃性、撥水性などアウトドア向けの機能を備えたモデルが多い。ファッション性が高く、さまざまなスタイルに合わせやすい。

モックシューズのメリット

編集部撮影

モックシューズはアウトドアシーンで人気の高い靴ですが、そのメリットや人気の秘密はどのようなものがあるのでしょうか。

ここでは、モックシューズのメリットについて、3つご紹介します。

メリット① 脱ぎ履きがラク

モックシューズ最大のメリットは、やはり着脱が簡単なことです。一般的な運動靴と違い、靴紐を結んだり解いたりする必要がありません。

モックシューズにはかかと部分を踏んでサンダルのように履けるモデルも多いため、テントの出入りが多いキャンプシーンで大活躍します。荷物で両手がふさがっている時でもスムーズに脱ぎ履き可能です。

キャンプサイト用に別途でサンダルを用意していたという人や、靴の脱ぎ履きにストレスを感じていたという人に大きなメリットがあるでしょう。

メリット② 軽量で持ち運びしやすい

モックシューズの多くは軽量な素材で作られており、モデルによっては折り畳んで収納できるため、非常にコンパクトにして携行できます。

そのため、キャンプや登山、旅行などのセカンドシューズとして携行しやすく、バッグに入れて持ち運んでも苦になりません。

荷物の重量を減らしたいと考えている人でも採用しやすいセカンドシューズです。

メリット③ 用途が幅広い

モックシューズはシンプルなデザインのものから、アウトドア機能に特化したものまでバリエーションが豊富です。

キャンプや登山の後のリラックスシューズとして、近所への買い物、オフィスでの室内履き、さらには飛行機内でのスリッパ代わりなど、公私問わず様々なシーンで活躍します。

また、モデルによって保温性が優れているタイプや、撥水性に優れたタイプなどがあるので、用途や環境によって選べる点も魅力。

モックシューズのデメリット

編集部撮影

利便性の高いモックシューズですが、残念ながら完璧な靴というわけではなく、いくつか苦手なこともあります。

メリットに目を向けるだけでなく、購入前にデメリットも把握しておきましょう。ここでは、モックシューズのデメリットについて2つご紹介します。

デメリット① アクティブな動きには不向き

モックシューズは靴紐や金具がないため履きやすく、脱ぎやすいという点がメリットの一つです。しかし一方で、足をしっかり固定する機能もないため、ランニングや激しいスポーツなど、アクティブな動きには向いていません。アクティブな動きで使ってしまうと、靴が脱げて転倒する恐れや、捻挫などのケガにつながってしまう場合もあります。

あくまでリラックスシーンや、散歩程度の緩やかな動きを想定しているので、強い負荷がかかる場面での使用は避けた方が良いでしょう。

デメリット② 小石や砂が入りやすい

モックシューズの足首周りのフィット感はモデルによって異なりますが、全体的にローカットデザインが多い印象です。そのため、砂利道や砂浜などを歩くと、小石や砂が靴の中に入りやすく、ストレスを感じてしまうことも。

このように環境によっては快適性を担保できず、逆に不快に感じてしまう可能性も考えられます。使用環境からモックシューズのメリットを生かせるかどうか判断すると良いでしょう。

モックシューズの使い方と活用シーン

編集部撮影

モックシューズのメリット・デメリットは前述でご紹介した通りですが、具体的にどのような場面で活躍するのでしょうか。

ここでは、モックシューズの使い方や活用シーンについてご紹介します。

タウンユースからアウトドアまで活躍

シンプルなデザインを採用しているモックシューズの場合は、普段着に合わせてタウンユースで気軽に使えます。

一方で、難燃素材や撥水加工が施されたモデルは、焚き火や急な雨など、環境変化しやすいアウトドアシーンで真価を発揮。用途に合わせてモックシューズの機能を選ぶことで、最適な使い方ができます。

また、用途がタウンユース・アウトドアどちらの場合でも、軽量性や携行性に注目しておくと利便性が高まるでしょう。

ビジネスカジュアルに合う?

結論から言うと、職場によって異なります。職場の前提を「服装の自由度が高い職場」と考えた場合、ビジネスカジュアルに合わせやすいモックシューズは見つかるでしょう。

反対に、革靴やスーツの着用が求められる職場においては、モックシューズの着用ハードルは高めです。

ビジネスシーンで使用する際は、シンプルなデザインで落ち着いた色のモデルを選ぶことでビジネスカジュアルにも対応できます。長時間のデスクワークで足がむくみやすい人は、オフィスでの履き替え用として最適です。

子どもや高齢者にもおすすめ

靴紐を結ぶのが苦手な小さなお子様や、屈んで靴を履くのが大変な高齢者の方にとって、簡単に脱ぎ履きできるモックシューズは非常に便利なアイテムです。

軽量で動きやすく、足への負担もかかりにくいので、高齢者の方には特におすすめ。一方で、小さなお子様の場合はアクティブに動いてしまうこともあるため、一部注意は必要です。モックシューズは靴紐や金具がないため、脱げやすい一面もあり、アクティブに動くとケガのリスクが高まります。

モックシューズの選び方ガイド

編集部撮影

モックシューズは種類・素材・機能性などが異なるモデルが豊富に展開されています。そのため、最適な一足を見つけるためには、目的や用途に合わせて選ばなければなりません。

そこでここでは、自分に合った一足を見つけるために、選び方のポイントを3つ解説します。

サイズ感とフィット感をチェックする

モックシューズのサイズ感とフィット感は重要なポイントになります。一般的に、サイズは通常のスニーカーよりもハーフサイズからワンサイズ大きいものがおすすめです。

履いたときにつま先に適度なゆとりがあり、足の甲と踵がフィットしているものがちょうど良いサイズ感になります。

また、フィット感においては足全体が包み込まれるような状態が理想的ですが、これは感覚的で分かりにくいでしょう。そのため、歩行時にすぐ脱げないものや、適度なホールド感があるモックシューズがおすすめです。

用途別で素材をチョイスする

モックシューズの用途により、素材の選び方は異なります。たとえば、焚き火の近くで使うなら「難燃素材」、雨の日や水辺で使うなら「撥水・防水素材」、冬場の防寒目的なら「保温素材」を用いたものがおすすめです。

また、素材だけでなく加工にも注目すると、より用途に合わせた選び方ができます。難燃加工や撥水加工など、特殊な加工を施したタイプも販売されているので、チェックしてみましょう。

ブランドで選ぶのも◎!人気のブランドは?

モックシューズはブランドごとに特色があります。

「メレル」はアウトドア機能に優れたモデルが多く、「キーン」は独特のデザインと高い機能性を併せ持ったモデルを多く扱っているブランドです。

その他、「コロンビア」は防水性やクッション性に優れたモックシューズを販売しており、「ワークマン」はコスパの良さで人気を集めています。

単にブランドから選ぶというよりも、用途と合致しているモックシューズを扱っているブランドから選ぶと良いでしょう。

2025年おすすめのモックシューズランキング

編集部撮影

多数のブランドが扱っているモックシューズの中から、特におすすめのモデルを用途別にランキング形式でご紹介します。

用途に合ったモックシューズを見つけたいという人は、ぜひ参考にしてください。

タウンユースにおすすめのモデル3選

ここではタウンユースにおすすめのモデルをご紹介します。

1位:メレル ジャングルモック

サイズの幅が広く、メンズ・ウィメンズ・キッズの3パターンで展開されています。

撥水性のあるスエード素材を採用しているため、急な雨にも対応可能。どんな服装にも合わせやすいシンプルなデザインなので、タウンユースとして使いやすいモックシューズです。

メレル ジャングルモック スペック

  • サイズ:メンズ…25~28cm(0.5cm刻み)、29cm、30cm/ウィメンズ…22.5~25cm(0.5cm刻み)/キッズ…16~22cm(1cm刻み)
  • 重量:約370g(27cm/片足)
  • 素材:スエード
  • 防水・撥水:〇
  • 保温:-
  • 難燃:-

2位:NIKE(ナイキ) ゴー フライイーズ

世界的にファンを多く抱えるブランド「NIKE」から販売されているモックシューズになります。

NIKEらしいスタイリッシュなデザインはタウンユースに最適です。

NIKE(ナイキ) ゴー フライイーズ スペック

  • サイズ:22~30cm(0.5cm刻み)※メンズはハーフサイズ上、ウィメンズは通常サイズがおすすめ。
  • 重量:-
  • 素材:-
  • 防水・撥水:-
  • 保温:-
  • 難燃:-

3位:ワークマン 防炎フレイムモック

踵を踏んでサンダルのようにしても使える「2wayスタイル」のモックシューズになります。

撥水性と難燃性に優れているのでアウトドアシーンにも向いていますが、シンプルなデザインはタウンユースにも最適です。

ワークマン 防炎フレイムモック スペック

  • サイズ:S~3L(男女兼用)/S…23.5~24cm/M…24.5~25cm/L…25.5~26cm/LL…26.5~27cm/3L…27.5~28cm
  • 重量:-
  • 素材:綿・ポリエステル・合成皮革・合成底
  • 防水・撥水:〇
  • 保温:-
  • 難燃:〇

アウトドアに強い機能性重視モデル3選

アウトドアに強い、機能性重視のモックシューズを3つご紹介します。

1位:コロンビア ホバーチューバー オムニテック

独自の防水透湿機能を採用し、雨の侵入をしっかり防ぎつつ、ムレを逃すことで足元の快適性を保てます。

雨や川など、アウトドアシーンの定番である水場に強いモックシューズです。

コロンビア ホバーチューバー オムニテック スペック

  • サイズ:23~29cm(1cm刻み)
  • 重量:461g(27.0cm),393g(24.0cm)
  • 素材:ナイロン、シンセティックレザー、(681カラーのみ)ポリエステル、ナイロン、シンセティックレザー
  • 防水・撥水:〇
  • 保温:-
  • 難燃:-

2位:スブ NANNEN

表地に難燃性素材を使っているため、キャンプシーンに最適なモックシューズです。

ダウンのように暖かな起毛加工を内側の生地に使用しているので、寒い時期でも優れた保温性も発揮します。足全体のフィット感はもちろん、優しい履き心地が魅力です。

スブ NANNEN スペック

  • サイズ:00~4番/00…20~21.5cm/0…22~23.5cm/1…24~25.5cm/2…26~27.5cm/3…28~29.5cm/4…30~31.5cm
  • 重量:-
  • 素材:アッパー…ポリエステル/インソール…ポリエステル(起毛加工)/ソール…合成ゴム
  • 防水・撥水:-
  • 保温:〇
  • 難燃:〇

3位:メレル ジャングル モック ブリーズ

メッシュ性生地を採用し、優れた通気性を発揮する点が特徴。暑い日でも心地よく履けます。

また、従来のジャングルモックよりも軽量性が向上しているので、軽やかな履き心地を好む人におすすめです。

メレル ジャングル モック ブリーズ スペック

  • サイズ:ユニセックス…22~28cm(0.5cm刻み)、29cm、30cm
  • 重量:約340g(27cm/片足)
  • 素材:ポリエステル
  • 防水・撥水:-
  • 保温:-
  • 難燃:-

コスパで選ぶ!5,000円以下の注目モデル

低コストでモックシューズを手に入れたいという人に向けて、コスパが優れている5000円以下の注目モデルをご紹介します。

1位:GERRY 難燃加工モックシューズ GR6550

コスパが良いモックシューズでありながら難燃加工が施されており、踵を踏んで2wayスタイルとして使える利便性も兼ね備えています。

デザインはシンプルですが、豊富なカラーバリエーションから選択可能です。

GERRY 難燃加工モックシューズ GR6550 スペック

  • サイズ:25~28cm(1cm刻み)
  • 重量:-
  • 素材:ソール…合成ゴム/外装…合成素材
  • 防水・撥水:-
  • 保温:-
  • 難燃:〇

2位:MEI モックシューズ SHM-233003

アウトドアシーンはもちろん、室内履きとしても利用できます。

内側にフリースを使っているので、寒い日でも足元を温めてくれる点が魅力。また、ベルトを調節するとフィット感を調整できます。

MEI モックシューズ SHM-233003 スペック

  • サイズ:メンズ…25~28cm(0.5cm刻み)、29cm、30cm/ウィメンズ…22.5~25cm(0.5cm刻み)/キッズ…16~22cm(1cm刻み)
  • 重量:-
  • 素材:アッパー…ポリエステル100%/踵部分…ポリエステル 83% ポリウレタン 17%/ソール…合成底
  • 防水・撥水:-
  • 保温:〇
  • 難燃:-

3位:無印良品 柔らかい中敷を使用した メンズ 撥水スリッポンスニーカー

人気ブランド「無印良品」が扱っている、撥水加工を施しているモックシューズです。

シンプルな見た目で使いやすく、普段履きや室内履きに使いやすい印象。アウトドアにも使えますが、濡れた路面や足場の悪い環境では、やや滑りやすい点に注意が必要です。

無印良品 柔らかい中敷を使用した メンズ 撥水スリッポンスニーカー スペック

  • サイズ:25.5~29cm(0.5cm刻み)
  • タイプ:500g(25.5cm)
  • 素材:甲部…綿100%/底材…合成底
  • 防水・撥水:〇
  • 保温:-
  • 難燃:-

モックシューズに関するよくある質問(Q&A)

編集部撮影

モックシューズは主にアウトドアシーンで利用されますが、使用後は一般的な靴と同じお手入れ方法や、メンテナンス方法で良いのかなど、心配・疑問を抱えている人も多いでしょう。

そこでここでは、モックシューズに関するよくある質問として、「洗濯・お手入れ方法」と「長く履くためのメンテナンスのコツ」についてご紹介します。

洗濯・お手入れの方法は?

モックシューズの洗濯・お手入れ方法の基本は、素材に合わせて行う必要があります。インソールと布製シューズは中性洗剤や石鹼を使い、柔らかいブラシで汚れを落としてから日陰干しする方法が基本です。

ブラシで落ちない汚れがある場合は、専用クリーナーを用いると汚れを落としやすくなります。ただし、素材によって使えるクリーナーが異なる点には注意が必要です。

また、仕上げに防水スプレーを使うと汚れが付着しにくくなります。

長く履くためのメンテナンスのコツ

モックシューズを長く履くためのメンテナンスのコツは、着用後の洗濯とお手入れをしっかりすることです。

着用後、必ず洗濯する必要はありませんが、風通しの良い日陰で湿気を飛ばす程度のお手入れをすると、劣化しにくくなります。

また、2~3足ローテーションで履くことで、1足あたりの負担を軽減できるので、より長く履けるでしょう。

モックシューズで快適な生活を

編集部撮影

モックシューズはその手軽さと快適さで、アウトドアシーンや日常をよりリラックスしたものに変えてくれる可能性を秘めたアイテムです。

一足持っているだけで、キャンプサイトでのテントの出入りが格段に楽になったり、旅先での足元が快適になったり、外出先で快適に過ごせるようになります。

本記事を参考に、ぜひあなたのアウトドアスタイルに最適なモックシューズを見つけて、快適な使い心地を体感してください。

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