ランニングシューズとウォーキングシューズの違い|選び方やおすすめも解説

ファッション

2025.06.25 更新

ランニングシューズとウォーキングシューズの違い|選び方やおすすめも解説

サク

サク

ランニングシューズとウォーキングシューズは、見た目が似ていても役割や性能が大きく異なります。この記事では、ランニングシューズとウォーキングシューズの違いや選び方、おすすめ商品を紹介します。ASICSやadidasなど人気ブランドのおすすめモデルも掲載!自分の足に合う一足を見つけて、より快適に運動を楽しみましょう。

ランニングシューズとウォーキングシューズの違い

ランニングシューズとウォーキングシューズは、見た目が似ていても設計や機能に明確な違いがあります。

大前提として、ウォーキングシューズは「歩く」ことを快適にする設計であるのに対し、ランニングシューズは「走る」動作に特化しています。

用途に合わないシューズを使うと、フォームの乱れや足への負担につながる可能性もあります。

ここでは、両者の違いについて詳しく解説します。

  • デザイン・見た目
  • 使われている素材
  • クッション性や衝撃吸収
  • 耐久性能

デザイン・見た目

見た目の印象で比べると、ランニングシューズのほうが洗練されたデザインが多く、ファッション性に優れています。

鮮やかなカラーや細身のフォルムなど、運動時だけでなく普段のコーディネートにも取り入れやすい点が魅力です。

一方で、ウォーキングシューズは黒やグレーなど落ち着いた色合いが多く、実用性を重視したデザインが中心です。

使われている素材

シューズに使われている素材は、走るのか歩くのかによって選び方が変わります。足への負担や動き方が異なるため、それぞれの目的に合った素材が採用されています。

【ランニングシューズの特徴】

  • アッパー素材:メッシュ素材を使用
     - 通気性と軽量性に優れており、蒸れを防ぎます
  • ソール素材:柔らかくクッション性の高い素材
     - 着地時の衝撃を吸収し、足や膝への負担を軽減します

【ウォーキングシューズの特徴】

  • アッパー素材:合皮やスエードなど耐久性重視の素材
     - 雨や汚れに強く、日常使いにも適しています
  • ソール素材:硬めのラバー素材を使用
     - 摩耗に強く、長時間の歩行でも安定感があります

素材から分かるように、軽さや通気性を重視するならランニングシューズ、耐久性や安定感を求めるならウォーキングシューズを選びましょう。

クッション性や衝撃吸収

クッション性は、シューズ選びで重視すべき大切な要素です。

ランニングでは着地の衝撃が大きいため、ミッドソールに厚みを持たせ、ヒールや前足部のクッション性を高めています。こうした設計により、膝や足首への負担を軽減できます。

一方、ウォーキングは常にどちらかの足が地面に接しており、衝撃は比較的少なめです。そのためクッションは控えめですが、軽量性を重視し、ソールはやや硬めに設計されています。

耐久性能

シューズの耐久性は、使用頻度や目的によって差が出ます。ウォーキングシューズの方が耐久性能に優れており、一般的には1,500〜2,000kmの使用が目安です。

一方、ランニングシューズは柔らかいソールを採用しているため、寿命は1,000〜1,500km程度とされています。ソールの硬さや素材の違いが、劣化に大きく影響します。

結果として、ランニングシューズの方が買い替えの頻度は高くなることが多いです。

ランニングシューズの正しい選び方とポイント

ランニングを気持ちよく続けるためには、自分に合ったシューズを選ぶことが大切です。

ここでは、ランニングシューズ選びで知っておきたいポイントを紹介します。

  • 買うタイミングは午後がおすすめ
  • 足先に余裕のあるサイズ
  • ランニングの頻度や距離で選ぶ
  • 軽量性や耐久性などの機能性

買うタイミングは午後がおすすめ

シューズを購入するなら、午後の時間帯を選ぶのがおすすめです。

人の足は、朝と夕方で大きさが変わることがあります。立ち仕事や歩行によって、足のアーチが下がり、サイズが0.5〜1.0cmほど広がることもあります。そのため、朝に試し履きすると、実際より小さいサイズを選んでしまう可能性があります。

午後に購入すれば、足がむくんだ状態でフィット感を確認できるため、後からきつさを感じるリスクを減らせます。

足先に余裕のあるサイズ

ランニングシューズは、足先に1cmほどの余裕があるサイズがおすすめです。つま先が当たると爪を傷めたり、転倒の原因になったりするため注意が必要です。

逆に大きすぎると、靴の中で足が動いて踏ん張りがきかず、力が逃げてしまいます。足の実寸を測ったうえで、指先が自然に動かせるサイズを選ぶようにしましょう。

ランニングの頻度や距離で選ぶ

ランニングシューズは、走る頻度や距離に合わせて選ぶことが大切です。

週に数回、短距離を軽く走る程度であれば、クッション性と安定感を備えたエントリーモデルで十分対応できます。

一方で、フルマラソンを目指す場合や日常的に長距離を走る場合は、耐久性や反発力に優れたモデルがおすすめです。

ナイキやアシックス、アディダスなどは目的別に多くのシューズを展開しています。選ぶ際は各ブランドの推奨チャートを参考にすると、自分に合う一足が見つかるはずです。

軽量性や耐久性などの機能性

ランニングシューズを選ぶ際は、軽さや耐久性といった機能性も重要な判断材料です。軽量なモデルは脚への負担が少なく、長時間走っても疲れにくくなります。加えて、ソールの剛性やクッション性の高さは、着地や蹴り出しの安定感に直結します。

また、防水性やリフレクター機能など、使用シーンに応じた特性を備えたモデルもあります。

走る環境や目的に合わせて、必要な機能を見極めましょう。

人気のおすすめランニングシューズ3選

ランニングシューズは、目的や使用頻度に合ったモデルを選ぶことが大切です。

ここでは、初心者から中・上級者まで幅広く使える、人気ブランドのおすすめランニングシューズを厳選して紹介します。

デザインや機能性の違いにも注目しながら、自分に合う一足を見つけてみてください。

  1. ASICS|NOVABLAST 4(1011B693.022)
  2. adidas|GALAXY 6 M
  3. Nike|ペガサス 41

ASICS|NOVABLAST 4(1011B693)

「NOVABLAST 4」は、優れた反発性とクッション性を備えた一足です。片足約260gと軽量ながら、着地時の安定感も高く、初心者はもちろん、ステップアップを目指すランナーにもおすすめです。滑らかな足運びと爽快な履き心地で、走ることがもっと楽しくなります。

おすすめポイント

  • 前足部に高い反発力があり、自然と前へ進みやすい
  • ヒールカップがしっかり支え、ブレを抑えて安定感◎
  • 厚みのあるソールが衝撃をやわらげ、足への負担を軽減
  • シュータンが内部で固定され、フィット感が心地よい
  • 片足約260gと軽く、長距離ランでも疲れにくい
ブランドASICS(アシックス)
商品名NOVABLAST 4(1011B693)
重さ約260g(片足)
特徴高反発・高安定・軽量設計
おすすめポイント前足部の強い反発性、ブレにくいヒール構造、爽快な足運び

adidas|GALAXY 6 M

「GALAXY 6 M」は、クッション性・通気性・軽量性を兼ね備えた、adidasの定番ランニングシューズです。厚底のCloudfoamミッドソールが、着地時の衝撃をやわらげながら反発力を発揮。足への負担を軽減し、快適な走行をサポートします。アッパーにはリサイクル素材を50%以上使用し、環境にも配慮。豊富なカラーバリエーションと手頃な価格で、ランニング初心者にもおすすめです。

おすすめポイント

  • Cloudfoamミッドソールが高反発とクッション性を両立
  • 通気性に優れたメッシュアッパーでムレにくい
  • 耐久性のあるラバーアウトソールが安定した走りをサポート
  • リサイクル素材50%以上を使用したサステナブル設計
  • 豊富な13色展開と手に取りやすい価格で初心者にぴったり
ブランドadidas(アディダス)
商品名GALAXY 6 M
重さ約330g(26.5cm)
特徴高クッション・通気性・リサイクル素材使用
おすすめポイントCloudfoam採用、快適な足入れ、豊富なカラーと手頃な価格

Nike|ペガサス 41

「ペガサス 41」は、クッション性・軽量性・反発性のバランスに優れたナイキの定番ランニングシューズです。2つのAir ZoomユニットとReactXフォームが、地面を蹴るたびに心地よい反発を生み、毎日のランニングをサポート。アッパーには通気性の高いエンジニアードメッシュを採用し、快適な履き心地を実現しています。カラーは男女合わせて全8色。自分好みにカスタムできる「By You」対応も魅力です。

おすすめポイント

  • Air Zoom+ReactXフォームで高い反発力と快適な着地を実現
  • アッパーに通気性と軽さを両立したエンジニアードメッシュを使用
  • 男女合わせて8色展開、公式サイトではカスタマイズも可能
  • 環境に配慮したリサイクル素材を積極的に使用
  • 約271gと軽量で、日々のランにぴったりな履き心地
ブランドNike(ナイキ)
商品名ペガサス 41
重さ約271g(27cm 片足)
特徴高反発・軽量・サステナブル素材使用
おすすめポイントAir ZoomとReactXフォーム採用、通気性の高いメッシュ、豊富なカラー展開とカスタム対応

ウォーキングシューズの正しい選び方とポイント

毎日のウォーキングを快適に続けるためには、自分の足に合ったシューズを選ぶことが大切です。

サイズ感はもちろん、歩きやすさを支える機能にも注目することで、足への負担を軽減できます。

ここでは、ウォーキングシューズを選ぶときに知っておきたいポイントを紹介します。

サイズと足幅をしっかりチェックする

ウォーキングシューズを選ぶ際は、足の長さだけでなく幅もしっかり確認してください。

足幅が合っていない靴を履くと、歩行中に足が圧迫されたり、靴の中でずれたりして、疲労や痛みの原因になります。

足幅は、親指と小指の付け根を結んだ部分の直線距離で測定します。

たとえば、男性の標準は2E(約104mm)、女性はD(約92mm)とされています。

JIS規格ではE・2E・3Eなどで表記されており、足にフィットしたサイズを選ぶことが大切です。

使用シーンに合ったデザインを選ぶ

ウォーキングシューズは、使う場面に合わせて選ぶことが大切です。

たとえば、普段着に合わせたいならスニーカータイプがおすすめです。カジュアルな見た目で服装にもなじみやすく、気軽に履けます。

仕事中も歩くことを意識したい人には、革靴風のデザインがぴったりです。見た目はビジネスシューズでも、中身は歩きやすさを考えたつくりになっています。

脱ぎ履きのしやすさを重視するなら、スリッポンタイプも便利です。

使うシーンに合わせて選ぶことで、歩きやすさと見た目の両立が叶います。

防水性や通気性の高いものを選ぶ

雨の日も気にせず歩きたいなら、防水性と通気性の両方に優れたシューズを選ぶのがポイントです。水をしっかり防いでも、内側が蒸れてしまっては快適とはいえません。

その点、外からの水は通さず、汗や熱は逃がしてくれる素材を使ったモデルなら、天候を問わず心地よく歩けます。たとえば、ゴアテックスのような透湿防水素材を使用したモデルは、急な天候の変化にも対応しやすく便利です。

天気を気にせず歩きたい方におすすめです。

長時間歩いても疲れにくいものを選ぶ

長時間歩くなら、安定性と通気性に優れたウォーキングシューズを選ぶのがポイントです。ランニングほど強い衝撃はかかりませんが、そのぶん足元のぐらつきを防ぐ構造が重要になります。しっかりと地面をとらえる設計なら、足への負担を抑え、歩き続けても疲れにくくなります。

また、蒸れにくい通気性のある素材を使ったモデルを選べば、マメの予防にもつながります。

人気のおすすめウォーキングシューズ3選

ウォーキングシューズは、歩きやすさだけでなく、使用シーンや履き心地にも注目して選ぶことが大切です。

ここでは、デザイン性と機能性のバランスが取れた人気モデルを3つ厳選して紹介します。

  1. ASICS|ハダシウォーカー
  2. KEEN|WK400
  3. New Balance|Fresh Foam 880 v6

ASICS|WALKING ハダシウォーカー

「ハダシウォーカー」は、まるで素足で歩いているかのような自然な履き心地を追求した、アシックスのロングセラーモデルです。歩行時の足の動きに連動して屈曲するソールと、着地の衝撃をやわらげる「fuzeGEL」により、快適で安定した歩きをサポート。内側ファスナー付きで脱ぎ履きもしやすく、日常使いにぴったりです。通気性や消臭性にも配慮されており、日々のウォーキングを心地よく支えてくれる一足です。

おすすめポイント

  • 屈曲性の高いソールで、素足のような自然な足運びを実現
  • かかと部に衝撃を吸収する「fuzeGEL」を搭載
  • 内側ファスナーで脱ぎ履きしやすく、使い勝手も◎
  • 通気性のあるアッパーと消臭繊維で快適な履き心地
  • シンプルなデザインで、日常コーデにもなじみやすい
ブランドASICS(アシックス)
商品名WALKING ハダシウォーカー
重さ約290g(26.0cm片足)
特徴素足感覚・高屈曲・衝撃吸収・消臭設計
おすすめポイントfuzeGELによるクッション性、内ファスナーで脱ぎ履き簡単、歩行サポート設計

KEEN|WK400

「WK400」は、革新的なソール構造《KEEN.CURVE》を採用した、次世代型ウォーキングシューズです。足を自然に前へと転がすような独特の歩き心地が特長で、長距離でも快適な歩行をサポートします。アウトソールは不整地から舗装路まであらゆる路面に対応し、高いグリップ力を発揮。抗菌防臭加工や、履きやすさを考えた仕様も魅力です。アウトドアで培われたKEENの技術が詰まった一足です。

おすすめポイント

  • KEEN.CURVE構造で、転がるようなスムーズな足運び
  • 全方向対応アウトソールで路面を選ばず安定感◎
  • 軽量かつ耐久性に優れた圧縮成型EVAミッドソール
  • 天然由来の抗菌防臭フットベッドで清潔に保てる
  • 履き口が広く開き、着脱しやすい快適設計
ブランドKEEN(キーン)
商品名WK400
重さ
特徴転がるような推進力・高グリップ・快適設計
おすすめポイントKEEN.CURVEによる独特の足運び、防滑・抗菌機能、アウトドア対応の高機能設計

New Balance|Fresh Foam 880 v6

「Fresh Foam 880 v6」は、長時間の歩行にも対応する高クッション仕様のウォーキングモデルです。独自のFresh Foamミッドソールが足裏全体を包み込み、着地から蹴り出しまで自然な歩行をサポート。踵のCRカウンターが安定性を高め、アウトソールには高い防滑性と耐久性を備えた「Nグリップ」を採用しています。快適性と環境配慮を両立した新定番モデルです。

おすすめポイント

  • Fresh Foamミッドソールが優れたクッション性を発揮
  • CRカウンターが歩行時の安定性を高める設計
  • 「Nグリップ」アウトソールで高い防滑性と耐久性を実現
  • 足裏の動きに沿った自然な体重移動を導く独自構造
  • 環境に配慮した素材を使用し、日常使いにもおすすめ
ブランドNew Balance(ニューバランス)
商品名Fresh Foam 880 v6
重さ約315g(27.5cm 片足)
特徴高クッション・安定設計・防滑アウトソール
おすすめポイントFresh Foam搭載、Nグリップ採用、快適で自然な歩行サポート

ランニング・ウォーキングシューズの違いに関するよくある質問

ランニング・ウォーキングシューズの違いに関するよくある質問を紹介します。

スニーカーとの違いは?

見た目は似ていても、ウォーキングシューズとスニーカーにははっきりとした違いがあります。

スニーカーはデザイン性を重視した日常使い向けの靴で、長時間歩くことを想定していません。

一方、ウォーキングシューズは、足への負担を減らす構造や歩行をサポートする工夫が施されています。

疲れにくさを求めるなら、専用シューズを選ぶのが正解です。

ウォーキングシューズは普段使いできる?

ウォーキングシューズは、普段使いにもぴったりです。

長時間歩いても疲れにくい設計なので、通勤や買い物など日常のシーンでも快適に履けます。

シンプルで落ち着いたデザインのものを選べば、服装にも自然となじみます。

歩きやすさと見た目のバランスを両立できる点が、ウォーキングシューズの大きな魅力です。

ランニングシューズで歩くと疲れるの?

ランニングシューズで歩くと、かえって疲れやすくなることがあります。

これは、走る動作に合わせた設計が、歩行時の重心移動に合わないためです。

長く歩くことを前提とするなら、足への負担を軽減できるウォーキング専用シューズを選ぶ方が安心です。

自分に合った一足を見つけて、運動をもっと楽しもう!

運動をもっと楽しむためには、自分に合ったシューズを選ぶことが大切です。

足への負担を軽減し、無理なく続けられる一足があれば、日々のウォーキングやランニングがぐっと快適になりますよ。

用途や履き心地、デザインの好みに合わせて、あなたらしい一足を見つけてみてください。

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