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こんにちは!キャンプ系YouTuberのFUKUです。今回は面白そうなアウトドア用ワゴンを購入しました!DesertFox(デザートフォックス)というメーカーのキャリーワゴンですが、購入時の値段が1万円を下回っているにもかかわらず、ワゴン・ソファー・サイドテーブル・サンシェードの4つの機能を備えているんです。実際に使ってみて、使用感をお伝えします!
DesertFox「キャリーワゴン」基本スペック・組み立て解説
まずは基本のスペックと組み立て方からご紹介していきます。
基本スペック

スペックは下記の通り。
- サイズ:使用時/約97.5×60.5×高さ120cm、収納時/約60.5×25×76cm
- 重量:13.4kg
- 耐荷重:約200kg
購入時の価格は、税込9,999円でした!

組み立て解説

説明書は入っていませんが、おそらくタイヤを本体に挿して組み立てるのでしょう。
タイヤは太く、ブレーキが付いているものが2つ、付いていないものが2つあります。

商品画像を見る限り、ブレーキ付きのタイヤはハンドルがある方に付いており、挿し込むだけでカチッと入って抜けなくなりました。
前輪となる部分は、挿し込む穴が丸く、可動式になっています。

残りの2つの車輪の穴は丸ではなく四角くなっているので、内側を向けて挿します。

もし間違えてしまっても、下から押すと車輪が外れるので、付け外しは可能です。

低価格のワゴンですが、細かなところの作りは意外と良さそうです。

広げたり、畳んだりする動きはスムーズです。

最後にカバーをかけます。背もたれの後ろには縦にポールが立っているので、カバーについているスリーブ(筒状の布)を、そのポールに上から通して固定します。
ワゴン自体が動いてしまうので、ブレーキをかけて車輪の動きを止めるとやりやすいです。
反対側もスリーブを通すと、椅子っぽくなってきました。

肘掛け部分にはカバーが付き、キャリーの裏側にもベルトでしっかり固定できるポイントが用意されています。

最後にクッションシートを置きますが、このクッションシートだけ、生地がややチープに感じられます。
フレームやカバーはいい感じなものの、クッションだけシャカシャカで薄手の生地です。ただ、割と厚みのあるポリエチレンのようなクッション材が入っています。
多機能ワゴンの実力検証!4つの機能は使えるのか?
多機能ワゴンとしての実力を一つ一つ見ていきましょう!
機能【1】大容量ワゴン

まずワゴンとして見ると、結構大きいですね。
収納部分のサイズは、横幅が約85cm、奥行きが48〜49cm、深さは約25cmあるのでかなり大容量だと思います。

アルミコンテナを入れてもまだまだ余裕があります。縦にしても入りました。
これだけ広いと収納性は抜群ですね。
次はカバーをつけた状態で、収納と展開する動きを見てみます。

バックル付きのベルトは1本しか付属しておらず、片側しか固定できません。また、このベルトは本体に取り付けられているわけではないので、紛失すると使いづらくなりそうです。
クッションにはある程度の厚みがあるため、装着したままだとワゴンを折りたたむことができませんでした。

もっと効率のいいやり方があるかもしれませんが、今見た限りだと、クッションと屋根のパーツは別々で置いておくような感じになりそうです。
機能【2】ソファー

次はソファーとしての機能を確認していきます。
両端のマジックテープのベルトを外して、ファスナーを下げるとソファーが出来上がりました。


座ってみると、確かに大人が2人座れる幅があります。でも、ちょっと窮屈かもしれません。
1人で座ってみると、広いキャンプ用の2人がけのベンチに1人で座っているくらいのゆったりさはあります。

ただ、気になるのがクッションの硬さです。
これがもっといいクッションになったら快適になりそうなので、DCMで買ったキャンプ用クッションに変えました。
このように別のクッションをつけた方が、座り心地は良くなると思います。
また、普通のチェアと比べると脚が車輪なので、体を動かす時にソファーごと揺れたり動いたりしてしまいます。
その点が本当の椅子と違うところかなと思いますが、思っていたよりは「ちゃんと椅子」ですね。
機能【3】サイドテーブル

さらにサイドテーブルが付いています。
ふとした時に倒れそうになりますが、関節をしっかり立てれば大丈夫ですね。

この位置にテーブルがあると、便利だと思いますよ。
ソファーと合わせてキャリーワゴンというのを忘れてしまうくらい、意外に使えそうなイスとテーブルという感じです。
機能【4】サンシェード

サンシェードはテンションをかけるとパッと開くタイプですね。
別パーツとして付属しているため、持ち運ぶ際には忘れないよう注意が必要です。

こうして色々組み立てるのは、少々面倒に感じるかもしれませんが、アウトドアワゴンがこんな形になるとは!
キャンプ場でこれに座ってる人がいても、ワゴンだとは思いませんよね。
確かに組み立ては少し面倒ですが、タープを張ることに比べたら楽です。

すだれとクリップ扇風機をつけてみたら、いい感じになりました。
グランピングのような仕様ですが、やはりワゴンがベースなので全体的にちょっとこぢんまりしているところがあります。

テーブルの作りも日よけパーツも、DIY感のあるクオリティが特徴です。そんなところがちょっと楽しかったりもしますね。
変身するのが楽しいキャリーワゴン
1台4役の確認ができたので、詳細を見ていきましょう。
デメリットはあっても、楽しい1台4役ギア
快適性を求めるなら、一つ一つのアイテムは専用品を使った方がいいと思います。
ソファーは思ったよりしっかり座れるので驚きましたが、やはり専用のアウトドアソファーの方がしっかりしていて座り心地はいいと思います。

サイドテーブルも便利な位置にありますが、フレームがガタガタしているところが気になります。
サンシェードはパラソルがちょっと広くなった程度なので、小さくてもタープを立てた方が広く、骨組もしっかりします。
一つ一つのものは別で売っているものを使った方がより快適だと思うものの、ワゴンが変形していくところが楽しいじゃないですか。
キャリーワゴンとしての基本性能は、他の製品と比べても非常に高く、十分に実用的だと感じました。

タイヤが太くて頼もしく、耐荷重もバッチリ。そこに面白いオプションが付いて、1台4役こなせるのが、このギアの魅力ですね。
細かい使用感もチェック
他にも細かいところをチェックしていきたいと思います。

まず、クッションは上からさらにシートなどを敷くことで、より快適に座れると思います。
背もたれの裏にはフレームがあるため、背中に当たるのが気になる方は、背面までカバーできるタイプのクッションを使うとよさそうです。
また、サンシェードは少しビニールやケミカル系のにおいがするため、においに敏感な人は気になるかもしれません。ポールは見た目は少し頼りなく見えますが、実際には意外としっかりしている印象でした。
全体としてとても面白いワゴンでしたが、ただ大人1人で使うならともかく、2人で使うにはコンパクトすぎて窮屈に感じるでしょう。ただ、特にお子さんにとっては、この“秘密基地”のような雰囲気がたまらないのではないでしょうか。

お子さんが座るなら窮屈感も解消されて、いい感じの2人がけベンチになりそうですね。
荷物を運んで移動するところまではワゴンとしての役割を果たして、椅子はお父さんとお母さんのだけ用意して、これはお子さんの基地になるという使い方も楽しそうですよね。
実際にアウトドアでの使用感をチェック
最後にこのワゴンを外で使ったらどんな感じになるのか、見てみましょう!
ワゴンとしての使用感

アウトドアワゴンとして使うのは全然問題なく、走行は安定しています。
ワゴンとして見るとデメリットははっきりしていて、「大きくて重い」ということですね。
大きいことに関しては、それだけ容量も増えるのでいいと思います。
ただ、重いのは耐荷重200kgに設定されていて、フレームもタイヤもゴツく、クッションや背もたれの部分、テーブルやシェードがついているので、仕方ないでしょうね。
使い方も調整可能

少しでも軽くしたいなら、サンシェードは持っていかない等の調整はできます。
屋根をつけない方がシンプルで設営も早く、現実的には使いやすそうかなという感じがします。
屋根が付いているとラグジュアリー感はありますが、こぢんまりしているからおままごと感も出てしまいます。

個人的にはサンシェードなしの仕様が使いやすそうだなと思いました。

サンシェードがなければ、荷物も軽くなりますね。
デザートフォックスの多機能キャリーワゴンで新しいアウトドア体験を!

いかがだったでしょうか。
今回は、最近よく見かける座れるタイプのキャリーワゴンの使い心地が気になったので、購入して試してみました。
結論を言うと、リラックスできるタイプのキャンプ用チェアの方が座り心地はいいと思います。
ただ、ワゴンが椅子になってテーブルもついているというのは、キャンプやバーベキュー、ピクニックなどさまざまなアウトドアシーンで便利に使えて、なかなか面白い商品だったと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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