1週間も氷が溶けない!?保冷力が高いクーラーボックス10選

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2025.07.19 更新

1週間も氷が溶けない!?保冷力が高いクーラーボックス10選

hayase

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クーラーボックスはキャンプ、バーベキュー、フィッシングなどで、飲み物や食材の保冷に役立つ存在です。ただ、時間が経つと保冷効果が弱まってぬるくなってしまうことも。そこで今回は、高い保冷力を持つクーラーボックスをまとめて紹介します。中には氷が1週間経っても溶けないほどの驚異的な保冷力を持つ製品もありますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

この記事でわかること

  • 氷が溶けないクーラーボックスの特徴がわかる
  • 断熱材の種類の違いを理解することで、クーラーボックスの選び方がわかる
  • 人気モデルの特徴がわかる
  • クーラーボックスの氷を長持ちさせる方法がわかる

※本記事はプロモーションが含まれます。

氷が溶けにくいクーラーボックスのメリット・デメリット

ライター撮影

保冷力の高いクーラーボックスは、一見メリットばかりのように思えますが、実はデメリットもあります。

メリットとデメリット、それぞれを理解した上で自分に適したモデルを選びましょう。

メリット:鮮度をキープできる、多彩なシーンで役立つ

保冷力に優れたクーラーボックスのメリットは、その高い保冷性能により、飲み物や食材を長時間冷却し、鮮度をキープできる点です。

高性能モデルは数日間〜1週間程度氷が溶けず、キャンプで連泊するときにも便利。「持ち運びできる冷蔵庫」として、以下のように多様なシーンで役立ちます。

役立つシーン

  • 宿泊キャンプ
  • 車中泊
  • バーべーキュー
  • フィッシング
  • 野外フェス
  • スポーツ観戦
  • 屋外イベント
  • 屋外作業
  • 電源を確保できない場所
  • 災害時など電気の供給がストップしたとき

デメリット:重量がある、価格が高い

保冷力を高めるために真空断熱構造が採用されているクーラーボックスは、重量やサイズが大きくなりがちなのが難点

飲み物や食材を入れるとさらに重量が増すので、そこも加味して携帯しやすいモデルを選ぶ必要があります。

また、高性能クーラーボックスは価格も高め。機能性を重視するか、価格を重視するか、購入予算も考慮しながら商品を選びましょう。

▼こちらの記事ではクーラーボックスのタイプ別の特徴を紹介しています!

1週間氷が溶けない!?高い保冷力で人気のクーラーボックス

ライター撮影

保冷効果が長く続く高性能なクーラーボックスは、極厚の発泡ウレタンや真空断熱パネルといった断熱性に優れた素材が使われているのが特徴です。

加えて密閉性が高く、冷気の漏れを防ぐため、飲み物や食材と一緒に入れた氷が長持ちし、高い保冷力が維持されます。

ここでは、長期間保冷力をキープできる、高性能なクーラーボックスを紹介します。1週間~10日も氷が溶けないモデルもありますので、ぜひ参考にしてください。

メーカーモデルサイズ(外寸)容量重量特徴
シマノICEBOX PRO 30L幅58.3×奥行35.0×高さ35.0cm30L7.7kg氷が最大10日間溶けない
イエティローディ24(約)幅41×奥行33×高さ43cm(約)23L(約)5.81kg携帯性、耐衝撃性、耐久性に優れる
FIELDOORノーザンクーラーボックス(約)幅68×奥行41×高さ42m42.5L約)12kg氷が1週間溶けない
パイクスピークTOUGH GEAR 45QT(約)68.5×41.5×42.0cm(約)42.6L11.8kgオプションが充実
コストコイグルー マックスコールド62QT47.42×53.77×51.23cm58L6.3kg伸縮ハンドル・ホイール付き

【1】SHIMANO(シマノ)「ICEBOX PRO 30L」

SHIMANO(シマノ)「ICEBOX PRO 30L」は6面に極厚真空パネルと発泡ウレタンが使われており、断熱性能に優れたモデル。

最大10日間も氷が溶けない、驚異的な保冷力を誇っているため、機能性を重視したい方に最適です。

長期の宿泊キャンプ、車中泊のほか、釣りやBBQなど、さまざまなシーンで活躍してくれるでしょう。

スペック

  • サイズ:幅58.3×奥行35.0×高さ35.0cm
  • 重量:7.7kg
  • 容量:30L
  • 素材:極厚真空パネル、発泡ウレタン
  • カラー:カーキ、モカ

【2】YETI(イエティ)「ローディ24」

YETI(イエティ)「ローディ24」は、比較的軽量で携帯性に優れたクーラーボックスです。

耐衝撃性、耐久性も高く、アウトドアでタフに使えます。

ワインボトルを立てて収納できる高さがあるので、キンキンに冷えたお酒を楽しみたい人にもぴったりですよ。

スペック

  • サイズ:(約)幅41×奥行33×高さ43cm
  • 重量:(約)5.81kg
  • 容量:(約)23L
  • 素材:ポリエチレン、ポリウレタン
  • カラー:タン、ホワイト、チャコールほか

【3】FIELDOOR「ノーザンクーラーボックス 42.5L」

FIELDOOR「ノーザンクーラーボックス 42.5L」は、厚さ5cmの断熱材を採用しており、1週間経っても氷が溶け切らないほどの保冷力を誇っています。

デザイン性も高く、アウトドアに馴染む、クールな見た目も魅力。

42.5Lのほか、66.2L、33.1L、18.9Lなどのサイズもあるため、おしゃれで保冷力の高いクーラーボックスを探している方は要チェックです。

スペック

  • サイズ:(約)幅68×奥行41×高さ42m
  • 重量:(約)12kg
  • 容量:42.5L
  • 素材:リニアポリエチレン、ポリウレタン、ポリプロピレン、ラバー
  • カラー:サンド、ホワイト、チャコールグレー

【4】PYKES PEAK(パイクスピーク)「TOUGH GEAR 45QT」

ライター撮影

PYKES PEAK(パイクスピーク)「TOUGH GEAR 45QT」は、真夏でも5日間氷が溶けきらないほどの保冷性能を持つクーラーボックスです。

耐久性に優れておりタフに使えるほか、バスケットやカップホルダーなど、別売りのオプションを活用することで機能をプラスできるのも美点。

45QT(42.6L)のほか、20QT(18.9L)のラインナップもありますよ。

スペック

  • サイズ:(約)68.5×41.5×42.0cm
  • 重量:11.8kg
  • 容量:(約)42.6L
  • 素材:外側内側筐体/LLDPE(リニア低密度ポリエチレン)、内側発泡・断熱材/PU FOAM(ポリウレタンフォーム)、ロックレバー/アルミニウムアロイ、栓抜き/ステンレススチール
  • カラー:サンドカーキ、チャコールブラック、ミリタリーグリーン、オリーブ

▼PYKES PEAK(パイクスピーク)「TOUGH GEAR 45QT」のくわしい記事はこちら!

【5】IGLOO(イグルー)「マックスコールド 58L(62QT)」

IGLOO(イグルー)「マックスコールド58L(62QT)」は、伸縮ハンドルと大きなホイールが装備されており、重たい荷物も持ち運びやすいのが魅力です。

最大5日間も保冷効果が続く優れた性能を保ちながら、価格は2万円以下と比較的リーズナブルなのもうれしいポイント。

「機能性も価格の安さも重視したい!」という方に最適です。

スペック

  • サイズ:47.42×53.77×51.23cm
  • 重量:6.3kg
  • 容量:58L
  • 素材:-
  • カラー:ネイビー

小型で楽ちん!氷が溶けづらいクーラーボックス

ライター撮影

携帯性を重視する人には、小型のクーラーボックスがおすすめです。

コンパクトな分、先ほど紹介したモデルよりも保冷期間は短くなるものの、1~2日程度であれば十分な保冷力を保てるモデルも多数あります。

ここでは、コンパクトでありながら、比較的保冷力が高めの商品を5つ紹介します。

メーカーモデルサイズ(外寸)容量重量特徴
シマノICEBOX 17L幅46.5×奥行28.6×高さ32.8cm17L4.2kg氷が4日間溶けない
ロゴス防水たためるアースクーラー(約)幅35×奥行35×高さ39cm(約) 26L(約)2.2kg折りたたみ可能
ロゴスサーモテクト 氷点下フォールディングクーラー37(約)幅53×奥行36.6×高さ36.7cm(約) 37L(約)4.0kg氷が4日間溶けない
ピーコッククーラーバケット(約)幅32×奥行29×高さ37cm(約) 9.5L (約)4.7kg氷が約1週間溶けない
ワークマンスクエア真空ハイブリッドコンテナ(約)幅21×奥行21×高さ29cm(約) 8.3L真空断熱構造

【1】SHIMANO(シマノ)「ICEBOX EL 17L」

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SHIMANO(シマノ)「ICEBOX EL 17L」は、素材に真空パネルと発泡ウレタンが採用されている、高い保冷力を持つクーラーボックスです。

17Lと比較的小ぶりな容量ですが、氷が4日間溶けないスペックを誇ります。

大人が座れるほどの耐荷重があり、ボディも丈夫。アウトドアシーンでタフに使えます。

スペック

  • サイズ:幅46.5×奥行28.6×高さ32.8cm
  • 重量:4.2kg
  • 容量:17L
  • 素材:真空パネル、発泡ウレタン
  • カラー:チャコール

▼SHIMANO(シマノ)「ICEBOX EL 17L」については、こちらの記事でも紹介しています!

【2】ロゴス「防水たためるアースクーラー」

ロゴス「防水たためるアースクーラー」はドラム型のコンパクトなソフトクーラーボックスです。

内側には防水生地が使われており、水漏れしない構造なのも便利なポイント。

使わないときはパーツを分解して、よりコンパクトに収納できます。

スペック

  • サイズ:(約)幅35×奥行35×高さ39cm
  • 重量:(約)2.2kg-
  • 容量:(約) 26L
  • 素材:ポリエステル(TPUコーティング)、PEVA、MDF
  • カラー:カーキ

【3】ロゴス「サーモテクト 氷点下フォールディングクーラー37」

ロゴス「サーモテクト 氷点下フォールディングクーラー37」は4日間氷が溶けない保冷性能を備えているクーラーボックスです。

作りが頑丈なため、チェア代わりに使うことも可能。

さらに、使わないときは折りたためるので、コンパクトに持ち運べます。

スペック

  • サイズ:(約)幅53×奥行36.6×高さ36.7cm
  • 重量:(約)4.0kg
  • 容量:(約) 37L
  • 素材:PP、PE、EPU
  • カラー:ホワイト

【4】ピーコック魔法瓶「クーラーバケット」

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ピーコック魔法瓶「クーラーバケット」は、約1週間も氷が残るほど高い保冷力を持つ、小型のクーラーボックスです。

350ml缶が16本入るサイズ感で、少人数でのアウトドアに最適。また、ボディも頑丈で、チェアやテーブル代わりに使える点も便利です。

市販のロックアイスを入れて、ビッグサイズのアイスペールとして使うのもおすすめですよ。

スペック

  • サイズ:(約)幅32×奥行29×高さ37cm
  • 重量:(約)4.7kg
  • 容量:(約) 9.5L
  • 素材:ステンレス
  • カラー:ダークグレー

▼ピーコック魔法瓶「クーラーバケット」については、こちらの記事でも紹介しています!

【5】ワークマン「スクエア真空ハイブリッドコンテナ」

ワークマン「スクエア真空ハイブリッドコンテナ」は、コンパクトながら、500mlペットボトル5本を収納できる容量を持つクーラーボックスです。

真空構造を採用していることで、保冷力だけでなく、保温力にも優れているのが特徴。

程よいサイズ感とオールシーズン使える性能で、アウトドアのほか、日常の買い物などでも活躍すること間違いなしですよ。

スペック

  • サイズ:(約)幅21×奥行21×高さ29cm
  • 重量:-
  • 容量:(約) 8.3L
  • 素材:本体/ステンレス鋼、本体上部樹脂部分・ふた部分・持ち手部分・本体底部分/ポリプロピレン、パッキン部分/シリコーン樹脂
  • カラー:ブラック、ダークブラウン、ブルーグレー

クーラーボックスの選び方は?氷の溶けにくさは「断熱材」から判断しよう

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保冷力の高いクーラーボックスを選ぶ際には「断熱材に使われている素材」に注目してみましょう。

ここでは、素材ごとの特徴を紹介しますので、それぞれの特徴を踏まえたうえで最適なクーラーボックスを選んでみてくださいね。

保冷力重視なら「真空パネル」

真空パネルは圧倒的な保冷力を誇り、長時間の保冷に適した断熱材です。

内部を真空状態にすることで熱が伝わりにくくなり、高い断熱効果を発揮します。

保冷性能に優れている反面、価格が高価なのが難点。また、重量があり、やや持ち運びしづらいのもデメリットです。

なお、強い衝撃が加わると破損する恐れがあります。破損すると保冷力が低下し、本来の性能が十分に機能しないため、取り扱いには注意しましょう。

コスパ重視なら「発泡ウレタン」

発泡ウレタン(PUフォーム、ポリウレタンフォーム)は、真空パネルほどではないものの、比較的断熱性能が高い素材です。

発泡ウレタンに含まれる微細な気泡が熱の伝達をシャットアウトすることで、断熱性を高める仕組みとなっています。

多くの高性能クーラーボックスに採用されている素材でもあり、性能やデザインに対し、価格のバランスが良く、目立った弱点も少ないのが特徴です。

初めてクーラーボックスを購入する方であれば、まずは発泡ウレタンのものからチェックしてみるといいでしょう。

携帯性重視なら「発泡スチロール」

発泡スチロール素材は、軽量かつ安価で購入できるのが大きなメリットです。そのため、持ち運びやすさを重視する人、導入コストを抑えたい人に最適。

一方で、先ほど紹介した真空パネルは発泡ウレタンなどに比べると、保冷力が劣るのが弱点です。

長時間の使用や、高温の環境での使用する場合、保冷性能が足りないことも。さらに、衝撃に弱く、破損しやすいのも難点です。

「短時間の使用を想定している」「サブのクーラーボックスとして使いたい」という場合であれば問題なく使える可能性があるため、使用シーンをしっかりイメージしてくださいね。

素材別の保冷日数の目安

素材ごとの保冷日数の目安は以下の通りです。

断熱材の種類保冷日数の目安
真空断熱パネル5日~10日(商品によっては10日以上)
発泡ウレタン2日~5日
発泡スチロール半日~2日

キンキンに冷やしたいときには高性能クーラーボックスがおすすめ!

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飲み物や食材をしっかり保冷したいときには、保冷力の高いクーラーボックスが役立ちます。

ひとくちに「保冷力の高いクーラーボックス」と言っても、1週間氷が溶けないほどの性能を持つものや、小型で持ち運びがしやすいものなど、特徴はさまざまです。使用シーンをイメージしながら、最適なものを選びましょう。

本記事で紹介したポイントやおすすめ製品を参考に、ぜひお気に入りのクーラーボックスを見つけてくださいね。

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