キャンドゥで手に入るスタイリッシュなチェア。100均ぽさゼロな「折りたたみ椅子バック付」

キャンプギア

2025.02.16 投稿

2025.02.16 更新

キャンドゥで手に入るスタイリッシュなチェア。100均ぽさゼロな「折りたたみ椅子バック付」

編集部・筒井響子

編集部・筒井響子

100均のアウトドアギアは「機能性重視」でデザイン面は後回し……と勝手に思っていた節がありましたが、キャンドゥに行ってびっくり!なんと、めちゃくちゃスタイリッシュなチェアを発見しました。プチプラな上に収納場所も取らないので人数分購入必至。今回は、キャンドゥ「折りたたみ椅子バック付」をご紹介します。

※本記事には、プロモーションが含まれています。

キャンドゥ「折りたたみ椅子バック付」

撮影|筒井響子

見つけた瞬間に即購入を決めたキャンドゥ『折りたたみ椅子バック付き』。実は以前から存在自体は知っていたものの、カラー(当時はカモフラ)がどうしても気に入らずに、購入には至らなかったのです……。

撮影|筒井響子

そんな中見つけたブラック。見つけた瞬間に買い物かごにインしました。

柄物や色物は使う人を選びますが、ブラックなどのニュートラルカラーはどんなキャンプスタイルの人にも導入しやすいと思います。

2023年頃には新色として登場していたようです。知らなかった……。

撮影|筒井響子

100均のアウトドアアイテムを、見た目やデザイン性の観点から紐解くシリーズ企画『100均アウトドアギアの美学』

今回は、キャンドゥの折りたたみ椅子をデザインの面からご紹介していきます。

※組み立て方や機能的な解説は以下の記事でご紹介しています!

スペック表

キャンドゥ「折りたたみ椅子バック付」

  • 製品名:折りたたみ椅子バック付きブラック
  • 価格:660円(税込み)
  • JANコード:4968988994833
  • カラバリ:ブラック、グリーン
  • 材質・成分:スチール・ポリエステル
  • 本体サイズ(約):縦27×横29×奥行17cm
  • 原産地:中国
  • 注意点:座面生地のテンションを保つため、組みが固めの仕様になっています。組み立て時には多少の力を要します。ご注意ください。

売り場

筆者はキャンドゥのアウトドアグッズ売り場で発見しました。※店舗によって異なるのでご参考までに。

キャンドゥ「折りたたみ椅子バック付」の魅力

もう既に購入の決め手はお話ししてしまいましたが、ここからも引き続きキャンドゥ「折りたたみ椅子バック付き」の魅力について語っていきます。

スタイリッシュな見た目

撮影|筒井響子
撮影|筒井響子
撮影|筒井響子

やはりなんと言っても最大の魅力は、このスタイリッシュなデザインでしょうか。邪魔な装飾がひとつもなく、スチールの骨組みとベルトとポリエステル布の座面で構成されています。

構造が美しいというか……無骨でカッコイイですよね、このフォルム。

筆者は個人的にmuracoのファンなのですが、シンプルさや構造美という視点ではどことなく共通点もある……気もしなくもなくもないような。

撮影|筒井響子

組み立ても収納も、ものの20秒ほどで終了。慣れれば10秒です。

薄く折りたためて収納バックも付いているので、置き場所に困らないのも◎。バックがブラック単色のシンプルなデザインなのもGOODポイントです。

筆者は無印の頑丈ボックスにアウトドアギアを収納しているのですが、この椅子は薄型なので場所を取らず、隙間にスッと差し入れられるのも最高です。

ミニテーブルやオットマンとして横に置いておきたくなる可愛らしさ

撮影|筒井響子

キャンドゥ「折りたたみ椅子バック付」の難点は、小さいことと、耐荷重が60kgなこと。お子さんや女性が少し座るくらいであれば問題はありませんが、本格的にチェアとして使おうと思うと正直かなり厳しいと思います。

そこで筆者は、チェアの隣に常に置いておくミニテーブルとして、また時には足を伸ばしたい時のオットマンとして活用することにしました。

小さく機動力のあるギアなので、相棒みがあるというか、可愛く見えてくるというか……キャンプの時には必ず隣に置いておきたくなるような、不思議な魅力があります。

素材感が◎

撮影|筒井響子

実際に触ってみてびっくりしたのですが、座面の生地は張りがあって、安っぽく見える原因であるテカりもなく、高見えします。

特にブラックは、素材が悪いと安っぽく見えてしまいがちなので、この質感はかなり好印象。

これなら使っていても「100均ぽさ」を全く感じません。

キャンドゥの「折りたたみ椅子バック付」の気になるポイント

椅子として使うにはちょっと不安

撮影|筒井響子
撮影|筒井響子

先にも述べた通り、椅子として本格的に使うには少々耐久性や安定性への不安を感じます。

構造やデザインとしてのシンプルさはとても良いのですが、溶接部分の華奢さや多少の歪み、ベルトの留め具もそこまで強力そうには見えません。あくまで耐荷重内でのライトな使用が原則でしょう。

撮影|筒井響子

組み立ての時に結構な力を使ってテンションをかけるのですが、引っ掛ける出っ張り部分も浅めなのでやや不安を感じますね。

座りながら右に左にと負荷をかけると、はずみで外れてしまいそうな恐怖感があります……。うん、やっぱり私はテーブルやオットマンとして使おう(笑)

作りが雑に見える部分も

撮影|筒井響子

使用上困るほどではないのですが、骨組みがやや歪んでいるように見えたり、座面布の縫い目の処理が甘く、糸が飛び出していたりするのはちょっと気になります。

個体差もあると思いますが、購入後はよく点検するのがおすすめです。筆者は購入後に糸処理を自分で済ませました。

人数分持っとくのが圧倒的吉。

撮影|筒井響子

使ってみると相棒みがあって存在感を放つのに、折りたたむと邪魔にならないキャンドゥの折りたたみ椅子。

税込み660円と、100均アイテムの割に価格はお高めですが、多様な使い方ができる上スタイリッシュな見た目なので、キャンプに行く人数分持っておくのがどう考えても吉なギアでした。

それでは、次回の『100均アウトドアの美学』もお楽しみに。

▼前回のシリーズ『100均アウトドアの美学』では、キャンプに欠かせない耳栓を紹介。

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