発売と同時にアウトドア界隈でかなり話題になったダイソーの「ハンギングラック」。ミニマルでスタイリッシュなデザインで、関連パーツが多いのも魅力ですよね。100均のアウトドアアイテムを、見た目やデザイン性の観点から紐解くシリーズ企画『100均アウトドアの美学』。今回はダイソー「ハンギングラック」について語ります。
※本記事には、プロモーションが含まれています。
ダイソー『ハンギングラック』
チェアの周りにシェルフやラックを設置して”基地感”を出しているキャンパーを見ると釘付けになってしまう筆者。そんなキャンパーの多くがこのハンギングラックを使っているなと感じていました。
今回セレクトしたのは、ダイソーの「ハンギングラック」。発売と同時にアウトドアファンの間で大きな盛り上がりを見せたこちらの商品ですが、ビジュアル的にもすごく優れているなと感じたので、購入してみました。
過去にハピキャンでもレビューしていますので、商品の機能性について詳しく知りたい方は、以下の記事をチェックしてくださいね。
スペック表
スペック
- 製品名:ハンギングラック(収納ポーチ付)
- 価格:770円(税込み)
- JANコード:4550480228365
- サイズ:使用時/幅83cm×奥行57cm×高さ69cm
収納時/幅47cm×奥行13.5cm×高さ5cm(高さのみ筆者実測)ポール直径/メインポール約19mm、脚部12mm - 重さ:696g(筆者実測)
- 材質:本体/スチール、連結部分/アルミニウム
- 耐荷重:5kg
売り場
筆者はダイソーのアウトドアグッズ売り場で見つけました。行楽・レジャーコーナーに置いてあることが多いと思います。 ※店舗によって異なるのでご参考までに。
ダイソー『ハンギングラック』の魅力
今回はハンギングラックのカスタムパーツもまとめて使ってみたので、パーツを装着した上でその魅力に触れてみます。正直、単体使いよりもセット使いする方が完成度がより高まります。
いくつか売り切れで購入できなかった品もあるのですが、今回使用しているのは以下のアイテム。
話題の「ウッド天板」も試しに使ってみたかったのですが売り切れでした…残念。でも、ビジュアル的には天板がない方が無骨感が出て好きです(ウッドではなくポールと同素材であれば使いたいかも)。
キャンプサイトの雰囲気を引き立てる
元祖とも言えるミニマルワークス「インディアンハンガー」を使うことに憧れを持っていた筆者。さまざまなメーカーが同タイプの製品を販売していて、ダイソーのハンギングラックもそのひとつです。
シンプルな設計ゆえのミニマルさ、無骨さに加え、見栄えの面で悩みの種になりがちな収納ギアを可能な限りスタイリッシュにデザインしたことが最大の魅力だと思います。
箱モノの収納ギアだと、サイトの雰囲気を損ねてしまうこともありますもんね。
余談ですが、設計がシンプルなので収納状態も極めてミニマム。組み立てがラクラクなのも嬉しいポイントです。
機能性と「飾る楽しさ」
意外と置き場がなくテーブルの上を占領してしまう小物類も、何も考えず引っ掛けて収納することができますし、カスタムパーツのサイドオーガナイザーやメッシュバスケットを併用することで効率よく整理整頓できます。
基本的には「見せる収納」なので、自慢のギアを飾れるのも推しポイント。筆者はこだわりのコーヒーアイテムをここぞとばかりに引っ掛けようと思っています。
サイドオーガナイザーにはクチポールのカトラリーをイン。アウトドアシーンでもお気に入りのカトラリーをわざわざ持って行って使うと気分が上がるのでおすすめです。
ポケットも多く、たくさんのアイテムを収納できそう。「見せる」意識も忘れないようにしたいものですね。
ダイソー『ハンギングラック』の気になるポイント
基本的には文句なしと言ってもいい『ハンギングラック』ですが、正直細かいクオリティの面で気になってしまった点も。ここからは、気になってしまったポイントを辛口解説していきます。
細部の荒さが気になる
本体内部のショックコードがガイドしてくれるので直感的に組み立てられるのは良いのですが、ポールが交差する部分は隙間ができてしまいます。
本当に細かい部分ですが、他ブランドの製品だとこういった継ぎ目の隙間が目立たないものもあるので、やはり細部のクオリティは価格相応と言ったところ…。
ラック本体ではありませんが、メッシュバスケットの縫合部分も結構雑な作り。余り布がはみ出してそのままになっていたりと、よく見ると仕上げの荒さは気になりますね。
とは言え機能性を損なうことは決してありませんし、価格を考えれば十分なクオリティです!
カスタムパーツも含めて完成度爆高。キャンプの相棒にしたい一品!
アウトドア収納ギアとしてトップレベルのデザイン性を誇る、ダイソー『ハンギングラック』。カスタムパーツを組み合わせることでより完成度が高まり、機能的でありながら「見せる収納」としても楽しめます。
チェア横に設置して”基地感”を出しつつ、新たな相棒とのキャンプを楽しもうと思います。