こんにちは。キャンプ系YouTuberのFUKUです。今回は冬のホームセンターキャンプ用品特集です。久しぶりに何店舗か巡ってみると、面白そうなキャンプアイテムを買うことができました。最近はすっかり寒くなって冬キャンプの季節なので、これからキャンプに行く人は冬に対応した装備で安全に楽しんでもらいたいですね。そこで、冬のアウトドアを快適にしてくれるアイテムを、カインズ・DCM・ナフコの順にご紹介していきたいと思います。
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カインズギア【1】ウェイビーマットワイド 税込3,980円
まずはカインズの1つ目は、ウェイビーマット。今までも出ていた安価なマットですが、ワイド100cmサイズが出ていました。
お値段は税込みで3,980円。棚に置いてあるのを見て、「なんか長いな」と思ったら、ゆとりの100cmワイドタイプが出たんですね。
ゆとりの横幅100cm
非常に幅広な折りたたみ式のクローズドセルマットです。
徒歩での携行を想定したコンパクトなマット(例えばサーマレストやニーモのマット)だと横幅50cm台。キャンプで主流になっている標準サイズのマットだと60cm程度です。
だから100cmというのは相当広い!
このウェイビーマットシリーズは20mmという十分な厚みがあって、凹凸加工もされています。また片面がアルミ蒸着されているので、寒い時期は銀色の面を上にすることで体温を反射して、より寒さを感じにくいような仕様になっています。
安い割に寝心地のいい、コスパ重視な人におすすめなマットだと思いますが、そこからワイドサイズが出たというのは面白いですね。
実際に寝てみて、他商品と比較
ここで、ニーモの『スイッチバッグ』(写真右)と、以前カインズで買った普通のマット(写真中央)と、今回のワイドタイプ(写真右)3種類を用意しました。分かっていたことですが、幅が圧倒的に広く、長さもより長いです。
アコーディオンのように畳んで細長くなるタイプで、これだけワイドサイズというのは見たことなかったですね。
リュックに縛りつけて持っていくことは到底できないので、車で行くキャンプがメインでしょう。ただ細長いので、収納自体はそこまで変わらず持っていけるのかもしれません。
ニーモ『スイッチバック』
このマットは狭いですが、寝るには問題ありません。
筆者はこのマットをソロキャンプではメインで使っています。
ただ寝返りを打つと簡単に外にはみ出てしまうので、朝起きると体の位置がずれていたということも多々あります。
カインズの普通のマット
以前カインズで2000円ほどで買った、普通のマットです。
いいですね。このサイズになるとコンパクトなタイプよりも横幅・長さともゆとりがあって、体がはみ出ることはあまりないですね。
これで十分だと私は思ってたんですが、『ウェーイビーマットワイド』にも寝てみましょう!
カインズ『ウェイビーマットワイド』
やはりすごい幅と長さのあるマットでした。
もちろんこれだけの幅の大きさにはなってしまいますが、奥行と高さは従来のクローズドセルマットとそれほど変わりません。
空気を入れたり抜いたりする手間もないし、万が一何かが当たって破損したり、火の粉が当たっても使えるという結構雑に扱えるのがメリットのマットだと思いますので、これで広さにゆとりのあるタイプは面白いなと思いました。
テントに入れてもぴったりサイズ
100cm幅ということで、ワークマンの『ライトレジストドーム』のインナーテントを用意しました。これはワークマンの『ベーシックドームテント』と全く同じ大きさです。
このサイズのテントに使用すると、室内の床部分全てをマットで覆い尽くすことができます。
マットの方が少し幅が大きいくらいなので、隙間は全くありません。
床全面にマットが敷けたので、テント室内の冷たさもかなり軽減できると思います。
いくら寝返りを打っても大丈夫。横幅がかなりきつめなので、ベーシックドームテントよりもう少し幅のあるテントでもほぼ覆い尽くせるかと思います。
ただ逆にコットの場合は大幅にはみ出してしまうので、向いていないかもしれません。
クローズドセルタイプの安価なマットで、パタパタ折りたためる方式で幅100cmが出たというのはいいなと思いました。
カインズギア【2】あったかブランケット大 税込3,480円
続いては、燃え広がりにくい難燃加工の『あったかブランケット』ビッグサイズです。
幅150cm・長さ180cmということで、昔販売されていたものよりかなり大きなものが、いつの間にやら出ておりました。
毛布にも使えそうなビッグサイズ
難燃加工のあったかブランケットは、ポカポカの毛布生地が2枚重なっていて、その間にアルミシートが挟まれているので、より体温を逃がさないような構造になっています。
難燃加工の生地で裏がボアになっていて、表面の生地が火の粉が当たっても燃え広がりにくく、冬キャンプにぴったりです。
このサイズになると特大ブランケットとしてはもちろん、寝る時に毛布としても使えそうですよね。
広げると従来のものよりかなり大きくなりました。
これを体にかけるともうポカポカです。
実際にくるまってみます
ボタンが付いているので、前で留めることもできます。
椅子を持ってきて、このくるまった状態で座ってみましょう。
背中から腰、お尻、膝裏全部毛布が当たっているので、めちゃくちゃ暖かいです。
これなら前から手も出せるので、薪をくべたりコップを持ったりすることもできますね。
この全身包まれている感じ、めちゃくちゃいい!
反対向きにして座りますと、椅子にもチェアカバーをしてあればこれが最強に暖かいです。
ただ手が出せないから、やっぱり最初の形の方がいいですね。
冬に適した暖かい服装にこのブランケットをプラスしたら、もう無敵です。
カインズギア【3】マルチストレージボックス 税込1,980円
続いては『マルチストレージボックス』、お値段は税込みで1,980円でした。
こちらの商品は新潟の角利という会社が作っています。
布のケースですが、板が入っていてしっかりした箱型のケースなんですよね。
バックルを開けると、深さが15cm弱あって、幅も31cmあるので、ペグやハンマー、ナイフやナタ、ノコギリ等の刃物類を入れるのにいいかもしれません。
似たようなもので安いものもありますが、底板は入っていても他はふにゃふにゃというケースも多いので、このように全面がしっかりしてるケースはいいですよね。
シンプルなデザインのしっかりケースが1,980円。なかなかかっこいいんじゃないでしょうか。
カインズギア【4】カットプレート2 税込850円
続いてはお皿として使えるまな板です。
2枚入りで850円なので、結構安いですよね。
樹脂製ですが、色と質感がいいのでこのままお皿として使ってもいい感じになりそうです。
こちらは丸型ですが、四角のタイプも売っていました。
さっそく使ってみましょう!
まずは漬け物を切って、カッコいい黒に盛り付けてみました。
食材を切ってそのまま出しても、いい感じになるお皿兼まな板ですね。
カインズギア【5】薪バッグ Lサイズ 税込448円
続いては薪バックLサイズです。Mもありましたが、今回はLを買ってみました。
サイズは幅40cm・奥行き26cm・高さ40cmです。
確かに大きくて、中が広い薪バッグです。
40cmの極太サイズの広葉樹の薪を入れても、余裕のサイズ感。
40cmサイズをごちゃ混ぜにして薪1束弱くらい入れてみましたが、2束ぐらい入れても余裕ですよ。
トートバック型なので、手に持っても肩にかけてもいいということで、湿気も入りにくそうです。
大きくて便利な薪バックだと思います。
DCMギア【1】フルタングナタ 税込4,048円
続いてはホームセンターDCMで購入したアイテムのご紹介です。
まずはフルタングナタ。お値段は税込み4,048円でした。
ワークマンのフルタングナタのホームセンターバージョン
髙儀製の商品ですが、ワークマンのフルタングナタと色が違うだけで、全く同じ商品です。フルタングナイフの時も、ワークマンでブラックを先行販売した後、髙儀のカヌチというブランドから同じ仕様のナイフが色違い(茶色)で出て各ホームセンターで売られていました。
あの時はホームセンターのナフコで購入しましたが、今回のナタはDCMに入荷していました。
ワークマンのフルタングナタもブラックでしたが、今回もホームセンターバージョンはブラウンカラーということなんですね。
フェザースティックが作れて、バトニングに使えるフルタングナタです。
刃先の形状が地面に当たっても刃を痛めない形になっていて、ほとんどアウトドアナイフと変わりません。ナタ風のナイフという感じなんじゃないかと思います。
ブラウンカラーはいいですね。ブラックも渋いと思ったけど、この色もいい。
ワークマンの商品だけだと売り切れてしまってなかなか買えないという声もあるので、ホームセンターで茶色のバージョンが入荷しているというのはいいんじゃないでしょうか。
バトニング用のナイフとしてもおすすめ
ナタ風のナイフなら、ナイフでいいんじゃないかと思われるかもしれませんが、ナタのようにコンコン割るほどの重みはないにしても、刃厚が4mmあるのでバトニング用のナイフとして考えると結構いいと思うんですよね。
また、ワークマンのフルタングナイフと比べると、フルタングナタの大きな違いは、ナイフはあくまでも何か切ったり削ったりするような作業に向いている形状で、ただフルタング構造でバトニングもできるという位置付けです。
叩いてもナイフよりは威力が出るし、厚みもあって丈夫だし、本当に小さな小割だったらパカっと割れるだろうし、主にはバトニングがしやすいものになっていると思います。
バトニング作業の割合が多い人はフルタングナタの方がいいかもしれません。
このフルタングナタは国産で、シースも牛革製です。
こんなのが4,000円くらいで買えるのは、コスパはかなりいいなと思います。
DCMギア【2】プリントジュートコットンバッグ(L) 税込877円
次のアイテムは『プリントジュートコットンバッグ(L)』です。お値段は税込み877円でした。
ジュートはバックや帽子等によく使われている素材で、通気性があって独特な風合いがいいですよね。
この商品はメイン素材のジュートに加えてコットンも含まれています。触り心地や風合いがちょっと良くなるのでしょうか。
プリント柄も可愛いですし、とてもビッグサイズなので、これだけ大きいと冬キャンプで防寒着やマフラー、毛布などの予備の保温グッズを入れて持っていけるんじゃないでしょうか。
柄も可愛くて、お値段も税込みで1,000円しません。
お手軽に買えていいんじゃないかなと思いました。
DCMギア【3】アウトドアカラビナブルライター 税込1,078円
続いては、アウトドアカラビナブルライター。お値段は税込みで1,078円でした。
さっそく出してみると、小さいカラビナライターということで、ベルトやループに引っ掛けられる仕様です。
使いたい時は本体を分離して着火ですね。
少し硬いけど引っ張ると本体が取り出せるので、オイルを入れましょう。
よくあるオイルライターの方式ですね。
本体に装着してちょっと時間をおけば使えるのですが、火をつけたら消せないそうです。
ジッポライター等は蓋をパチンと下ろせば火が消えるんですが、この商品は吹き消すなどして必ず火が消えたことを確認の上、使用後は必ずキャップを締めてくださいということです。
火がつきました。キャップがカラビナになっているので、キャンプ道具を入れるバッグ等に引っ掛けておくと、メインで使っている着火器具を忘れた時や着火がうまくいかない時に役立つかもしれませんね。
デザインもシンプルでいいんじゃないでしょうか。
ナフコギア【1】ジュラルミンフレームコンパクトチェア 税込2,180円
最後に、ナフコのギアを紹介します!『ジュラルミンフレームコンパクトチェア』です。
座面のシートがケースを兼ねているコンパクトなチェア
2,000円ちょっとで買える、よくある形のコンパクトタイプの折りたたみ式のチェアですが、面白いと思ったのが座面のシートがケースを兼ねているということ。
だから収納袋をなくしたりもしないし、その袋分の重さも省けます。
フレームもこだわっていて、軽くて丈夫ということで耐荷重は80kgと書いてあります。
今はとても座り心地のいいキャンプチェアがたくさんありますが、そんな中でもとことんコンパクト性を追求したシンプルなチェアは意外と少なくないんですよね。
なんと言ってもやはり軽く(315g)、省スペース。
ヘリノックスのような組み立て式のチェアと比べても、さらに小さいですね。
背もたれはなくてもこれだけコンパクトになるなら、愛用者が多いのも納得できます。
組み立ててみましょう
ファスナーを開けて脚を引き出して、繋げていきます。
組み立ててみると、パッと開いてスムーズに組み立てできるというより、ある程度はめ込んであげないと繋がっていかない感じでした。
ただ、そんなに難しくはないですね。
収納するときは、脚をひねる感じで引っ張りながらしまうと割とスムーズかもしれません。
作りもしっかりしていそうだし、フレームも軽いということで、あとは座り心地がどうか実際に試してみたいと思います。
軽さと携帯性の良さが魅力的
では座ってみます。全然悪くないですね。
座面も小さいし、背もたれもありませんので、リラックスして過ごせるというわけではありませんが、そんなに不安定でもなく、座って焚き火をしたりしていても小さい割に意外と楽だとは思います。
釣りをする人にもいいんじゃないかな。
軽くて携帯性の良さを考えると、今でも一定の指示を得ている形だなというのは分かる気がします。
年々進化しているホームセンターキャンプ用品で冬キャンプを楽しもう!
いかがだったでしょうか。ホームセンターのキャンプ用品も年々進化してきていますので、こういう便利なアイテムたちも取り入れながら冬キャンプを楽しんでみるのもいいんじゃないでしょうか。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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