実用性に加えデザイン性も高いと巷で噂のダイソー「LEDスケルトンライト」。アウトドア界隈でも話題と聞いて実際に購入してみました。100均のアウトドアアイテムを、見た目やデザイン性の観点から紐解くシリーズ企画『100均アウトドアの美学』。今回はこのLEDスケルトンライトをレビューしてみます!
ダイソー『LEDスケルトンライト』
キャンプ、アウトドア界隈のインスタで見かけて気になっていたダイソーの「LEDスケルトンライト」。USB Type-Aで直挿し充電ができ、ライトモードとランタンモードで合計6種の点灯モードに切り替え可能なコンパクトライトです。
スペック表
スペック
- 製品名:充電式スケルトンライト
- カラバリ:クリア、ブルー
- 価格:330円(税込み)
- JANコード:4971275816534、4971275816541
- 電源:リチウムイオンバッテリー ※交換不可
- 光源: LED ※交換不可
- 定格入力DC5V 0.46A(最大)
- 保護等級:IPX3(防雨形)
- 充電時間:約1時間(満充電まで) ※充放電約500回可能
- 照度:約1000ルクス(距離1m、ライトモードHigh時)
- 本体質量:約38g
- 外形寸法:約最大径24×長さ92mm
- メーカー:オーム電機
売り場
筆者はダイソーの電気小物売り場で発見しました。店舗や季節によってはアウトドアコーナーやシーズンコーナーにあるかもしれません。 ※店舗によって異なるのでご参考までに。
ダイソー『LEDスケルトンライト』の魅力
SNSで話題になっていたこと以外にも、筆者がLEDスケルトンライトに魅力を感じたポイントがいくつかありますのでご紹介します。
スケルトンボディが放つ近未来感
ガジェット好きな筆者の心をもグッと鷲掴みするこちらのアイテムは、なんと言ってもこのスケルトンボディが魅力です。内部が丸見えで、メカニカルな基盤や構造を観察できるのが特に心に刺さるポイント。
昔スケルトンのカセットプレイヤーやCDプレイヤーが流行ったことがありますが、最近はまたそれがリバイバルしている感覚…。Nothingがスケルトンでプラスチッキーなスマホやイヤホンをバズらせていたことも記憶に新しいですよね。
アーミーカラーが主流なアウトドアギアの中にも、ここ数年ではスケルトンをはじめとする未来的なカラーやデザインも登場しています。個人的には、ホワイトやグレーのギアも気になるところ。
アウトドアグッズにありがちな無骨さを排除し、どこか未来的で軽やかな印象を与えるこのデザインは、思わず手に取りたくなる魅力がありますよね。
実用性を兼ね備えた設計
見た目の良さだけではなく機能性においても超優秀。充電式で、約500回充放電できます。前面内部のLEDライトの配列が効率的に光を拡散してくれるのでランタンとしても使えて、幕内や停電時の室内でも活躍します。
軽量でコンパクトだから持ち運びにも最適です。人数分揃えておけばいざという時に配って使えますし、キャンプに持ち出しても、幕内の照明や夜間のトイレ時に使えて安心です。
ダイソーで販売されていますが実は電機用品の老舗メーカー「オーム電機」の製品なので、そこも安心感がありますね。
ダイソー『LEDスケルトンライト』の気になるポイント
デザイン性の高さだけでなく機能性の面でも完璧に見える『LEDスケルトンライト』ですが、個人的にはめちゃくちゃ気になる点もあります。ここから、どうしても気になってしまうポイントを辛口解説していきます。
シルバーヘッド部分に漂う“惜しい”感
どうしても気になってしまうポイントのひとつは、ヘッドのシルバー部分。プラスチックの透明感とメタリックの高級感を融合させる狙いがあったのかもしれませんが、実際に手にしてみると、シルバー部分もプラスチックなのでチープさが目立ちます。しかも触ると指紋も目立ちます。
とは言えここに金属素材を使えば、重くなる上、前後の重量バランスも悪くなってしまいます。そう考えれば、この“なんか惜しい感”には目を瞑るべきなのかも。
背面から覗く青いバッテリーが残念極まりない
ヘッドのチープさ以上に残念だったのが、背面から透ける青いバッテリー部分。筐体自体が青いものはそこまで目立たないので問題ないのですが、クリアの方はせめて白だったら良かったなと…。個人的には、この青いパーツが全体の透明感あるスケルトンデザインの魅力をやや損なっているように感じられます。
スケルトン好きに刺さるデザイン。SNSで話題になるのも納得の一品!
透明ギアにときめいてしまう人にチェックしてほしいダイソー『LEDスケルトンライト』。実用性はもちろん、デザイン性の高いアウトドアグッズとして大きなポテンシャルを持つアイテムだと思いました!
透明なボディがもたらす近未来感や、持ち運びやすい軽量設計、十分な明るさは、330円という価格を考えると驚きのクオリティと言えます。
少しでもピンと来た方は、ダイソーに足を運んでみてくださいね!