じゅんいちダビッドソンが「キャンプ最高!」と叫びたくなる瞬間は?
じゅんいちダビッドソン
1975年兵庫県生まれ。1997年にお笑いコンビ「アルパチ」としてデビュー。2000年に結成した「ミスマッチグルメ」解散後、ピン芸人となり、2015年の「R-1ぐらんぷり」で優勝。
元サッカー日本代表、本田圭佑選手のものまねで知られ、テレビ番組の企画でフィンスイミングの日本代表として世界大会に出場した経歴も持つ。
キャンプ好き芸人で構成されるグループ「焚火会」のメンバー。自身が運営するYouTubeチャンネル『ちゃんねるダビッドソン』でキャンプ動画も配信している。
「おぎやはぎのハピキャン」に登場してくれたプレゼンキャンパーに、キャンプにまつわるさまざまな質問をぶつけるこの企画。
じゅんいちダビッドソンさんは、過去に3度ハピキャンに登場し、無骨キャンプやアメリカンスタイルキャンプを教えてくれている“常連メンバー”のひとり。
そんなじゅんいちダビッドソンさんなら、きっとギアや食事、キャンプスタイル全般に“ダビッドソン流”のきめ細かなこだわりを持っているはず!
ということで、じゅんいちダビッドソンさんのキャンプへの熱い思いを、すべて吐き出していただきましょう!
せっかくのキャンプだけどテントに籠る!焚き火のあとの特別な楽しみとは?
じゅんいちダビッドソンさんがキャンプを始めたのはいつ?
小さいころに何度か行ったことはありますけど……。大人になって自分の意思で行き始めたのは、今から8年くらい前ですね。
キャンプを始めたきっかけは?
ヒロシさんとバイキングの西村と、営業でよく会っていたんですけど、「じゅんいち、ゼッタイ好きなはずやから」とずっと誘われてたんですね。
当時は釣りにハマっていて、それが忙しくて断ってたんですけど、ある時西村から「明日行かない?」って急な連絡をもらって。
で、勢いで行ったんです。ヒロシさんと西村と。そしたら、ムチャクチャ面白くて!
その時は何も道具を持ってなくて、ふたりに借りてたんですが、「次に行くときも誘ってください」って言って、キャンプ中にAmazonでテント買いました。
キャンプ中はどんなことにいちばん時間を費やしていますか?
これ言うと「なんでやねん!」って言われるかもですけど…焚き火囲んでお酒飲んだりキャンプ飯をつまんだりしたあと、焚き火を消して、テントに籠って、そこでNetflixを観るんです(笑)。
ポテチなんか食べながらね。その時間がホンマ楽しいんですよ。
長編のアメリカドラマとか10本くらいダウンロードして持って行って、それを観てます。好きなんですよその時間が。
アウトドアに行って、インドアも楽しむ、っていう感じですね。
よく一緒にキャンプをされるお友達がいたら教えてください!
最近だと、Kis-My-Ft2の二階堂くんかな。ニカちゃん、もともと僕のキャンプ動画のファンだったらしくて。YouTubeでコラボしたこともありますよ。
身の回りで、お手本にしているキャンパー、憧れのキャンパーはいますか?
いないですね(笑)。いや、たとえば阿諏訪みたいに、洗練されたキレイなキャンプをする人はいいなあとは思いますよ。
調味料を小分けにしてスパイスボックスに入れておいたりね。でも僕は、スパイスボックスごと無くしたりするから(笑)。
妻からも「あなたは阿諏訪さんみたいにできないから!」と言われてますし、もう諦めてます(笑)。
では、自分よりもキャンプが「ヘタだなあ」と思う仲間はいますか?(笑)
あ~、それはウエストランドの(河本)太ですね(笑)。焚き火がつけらないとか、僕とはまたジャンルの違うヘタですね。
チャレンジしないけどヘタ、みたいなところが面白いタイプです(笑)。
「この人と一緒にキャンプをしてみたい」と思う芸人さんはいますか?。
チュートリアルの徳井さんですかね。なんとなく、僕とテンションが似てる気がするんです。
面識もあるんですけど、徳井さんがキャンプをたくさんされるようになってから、一度も会えてないんですよね。
YouTubeでコラボとかしてみたいけど、先輩だからこっちから声もかけにくいしなあ、なんて(笑)。
箸を忘れたら、枝を削って作ればいい!完璧な対応をしたにもかかわらず…
初心者の時と比べて「成長したな」「うまくなったな」と思う部分は?
僕、ちまたでは「ヘタキャン」とかイジられてますけど(笑)、基本的なことは失敗しなくなったと思いますよ。
ただね、「やりたい!」と思ったら、知識がなくてもすぐに挑戦しちゃうから、結局ミスが起こるっていう(笑)。
でも、それを続けていると、できることは増えていきますよね。
そんな中あえて聞きますが、最近のキャンプでの「失敗」を教えてください(笑)。
小さいことなんですけど、このあいだキャンプでラーメン作って食べようと思ったら、お箸がなかったんですよ。
しょうがないから木の枝を削ってお箸作ったんですけど、食べ終わって片づけて、ビールでも飲もうと思ったら、バッグの横のポケットに箸が入ってたのに気づいたっていう。
もう、さっき木の枝削ってたの、何の時間やねん!って思いました。
あとね、川でスイカ冷やしてて、食べるのを忘れてそのまま帰ったっていうのもあります。家帰って2日後くらいに気付いて、「あれっ!?スイカ食ってない!」ってなって。
我ながら笑ったなあ…あれは!
じゃあ「今日のキャンプは楽しいぞ!」と思える瞬間はどんな時?
お気に入りの道具を多めに持って行って、それを並べて、思い通りのテントサイトができた時ですかね。
「基地づくりが上手くいった!」みたいな嬉しさがあるんです。ソロキャンプなのに、4リットルくらいの無駄に大きなウォータージャグを持って行って、それを飾って悦に入ったりしてます(笑)。
あとは、気温がメッチャちょうどいい日もテンション上がりますね。ちょっと寒いくらいの気持ちいい環境で、暖かい焚き火にあたりながら仲間としっぽり飲んで……。
そんな時、「最高やな!」って思います。
キャンプ道具を購入する時のこだわりはありますか?
僕の感覚で、カッコいいと思うものを買いますね。最近「ふいご」を買ったんです。焚き火の時に使う、風をおこす道具ですね。
火吹き棒は持ってたんですけど、何回も踏んづけて折ってしまって…。そんな時に「ふいご」をみつけて、「これいいな、カッコいいし、折ることもないし」ってなったんです。
必ずキャンプに持って行く、じゅんいちさんにとって相棒的な道具はありますか?
自分のブランドのDaviddyで、ogawaさんとコラボしてテントとギアのセットを出したことがあるんですけど、その時に作ったちっちゃなテーブルですかね。
すごく使い勝手がいいので、それはいつも持って行ってます。
今まで作ったキャンプ飯の中で、「我ながら絶品」と思ったのはどんなメニュー?
過去にこの番組で、おぎやはぎさんに振る舞ったカレー、めちゃくちゃ評判良かったですよね(笑)。
それ以外だと、ステーキ肉を叩いてミンチにして、ハンバーグを作ったことがあって。で、それをハンバーガーにしたんです。いいお肉だし、牛肉100%だし、誰が作っても美味しくなるとは思うんだけど…あれは絶品だったなあ。
ご自身に対してキャンパーとしての「のびしろ」を感じるのはどのあたりですか?
この春からバイクに乗り始めたんでね、その面白さを追求していきたいんです。フットワーク軽く、もっといろんなところに行ってみたいです。
きっとキャンプがもっと楽しくなるはず。そのへんに「のびしろ」を感じますね。
じゅんいちさんのキャンプスタイルをひと言で表すと?
ファミリーでも行くし、ソロもやるし、バイクで行ったりもする。普通にテントで寝ることもあれば、あえてハンモックを張って寝ることもあります。
ひとつのカタチに収まらないっていうのが、僕のスタイルかもしれません。「その日の気分キャンプ」みたいな感じで。
でも大変ですよ。毎回、持って行く荷物の中身を全部入れ替えなきゃならないし、その都度忘れ物が発生しますから(笑)。
じゅんいちダビッドソンさん、ありがとうございました!!