【キャンプ大賞2024 ファミリーテント オブ・ザ・イヤー】で、見事優秀賞に輝いた「MSR / ハビスケープ6P」。あと一歩最優秀賞に及ばなかったものの、アウトドアのスペシャリスト達から高い評価を得ました。そんな同テントを編集部でも試し張り!本当に素晴らしいテントなのか、改めて検証していきます!

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山岳テントの雄、MSRが作ったファミリーテント

MSRといえば、山岳用テントをはじめとして、さまざまな登山ギアを展開しているアウトドアブランド。軽量かつコンパクトで、厳しい環境下でも優れた性能を発揮するギアの数々は、ハイカーはもちろんのこと、キャンパーからも大きな支持を受けています。

画像: "【キャンプ大賞2024】ファミリーテント部門の頂点に輝いたのはコレだ!圧倒的コスパの最強テントを発表"より引用 happycamper.jp

"【キャンプ大賞2024】ファミリーテント部門の頂点に輝いたのはコレだ!圧倒的コスパの最強テントを発表"より引用

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山岳用の小型テントのイメージが強いMSRですが、【キャンプ大賞2024】ではなんとファミリーテント部門にノミネート!ブランドとしてはたった2つしかないファミリーテントのうちの1つ「ハビスケープ6P」が優秀賞に!

今回は同テントを編集部で実際に使ってみて、その使い心地を徹底検証!並み居るキャンプ用テント達を押しのけ2位の座を手に入れたワケを探っていきます。

画像1: 【これは逸品】張り姿の美しさは圧巻!MSRのファミリーテントを徹底レビュー。
ハビスケープ | MSR 公式
新シリーズのハビスケープは、冒険好きな家族が楽しむキャンプに必要なものすべてを備えたフロントカントリー用テントで、耐久性能とコストの完璧なバランスを保ち、すぐにそれなしでは満足できなくなるような配慮の行き届いた機能を備えています。

ハビスケープを設営してみる

画像: 編集部撮影 収納袋の口が大きいのは、個人的に嬉しいポイント。テントの出し入れがラクちん。

編集部撮影

収納袋の口が大きいのは、個人的に嬉しいポイント。テントの出し入れがラクちん。

設営の前に収納状態をチェック!持ち運びのしやすさはさすがのMSR。収納サイズが61×25cm、重量6520gと、ファミリーテントとしてはかなりコンパクトかつ軽量。女性でも難なく持ち運びできそうです。

画像: 編集部撮影 内容物:(左上)収納袋(右上)ペグ(左下)インナーテント(中央下)フライシート(右下)ポール

編集部撮影

内容物:(左上)収納袋(右上)ペグ(左下)インナーテント(中央下)フライシート(右下)ポール

設営の順序は以下の通り。

  1. まずはインナーテントの四隅をペグダウン。
  2. メインとなるクロスポールをインナーの四隅にあるグロメット(穴)に差し込む。
  3. ポールの頂点(交差部分)からインナーテントのフックを掛けていく。
  4. テント上部にサブポール(4本)差し込む。
  5. フライシートを被せ、ガイラインをペグダウン。

ここからは設営の様子と、設営の中で気になったポイントをご紹介します。

単純明快な設営方法!

画像1: 編集部撮影

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順序通り、インナーテントをペグダウンし、ポールを差し込んだ後、ポールにフックをかけていきます。ポールの差し込み口はアルミ金具で非常にわかりやすいです。

はじめにフックを掛けるところが、ポールが交差した頂点部分(約195cm)と高い場所にあるので、身長が低い方は手が届きにくいかもしれません。筆者(172cm)が背伸びしてギリギリ届くくらいです。

画像3: 編集部撮影

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画像4: 編集部撮影

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あとは短い4本のサブポールをテント上部に差し込んでいくだけで、ほぼ設営は完了します。サブポールの差し込み口もとてもわかりやすいので間違えることもないでしょう!

ガイロープを張らずとも美しい張り姿!

画像5: 編集部撮影

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インナーテントの設営状態がこちら。独自のフレーム構造による個性的な形状が印象的です。またシワがなくとても美しい張り姿。インナーテントの上半分が全てメッシュなので、通気性も抜群です。

画像6: 編集部撮影

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仕上げにフライシートを被せた状態がこちら。ペグダウンするだけでピン張り状態でした!

設営は簡単かつスピーディで、慣れれば10分ほどで立てられそう。また、間違いさえしなければ誰でも綺麗に張れるでしょう!

フライシートはほんのり青みがかった明るいグレーカラーでスポーティーな印象。山岳用テントらしさも残しています。美しいドーム形状は耐風性も抜群。

テント内部をチェック!

画像7: 編集部撮影

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設営が済んだら早速テントのドアパネルをオープン。少し細めのドアパネルですが、キャノピーポールを使って跳ね上げれば、簡単なタープ代わりにも。

画像8: 編集部撮影

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リビングとして使えるほど広くはありませんが、前室スペースが確保されているのはとても嬉しいポイント。靴やペグケースなど、インナーテント内に入れたくないけど、濡れたら困るギアを置いておけます。

画像9: 編集部撮影

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ハビスケープを張ってみて一番驚きだったのは、その室内空間の広さ。一番高いところで約195cmある天井高は大人が立っても余裕があります。

高さ2mを超えるテント自体は決して珍しくありませんが、テント上部も広々としていて、同じような高さのテントと比べても快適性は段違いでしょう。

画像10: 編集部撮影

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1人分ですがマットも敷いてフロアの広さもチェック。面積は254×305cmと公式では6人が寝れる広さとのこと。実際に6枚マットを用意したわけではないので、実証はできませんが、6人寝てもまだ余裕がありそうです。

画像11: 編集部撮影

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このテントの内部には至る所にポケットが配置されており、その数なんと全部で10個。貴重品や、小物ギアをしまっておけます。

画像12: 編集部撮影

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天井の中心に設けられたループは、ランタンの吊り下げに便利です。

【張って納得!】3つのワザありポイント!

ここでは、ハビスケープを実際に張ってみて気づいた、3つの技ありなポイントをご紹介!

1.しなやかで扱いやすいポールがワザあり!初めからクロスしているのも嬉しい!

画像13: 編集部撮影

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テントを立てる時、ポールをしならせるのに苦労することがありますが、ハビスケープのポールは柔軟で、力がなくても扱いやすいです。

またメインポールが初めからクロスしているので、ポールを差し込んだ時点で立体的になるのも嬉しいポイント。

2.テントの美しい張り姿と快適性を実現するサブポールがワザあり!

画像14: 編集部撮影

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ハビスケープでかなり重要な役割を担っているのが、テント上部に設置する4本の短いポール。このポールがテント上部の空間を押し広げ快適性を向上させています。

また、たるみがちな天井部分の生地を突っ張っていて、シワのない美しい張り姿と綺麗なドーム形状を実現しています。

3.外内両方からアクセスできるポケットがワザあり!

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ポケットの一つは、テントの外と内両側からアクセスできる、ワザあり仕様。小型のランタンや車のキーなどの小物であれば、テントのドアを開けることなく受け渡しが可能。

ドア開閉の手間を減らすだけでなく、虫の侵入も防ぐことができます。

欠点ではないけれど、買う前にはチェックしておきたいポイント。

「欠点」とまでは言わずとも、買う前にきちんとチェックしておきたいポイントをまとめました。

キャンプをするには別でタープorシェルターを立てる必要アリ。

ちょっと気になる点を挙げると、このテントだけではキャンプが完結しないということ。あくまでこのテントはマットと寝袋を敷いて寝るのが主な使い方なので、快適なキャンプを楽しむなら、テントとは別に、お食事スペースや作業スペース用にタープやシェルターを張る必要があります。

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テント内で座って過ごす、お座敷スタイルであれば、最大4人までテント内で食事&睡眠ができそうです。

冬キャンプには向かないかも

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ハビスケープは、大きなドアやメッシュ生地で非常に高い通気性を確保しているので、夏には快適ですが、寒い季節には不向きかもしれません。

【結論】MSRだからこそ作れたファミリーテント

画像18: 編集部撮影

編集部撮影

今回は、【キャンプ大賞2024】で優秀賞に輝いたハビスケープを試し張りしてみました。実際に使ってみた感想は「さすが」の一言。

ファミリーキャンプ用でありながらも山岳用テントの技術を余すことなく反映した、MSRらしさ溢れる出来栄えで、これは逸品だと思わせられました。

見た目よし、機能性よし、さらにこのクオリティで10万円を切る価格感でコスパも良し。胸を張ってオススメできるテントです。

ファミリーテントをお探しの方はぜひチェックしてみてください。

画像2: 【これは逸品】張り姿の美しさは圧巻!MSRのファミリーテントを徹底レビュー。
ハビスケープ | MSR 公式
新シリーズのハビスケープは、冒険好きな家族が楽しむキャンプに必要なものすべてを備えたフロントカントリー用テントで、耐久性能とコストの完璧なバランスを保ち、すぐにそれなしでは満足できなくなるような配慮の行き届いた機能を備えています。

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