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業界最大規模のアワード『ハピキャンPresents キャンプ大賞』
アウトドア業界最大規模のアワード『キャンプ大賞2024』では、「ファミリーテント部門」や「焚き火台部門」など、計9つの部門から最優秀賞・優秀賞が選ばれます。
今回お届けする「コンセプトテーブル部門」には、計5つのアイテムがノミネート。どのアイテムもメーカーの趣向を凝らした逸品ばかりです。
『キャンプ大賞2024』は「本当にいいモノ」を皆さんに届けることを目的としています。審査結果はもちろん、各アイテムの注目ポイントや魅力も余すところなくお届けしていきます。
入念な審査が行われたコンセプトテーブル部門
『キャンプ大賞2024』審査員一覧
- 青木達也（アウトドアライフプランナー）
- 石角直樹（viblantオーナー）
- 猪野正哉（焚き火マイスター）
- 大西真裕（ハピキャン編集長）
- 風森美絵（外ごはんスタイリスト）
- こいしゆうか（キャンプコーディネーター）
- 佐久間亮介（キャンプコーディネーター）
- 近澤一雅（アウトドアスタイリスト）
- 野毛陽平（sotosotodays店舗責任者）
- FUKU（キャンプYouTuber）
※敬称略、五十音順
『キャンプ大賞2024』では、アウトドア業界に精通した玄人たちが審査員を担当。
Photographer 吉田 達史
Photographer 吉田 達史
最新のトレンドはもちろん、これまでのキャンプギアの歴史やキャンパーのニーズなど、幅広い知見を基に各アイテムをチェック。個性豊かなコンセプトテーブル部門では、さまざまな意見が飛び交うなか審査が進みました。
審査は下記の項目をそれぞれ10点満点で採点。合計得点がもっとも高かったアイテムが最優秀賞（オブ・ザ・イヤー）、次点が優秀賞となります。
「企画性」
：特筆すべき「アイデア」や「ギミック」、新規性のある「こだわり」のいずれか、または複数が盛り込まれているかどうか。
「デザイン性」
：競合と差別化された特筆すべき「デザイン」および「設計」をまとっているプロダクトであるかどうか。
「機能性」
：競合と差別化された特筆すべき「性能」および「実用的な機構」を備えたプロダクトであるかどうか。
「コスパ」
：価格設定が「市場やターゲットに対して適切か」。その価格に見合った「実用性および耐久性」を備えたプロダクトであるかどうか。
「市場浸透性」
：収益性、生産性、販売チャネルなどの観点から、今後も継続的にマーケットの中で存在感を示し続けられるプロダクトであるかどうか。
お待たせいたしました。それでは「コンセプトテーブル部門」の結果を発表します！
コンセプトテーブル オブ・ザ・イヤー
ベルモント『Chill サイドテーブル』
Photographer Keisuke Nakamura
コンセプトテーブル オブ・ザ・イヤーに輝いたのは、ベルモント『Chill サイドテーブル』でした！
全体的にバランス良く加点しつつも、コスパでは断トツのトップ評価を獲得。コンセプト通り、ちょっとくつろぐのに適したサイズ感へのコメントも数多く聞かれました。
製品概要
わずか570gのコンパクトテーブル。「Chill（スラングで、くつろぐ、のんびりするという意味）」という名前の通り、のんびり過ごしたいときに丁度よいサイズ感が魅力。ステンレス製のため、熱したカップやアルコールストーブなどを直に置くことも可能。焚き火テーブルとしてだけでなく、自宅でのべランピングやドライブ先でのコーヒーブレイクにもおすすめ。
その他のコメント
- ロースタイルでのちょっとした物置や、寝るときのサブテーブルなど多用途（近澤）
- コスパが良くて手を出しやすい（石角）
サイズ：使用時：約W257×D200×H162mm、天板：約257×182mm、収納時：約W277×D200×H16mm
重量：約570g
MADE IN JAPAN
コンセプトテーブル部門：優秀賞
TRIPATH PRODUCTS『FLEXI TABLE』
Photographer 吉田 達史｜写真は『FLEXI TABLE -WOODY-』
コンセプトテーブル部門の優秀賞は、TRIPATH PRODUCTS『FLEXI TABLE』が受賞しました。
デザイン性・企画性で高い評価を得た『FLEXI TABLE』シリーズは、唯一無二のビジュアルや高さ設定が魅力。特に、バーカウンターとして使いやすい『WOODY』『BLACKY』のハイスタイルについては、多くの審査員が賞賛していました。
写真は『WOODY』と『TETSU LOW』の組み合わせ
製品の特長
曲線的で自然をモチーフにしたようなデザインが特徴のラウンドテーブル。シンプルさのなかに遊び心とこだわりが散りばめられ、所有欲を搔き立てられる仕上がりに。同シリーズはハイ&ローテーブルになる『WOODY』『BLACKY』、ロータイプ専用の『TETSU LOW』の3種類がラインナップ。シリーズ製品同士の連結や、オプション品のフックやバーの追加により、さらに便利なテーブルへとアップデートできる。
その他のコメント
- 細部の加工が美しい（野毛）
- 高さがあるからハンモックのそばで使うのも良いかも（青木）
▼TRIPATH PRODUCTS『FLEXI TABLE』の詳しいレビューはこちら！
コンセプトテーブル部門：ノミネート優秀品【１】
LOGOS『アルコールバーナー用テーブル』
ここからは、惜しくも受賞を逃したノミネート優秀品3アイテムをご紹介します。
まず登場するのは、LOGOSの『アルコールバーナー用テーブル』です。名前からもわかる通り、アルコールバーナーの使用に特化したコンセプトが特徴。珍しさに興味をそそられた審査員たちは、使い勝手を入念にチェックしていました。
製品の特長
アルコールバーナー愛用者向けのソロ用コンパクトテーブル。アルコールバーナーをセットする穴に加えて、付属のゴトクや別売りの風防を取り付けることができ、風を避けながら調理を楽しめる。可愛らしい見た目ながら、スチール製でタフに使える強度も持ち合わせている。
その他のコメント
- 熱に強い設計が良い（野毛）
- これからアルコールバーナーを始めたい人に適している（猪野）
サイズ：（約）幅39×奥行24×高さ21.5cm
収納サイズ：（約）縦24×横39×高さ3cm
耐荷重：（約）10kg
主素材：アルミ、スチール
コンセプトテーブル部門：ノミネート優秀品【２】
IKIKI『サイドテーブルオーク』
続いてご紹介するのは、IKIKIの『サイドテーブルオーク』です。ナチュラルな風合いに仕上げられた本製品は、デザイン性で圧倒的なポイントを獲得。「本物の作りが良い」「もはや家でも使いたい」と、目の肥えた審査員たちを魅了しました。
製品の特長
丸みを帯びたかわいらしいフォルムと、オークならではの美しい木目が特徴のサイドテーブル。天板を支える3本の脚は、工具を使わずに取り付けが可能。取り外しも回すだけで簡単にでき、収納袋にスッキリ収めることができるので、どこにでも気軽に持ち出せる。自宅のインテリアにもキャンプサイトにもよく馴染み、兼用しやすい点も支持を得ているポイント。
その他のコメント
- ブランドコンセプト通りの美しいアイテム（青木）
- 家具のようなあたたかみを感じる（FUKU）
コンセプトテーブル部門：ノミネート優秀品【３】
キャプテンスタッグ『ステンレス ハンギングテーブル＜2段＞』
コンセプトテーブル部門の最後にご紹介するのは、キャプテンスタッグの『ステンレス ハンギングテーブル＜2段＞』です。ラック機能を備えた本製品は、機能性でトップの評価を獲得。熱に強い天板や頑丈な作りなど、アウトドアシーンでの使い心地を推す意見も多く聞かれました。
製品の特長
焚き火周りのアイテムをひとまとめに収納できる、ラック機能を兼ね備えたステンレステーブル。天板は耐熱性があり、ダッチオーブンやスキレットを安心して置くことが可能。下段にギアボックスや薪を置き、ハンガーにはフライパンやトングを吊り下げるなど、焚き火や調理グッズの収納、食事まで、この1台でさまざまな用途に対応する。
その他のコメント
- ハンガーが広いため、たくさん掛けられる（野毛）
- チェアの横にセットして色々とギアを置けるのは便利（佐久間）
収納サイズ:(約)490×450×厚さ55mm
製品重量:(約)4.6kg
耐荷重:上下各天板/10kg(均等)、ハンガーフレーム/5kg
材質:甲板の表面材/上段天板:ステンレス鋼、下段天板:鉄、その他の材料/フレーム:鉄、表面加工/下段天板・フレーム:エポキシ樹脂塗装、原産国:中国
▼キャプテンスタッグ『ステンレス ハンギングテーブル＜2段＞』の詳しいレビューはこちら！
独自のコンセプトを貫いたギアが勢ぞろい！キャンプ大賞はいよいよ後半戦に突入します
Photographer 吉田 達史
コンセプトテーブルオブ・ザ・イヤーの称号を手にしたのは、ベルモントの『Chill サイドテーブル』でした！
コンセプトテーブル部門では、部門名に違わぬ独自路線を貫いたギアが勢ぞろいしました。コンセプトがハッキリしている分、心をガッチリつかまれた人もいるかもしれませんね。
審査員のコメントを見直して、ぜひ皆さんにとってのベストなテーブルをゲットしてくださいね。
そして『キャンプ大賞2024』はいよいよ後半戦に突入！次回は「チェア部門」の結果をお届けするので、ぜひ楽しみにお待ちください！
▼『キャンプ大賞2024』の特集ページも要チェック！
