こんにちは、みーこパパです。ogawa(オガワ)ブランドの2024年最注目テント「ソレスト」がついに発売。さっそくキャンプ場に持ち出して使ってみたら、趣向を凝らした機能やアイデアが目白押しで、フラッグシップモデルと呼ぶにふさわしい大型幕であることが判明しました。本記事ではその詳細をレポートします。

※本記事には、プロモーションが含まれています。

6人用テント・ソレスト(Solest)は、スペックも値段も妥協のない“超大型”新人

画像1: 筆者撮影

筆者撮影

今回紹介するのは、今年新たにogawaのラインナップに加わった、6人用ツールームテントのソレスト(Solest)。カーキとブラックを基調とした、渋かっこいいトンネル型です。

まずはスペックから見ていきましょう。

重量フライ:約10.0kg、インナー:約3.1kg、ルーフフライ:約1.0kg
ポール:約7.1kg、付属品:約3.45kg
素材フライ(本体):ポリエステルリップストップ75d(耐水圧1,800mm、難燃加工)
ルーフフライ:ポリエステル75d(耐水圧1,800mm、難燃加工)
インナー:ポリエステル68d
グランドシート:ポリエステル210d(耐水圧1,800mm)
ポール:アルミ合金(φ19、φ17.5、φ16mm)
収納サイズ78×42×34cm
カラーカーキ×ブラック
付属品張り綱(1.5m×8本、3m×8本)アイアンハンマー1丁、スチールピン20本、収納袋
価格¥198,000 (税込)
ogawa ソレスト スペック

総重量はおおよそ25kg。ツールームテントとしては重すぎず軽くもない、標準的な重量です。車への積み下ろしはもちろん1人でできますが、腰が悪い人は無理しないほうがいいかも?というくらいの重さです。キャンプサイトに車を横付けできる「オートキャンプ用のテント」と考えてよいでしょう。

画像: 画像出典:ogawa

画像出典:ogawa

設営サイズは横幅が600cm、奥行が375cm。インナーテントを除いたリビング部分の広さは360×365cm。かなり広めです!

実際に使ってみてどう感じたか、キャンプ中の写真を交えながらご説明します。

ソレストのリビングはとにかく広い。メッシュパネルも全方位完備で通気性も抜群

画像2: 筆者撮影

筆者撮影

今回は1泊2日のファミリーキャンプで、ソレストを実際に使ってきました。

真っ先に感じたこととしては、リビングが広い!

私はアポロンT/C、ロッジシェルターIIなど、複数の大型ogawa幕を所有していますが、それらと比べてもソレストのほうが圧倒的に広いです。私のテントは大型ではなかったと思い知らされました。

画像3: 筆者撮影

筆者撮影

写真でもわかるとおり、横幅は375cmとかなり広め。テーブルとチェアを置いても、前後左右にまだまだ余裕があります。

コンパクトなチェアなら後ろを通るスペースができますし、これまで諦めていたハイバックチェアも難なく置けます。

4人家族での使用なら、テント内にラックなどを置いてもまだまだ余裕。6人くらいで使うと、ちょうどピッタリ使える印象です。

画像4: 筆者撮影

筆者撮影

こちらは天窓の写真です。テント中央の2カ所にメッシュ天窓があり、外の様子もしっかり見えます。

ただし、メッシュの開放は不可。クローズかメッシュの2択となります。

画像5: 筆者撮影

筆者撮影

なお、メッシュの加減は無段階に調整できます。寒い時期は、ちょっとだけ開けて通気を確保するのがおすすめ。

開けた部分は、内側に折り込んでおけば幕内には垂れないので見た目もスマート。こういった気の利いたディテールは実に玄人好みで、ogawaらしさ爆発といったところでしょう。

画像6: 筆者撮影

筆者撮影

外から天窓を見ると、こんな感じ。黒いメッシュで明るいほう(外)から暗いほう(中)は見えにくくなっているのがいいですね。当たり前ですが、ルーフフライシートをかけると、天窓自体が隠れます。

といっても、ルーフフライとの間には隙間ができるので、いかなる状況でも通気性は確保されます。

画像7: 筆者撮影

筆者撮影

テントのパネルは、ほぼすべてがメッシュになります。蚊帳代わりのスクリーンテントとしても、使えるということ。インナーテントを吊るさなければ、さらに広々としたリビングになります。10人規模の宴会も可能でしょう。

全面メッシュの状態にするととにかく通気性がよく、快適そのものです。

画像8: 筆者撮影

筆者撮影

インナーテントを吊るしていても、リビング側はこれだけの広さを確保でき、手狭な感じは皆無。あちこちを開けて、開放感も出せます。

ソレストのインナーテントは6人まで使用可能。遮像性もあり、内側は見えにくい

画像9: 筆者撮影

筆者撮影

インナーテント内には、後部からもアクセスできます。後ろ側の出入口もリビング側と同じ、大きなD型ドアタイプ。簡易的なものではありません。マットやコット、寝袋の搬入・搬出をする際にリビングを通らずに行けるため、とても便利でした!

就寝定員は6人の設定。ただし、インナーテントに大人が6人並ぶと、1人あたりの横幅は50cm強となるため少々キツめ。

大人が寝る際は、5人くらいまでにとどめておくとよいでしょう。小さいお子さんを含めて6人なら、まったく問題はなさそうです。

画像10: 筆者撮影

筆者撮影

インナーテントも4面がメッシュになりますので、風通しのよい状態を簡単に作れます。真夏のキャンプ、撤収前の乾燥など、この仕様が活きる場面は少なくないでしょう。

実際に4人が就寝した後の朝は、呼気に含まれる水分でインナーテントの内壁が結露していたのですが、複数箇所を開けておいたらすぐに乾きました。

画像11: 筆者撮影

筆者撮影

開放できる随所のファスナーが、トリプルファスナーです。1~2カ所どころではなく、開放できるところはほぼすべてトリプル仕様。実に徹底しています。

ちなみにテントにおけるファスナーは、シングルは普通、ダブルは便利、トリプルだと煙突が出しやすくとても便利…といった具合に、多くて困ることはありません(テント内での薪ストーブの使用はメーカー非推奨。自己責任でお願いします)。

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筆者撮影

場面は変わって夜へ。フルクローズした状態のテントを外側から撮影した写真です。

暗めのカーキ色を採用した幕体の生地と黒メッシュが重なり、中は透けにくくなっています。明るい光源を複数使えばさすがに少し透けますが、私が使っている他のポリエステル生地のテントに比べても、遮像性はかなり高いと言えます。

画像13: 筆者撮影

筆者撮影

電池式LEDランタンを引っ掛けられるループは複数カ所にあります。インナーテント内も同様。気の利いた設計が随所に施されており「あれがほしかったのに…」といったネガティブ要素が見当たりません。

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