惜しくも受賞を逃した、一級品の調理器具をドドンとご紹介!
ここからは「キャンプ大賞2022:調理器具部門」の審査において、惜しくも賞の獲得を逃したノミネートギアを見ていきましょう。
最後まで審査員を悩ませた、高機能でコスパも抜群な調理器具の数々。きっと皆さんにとっても魅力的な製品だらけなはず。
審査員のコメントとともに、全製品をチェックしていきましょう。
調理器具部門:ノミネート優秀品01
KZM「イグニスデザイングリドル」
韓国の人気アウトドアブランド・KZMのアルミ製グリドルは発売直後から完売続出となったアイテムです。直径40cmの大ぶりサイズで、焼き、炒めに加えてスープ料理にも対応。吹きこぼれを防止する500mlのメモリがある点も高ポイント。
12角形のデザインと表面にデザインされたシグネチャーパターンも非常にスタイリッシュ。
「底面にのこぎりの歯のようなギザギザがあり、バーナーを使用するときもぐらつかずに安心」「両手でつかめる木製の取っ手がついているのは非常に便利」など、審査員の評価も上々でした。
調理器具部門:ノミネート優秀品02
岡田鋳物「IMONO PLATE」
三重県桑名市の町工場が考案した、鋳鉄製、厚さ8mmの極厚製鉄板。網と鉄板の2面が1つになった形状で、幅広い調理スタイルに対応できるのがポイントです。
極厚の鉄板が食材の適温を維持し、焦げ付きにくく、熱をしっかり浸透させることができます。
「油を落としたい食材は網目サイドに置くなど、1枚の鉄板で好みの焼き方が選べるのがいい」「武骨でシンプル。鋳鉄製調理ギアの魅力を存分に楽しめるプレート」など、使い勝手に加えて、迫力満点の見た目にもプラスポイントを与える審査員も続出しました。
調理器具部門:ノミネート優秀品03
イムコ「究極のメスティン」
オイルライターの創始ブランドとして知られるイムコが手掛けるメスティンは、2層のマーブルコーティングが施され、焦げ付きにくいのが特徴です。ボディは1.5mmと厚くできていて、熱伝導率、保温性にも優れています。
メスティン、本革ハンドルカバー、着脱式リッドノブ、メスティンフライパン、クッカークリップ、ミニしゃもじなど付属品が充実。オプションのスチームトレイやインナートレイをそろえるとさらに料理の幅が広がります。
審査員から「普通のメスティンよりおいしくご飯が炊けそう!」と評価を集めました。
"極厚"1.5mm!!マーブルコートのブラックメスティンで、焦げ付きにくく簡単調理、汚れもスルンと落ちて簡単片付け!フタはフライパンとしても使えます!
メスティンの中に入るサイズの、ミニしゃもじ付きで、ご飯を盛り付けしやすい!
2合のお米が炊けます。
ハンドルロック機能でしっかり固定されるので調理しやすい!
【蓋の開閉がしやすい】料理研究家をはじめとする大多数のモニターから、蓋の開け閉めをしやすくしてほしいとのお声をいただき、IMCOメスティンは蓋の開閉にも拘...
調理器具部門:ノミネート優秀品04
ハイム「DONABE SKILLET solo」
これ1つで、焼く、炊く、煮込む、蒸す、燻すなど、さまざまな調理に対応する土鍋型クッキングギア。微妙な火加減を気にすることなく、1合のふっくらご飯を炊き上げることができ、高い蓄熱製と保温性により、冷めにくい点が高評価につながりました。
表面には耐熱コーティングが施され、直火、オーブン、レンジに対応。「ブラック、ホワイト、カーキ、グレージュ、スモーキーパープル、アイスブルーのカラーバリエーションがかわいい」「調理後にそのまま食卓に持っていけるサイズとデザイン。写真映えもバッチリ」など、かわいい色使いと土鍋デザインを評価する声も多く上がりました。
調理器具部門:ノミネート優秀品05
SOTO「ミニマルホットサンドメーカーST-952」
ハンドルが折り畳み式でコンパクトに持ち運べるアウトドア用ホットサンドメーカーです。プレートが着脱式となり、本体を2つに分解するとフライパンとしても使えます。
審査員が注目したのは、熱伝導率に優れたアルミダイキャスト製かつ、フッ素加工が施されているので焦げ付きにくい点。ハンドルを畳んだ時にきちんとロックがかかる工夫や、開いた状態でゴトクにのせても転倒しない安定感も素晴らしいと絶賛されました。
調理器具部門:ノミネート優秀品06
ロゴス「LOGOS 23式ハンゴウ(2合)」
自衛隊規格の金型で製造された2合炊きの飯ごう。湯切りや蒸し料理ができるスリット入りの中蓋も付属し、炊飯のほかにも、焼く、煮る、炒める、蒸す、揚げるなど幅広く大活躍。
ハンガーに吊ったままでも蓋を開閉できる独自設計のハンドルは、収納時はコンパクトに。他メーカー製に比べてより使いやすさが追求された点が高評価につながりました。
「ハンドル付きの外蓋はフライパンとしても使えるうえ、中蓋と連結して2つの器を片手で持つこともできる」「本体と中蓋の上下同時調理が可能で、時短につながる」と、その便利さは名品と呼ぶにふさわしいと審査員も大絶賛でした。
美味しい料理づくりに欠かせない「調理器具」は幅広く取り揃えたい!
調理部門で最終選考まで残った製品は、いずれもメーカー各社の細かなこだわりや工夫が沢山盛り込まれた魅力的な製品が揃いました。
ここで紹介した調理器具は、それぞれが異なる用途・特徴を持っているものばかりなのでどれかひとつに絞って購入するのは難しいはず。複数取り揃えれば、きっと料理の幅も広がるはずなのでぜひ、今回の記事を参考に買い物してみてください!