群馬県「甘楽野BASE」:キャンプとサウナが楽しめる小さなキャンプ場
2023年にオープンした「甘楽野BASE」は、群馬県北西部に位置する甘楽町の静かな森の中にたたずむ、1日1~3組限定の小さなキャンプ場です。
都心から車で約2時間圏内の距離にあり、静かにゆったり過ごせます。
目の前の清流でテントサウナを楽しめるので、サウナとキャンプを両方満喫したい欲張りキャンパーにもってこいのキャンプ場です。
清流沿いにある小さなキャンプ場には、直火を楽しむための専用ファイヤーピット付きサイトに加え、ひっそりとたたずむ離れの森サイトがあります。
キャンプ場は貸し切りもできるため、友人や家族などでプライベート感を重視したキャンプをしたい時におすすめです。
『甘楽野BASE』の施設情報
住所 | 〒370-2204 群馬県甘楽郡甘楽町秋畑814−3 |
アクセス | 車:上信越自動車道「富岡」ICより約15分。電車:上信電鉄 「上州福島駅」下車、タクシーで15分。 |
公式サイト | https://saito-original1999.stores.jp/ |
営業時間 | 通年営業、火曜日定休 |
料金 | <サウナ>2名8,800円~/<キャンプ泊>2名10,000円〜/<1日貸切りプラン>6名50,000円〜 |
チェックイン | 11:30~16:00 |
チェックアウト | 11:00 |
サイト地面 | 砂利、土 |
車の乗り入れ | 可 |
直火 | サイトによって可 |
サイト | 区画サイト |
ゴミ捨て場 | なし |
販売 | 薪、飲料、お菓子類、インスタント麺など |
実際に体験してみて感じた「甘楽野BASE」の魅力
今回は、清流に飛び込むテントサウナとキャンプを一緒に楽しめるコースを選択。
受付棟の裏手にある、ひっそりと1区画だけあるサイト「離れの森」で、自然の中で“ととのう”体験をしてきました。
魅力1:穴場のキャンプ場なので比較的空いている
『甘楽野BASE』は2023年にオープンしたばかりの小さなキャンプ場。
キャンプと言えば山梨県や長野県などのイメージが強いからか、こんなに魅力的なキャンプ場なのにまだ比較的予約がしやすいです。
キャンプ場の魅力を考えればもっと混み合ってもいいかもしれませんが、そういう点では「穴場」と言えるかもしれません。
キャンプ場のオーナーは2匹の大型犬「レイラ」と「豆太」を飼われています。犬好きの方はぜひ交流してみてください。
最初は挨拶のつもりで吠えられるかもしれませんが、少し時間がたつと慣れておとなしくなる人懐っこい犬なので、安心してキャンプタイムを過ごせます。
ただ犬が苦手な人は利用を控えるほうがいいかもしれません。
魅力2:目の前の清流で五感を癒す
『甘楽野BASE』の目の前には清流が流れ、木々とのコントラストが美しい光景を眺められます。
川底が見えるほど水が透き通り、木々のさざなみや川のせせらぎはまさに癒しの空間です。
魅力3:清流で“ととのう”テントサウナが楽しめる
そんな清流を眺めるだけではもったいない!ということで、『甘楽野BASE』ではテントサウナの貸し切りサービスを行っています。
予約制、1枠2時間のコースが用意されています。時間枠は
- 11時~13時
- 14時~16時
- 17時~19時
の3コース。
水着かそれに代わる服装で、サンダルがあれば準備万端。500円でサウナポンチョのレンタルもできます。
キャンプ宿泊者は18:00以降のナイトサウナも特別に可能となっています。夕暮れから真っ暗な夜にかけての特別な時間帯でサウナができるのは宿泊者ならではの特権。
また、宿泊者は朝起きて一番の朝サウナも可能。眠い目を擦りながらサウナ室に向かい、目覚めの天然水風呂は格別であること間違いなし!
ストーブに薪をくべながら自分で温度を調整でき、ロウリュで汗をかいて心も体も最高潮に達したら、清流という天然の水風呂にダイブ!
心身共に“ととのう”最高の体験ができます。
清流沿いの好きな場所にチェアを置いて、ゆっくり森林浴もおすすめ。
テントサウナに限らず、水辺の動物や昆虫を観察するなど、さまざまな楽しみ方ができそうです。
魅力4:キャンプ場を貸し切ることもできる
1日3組限定の小さなキャンプ場のため、なんと貸し切り予約もOK!友人や家族と一緒に忘れられないキャンプの思い出をつくる場所としては最適です。
『甘楽野BASE』では平日50,000円(定員6人)、土日・祝日100,000円(同)で貸し切り予約を受け付けています。
テントは大きさによりますが3~8張りほどの設営が可能で、グループキャンプやファミリーキャンプにうってつけです。
今回利用した「離れの森」は長方形に広がるサイトでした。4人用テントと3人用タープを設営しても余裕のある広さです。
管理棟の目の前にある「焚き火の庭」サイトでは専用のファイヤーピットがあり、直火での調理も楽しめます。
タイミングが良ければ、狩猟資格を持つオーナーがしとめたジビエ料理をふるまってもらえることも!?
奥のスペースでは、6人用のファミリーテントやタープも設営できるので、貸し切り予約しても安心してサイトを利用できます。
魅力5:まだまだ開拓中で目が離せない!
『甘楽野BASE』の最大の魅力は、「まだ完成していない」ということ。
彫刻など芸術家の一面を持つオーナーがテントサウナを楽しむための新たなスペースやログハウスの建設計画を進めているため、まだまだ新しい魅力が生まれる予定です。
木目が美しいログハウス風の管理棟は、オーナーが自らの手でセルフリノベーションしたそうです。
トイレなどもあるためキャンパーが入ることもありますが、木の優しい印象がたまらない雰囲気をかもしています。