アルペンアウトドアーズとは
アルペンアウトドアーズ店内（著者撮影）
「Alpen Outdoors（アルペンアウトドアーズ）」は、株式会社アルペンが2018年より展開している体験型アウトドアショップ。
売場面積や品揃え、専門スタッフの豊富なアウトドア知識で人気を得ています。
ショップとしてはもちろんですが、実はオリジナルキャンプギアも多数発売中。テントやチェア、テーブル、コットなど幅広いラインナップがあります。
そんなアルペンアウトドアーズのオリジナルキャンプギアの中から今回ご紹介するのが、ファミリー向けの2ルームテント「AOD-3」です。
実はこちらの「AOD-3」は、昨年ハピキャンで実施した「キャンプ大賞2022」のファミリーテント部門にもノミネートされていた優秀テントなんです！
「キャンプ大賞2022」にノミネートされたテントとはどんなものか気になりますよね？さっそく実際に使ってみて感じた魅力などを詳しくレビューしていきたいと思います。
アルペンアウトドアーズのテント「AOD-3」の魅力とは？
アルペンアウトドアーズ「AOD-3 」
- 使用時サイズ：670×340×215cm
- インナーサイズ：320×230×160cm
- 収納サイズ：70×30×28cm×2個
- 重量：約26kg
- 素材：
フライシート/75Dポリエステルリップストップ耐水圧2000mm
インナー/68Dポリエステル、インナーフロアー/210Dポリエステルオックスフォード、
ルーフ/TC耐水圧3000mm
ポール/アルミ
ヒサシポール/スチール - 付属品：ペグ、引き縄、ヒサシポール(180cm)、収納袋
「AOD-3」は公式オンラインストアから購入できます。新しいツールームテントをお探しの方はぜひチェックを！
それでは「AOD‐3」の魅力を順にご説明します。
圧倒的に広い居住空間
AOD-3のリビングスペース（著者撮影）
AOD‐3の魅力は、なんといっても家族4人でもストレスなく使える広い空間があること。
リビングスペースはテーブルとチェア4脚、さらにクーラーボックスやコンテナボックスを置いてもゆったりしています。
高さは一番高い部分で215cmあるので、男性でも楽に移動ができます。
AOD-3の寝室（著者撮影）
寝室部分も320×230cmあるので、大人4人でも広々。
我が家ではコットを両端に2台置き、中央にマットを2枚敷いて家族4人で寝ていますが、非常にゆとりがあります。
AOD-3のサイズ
store.alpen-group.jpとにかく開放感があるメッシュパネルで通気性が高い
AOD-3（著者撮影）
フライシートが大きく開くので、まるでオープンタープの下にいるかのような開放感を味わえます。
夏の虫が多い季節はメッシュパネルにすることもできますが、この網目にも深いこだわりがあるのです。
AOD-3リビングスペースのメッシュパネル（著者撮影）
リビングスペースのメッシュパネルは、虫を除けつつもしっかりと通気性を確保するため、やや大きめの網目です。
実際に真夏のキャンプで過ごしてみると、他メーカーのメッシュよりも風が通過しやすく涼しさを感じました。
AOD-3寝室スペースのメッシュパネル（著者撮影）
逆に寝室には虫の侵入をできるだけ防ぐため、細かいメッシュになっています。
AOD-3のインナーテントはオールメッシュ（著者撮影）
寝室部分のインナーテントはオールメッシュにすることができますので、真夏の暑いキャンプでも涼しく寝られます。
もちろん寒い時期はもう一枚パネルを閉めることで、通気性を低くして暖かく使用することも可能。
AOD-3天井のメッシュパネル（著者撮影）
さらにリビングスペースの天井もメッシュにすることができます。上にフライシートがあることで、日差しを除けつつもリビング内のこもった熱気を逃がせます。
これがあるだけで、かなり夏キャンプの暑苦しさから解放されます。
TC素材のルーフフライで遮光性アップ
AOD-3にはTC素材のルーフフライが標準装備（著者撮影）
屋根部分にはTC素材のルーフフライ付き。本体はポリエステルですが、屋根にTC素材を使うことで遮光性が大幅アップ。
日陰が濃く、日中リビングで過ごしていても涼しく感じられます。
また結露防止にもなるので、冬など気温差がある時に天井からポタポタ水が垂れてくる嫌な結露に悩まされることも少なそうです。
TCルーフは耐水圧3,000mmで、実際に雨も体験しましたがまったく問題なく過ごせました。
設営しやすい機能も盛りだくさん
AOD-3の色分けされたポール（著者撮影）
AOD-3には設営しやすい細かな工夫がたっぷり。
たとえばメインポールですが、両端に赤と緑で色分けされています。フライシートの色分けされたクリップとの接続がわかりやすくなっています。
さらにスリーブ部分も色分けされているので、初心者でも迷うことなく設営ができます。
AOD-3の抜けにくいクリップ（著者撮影）
そしてこのメインポールに差し込むクリップも秀逸。
一度差し込むと抜けにくい形状になっているので、特に一人で設営しなくてはいけない時はポロっとポールが外れることがなく設営も楽々です。
AOD-3のツイストフック（著者撮影）
ポールを固定するためのツイストフックも女性にはありがたい機能。何度このフックで指を挟んだり、爪を欠けたりさせられたか・・・！
ツイストフックならひねるだけで簡単に着脱できるので、弱い力で安全に設営撤収ができます。
使う人のことを考えられた細かな工夫
AOD-3のデイジーチェーン（著者撮影）
AOD-3には使う人の気持ちに沿った細かい機能がたくさん。この天井のデイジーチェーンは標準装備されています。
ランタンを吊るしたりはもちろん、シェラカップを吊るしたりもできます。
我が家の場合は、シャワーを浴びた後の濡れたタオルを干したりすることも。ちょっと見栄えは悪くなりますがかなり便利なのです。
AOD-3寝室のブラックインナー（著者撮影）
インナーはブラックインナー採用。写真では左側がブラックパネルを閉めており、右側はメッシュのみとなっています。
かなり遮光性が高いことがわかるのではないでしょうか。
寝る時に朝日が差し込む方向をチェックしておき、眩しさで起きることがないよう東方向だけブラックパネルを閉じておくと、早朝覚醒することがなくゆっくりと寝られます。
AOD-3のスカート（著者撮影）
AOD-3は全面に長いスカート付きです。冬はスカートにより冷気の侵入を抑えることができます。
夏は巻き上げることで通気性を確保することもできます。
「AOD-3」は通年使える最高のファミリー向けツールームテント
AOD-3と湖（著者撮影）
今回はアルペンアウトドアーズの大型ツールームテント「AOD-3」をご紹介しました。
実際に何度も設営し、キャンプを過ごしてみると、本当に使う人のことをよく考えられて作られたテントだなぁと実感するばかりです。
私のYouTubeでは動画でも詳しく紹介しています。ぜひこちらも合わせてご覧ください。
新幕がきたぞぉ〜！【アルペンアウトドアーズ】AOD-3ツールームテントを猛暑と強風と雨で使ってみた
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