【キャンプ大賞2022】「ファミリーテント部門:最優秀賞・優秀賞」発表!
ファミリーテント部門には、全部で7つのアイテムがノミネートされました。家族全員が快適に楽しめ、自慢したくなるようなテントが出そろったファミリーテント部門。
その中から最優秀賞に、そしてテント部門の頂点「テント・オブ・ザ・イヤー」に選ばれたのがこちらのテントです!
【テント・オブ・ザ・イヤー2022】&【ファミリーテント部門:最優秀賞】は
ゼインアーツ「ロロ」
ノミネートされたアイテムの中で最高得点を獲得した「ファミリーテント部門 最優秀賞」そしてテントジャンルの頂点「テント・オブ・ザ・イヤー」に輝いたのは、ゼインアーツのツールームテント「ロロ」です!
設営しやすい構造に加え、独特なフレームワークをプラスすることで、広く、快適な空間を生み出すことに成功した点が高評価を獲得したポイント。幾何学的に見えるスタイリッシュな外観も、多くの審査員を魅了しました。
【商品の特徴】
ワンポール構造+フレームワークによって広々とした居住空間を実現した、斬新なスタイルのテント。高いデザイン性とキャンパーのニーズを踏まえた機能性を兼ね備え、絶大な支持を集めている。優れた通気性と防虫性を両立する大判のメッシュパネル、出入り口から雨が吹き込むのを防ぐフロントバイザーなど、装備も充実。簡易な設営というワンポールテントのメリットを生かしつつ、4~5人で利用可能な天井の高い2ルームをスムーズに構築できる。
ファミリーテント部門:優秀賞は
コールマン「タフスクリーン2ルームエアー/MDX+」
日差しを遮断する「ダークルームテクノロジー」の利便性は、審査員の間でもやはり好印象。メッシュ部分の性能向上など、旧作からの改良ポイントもしっかりと加点対象に。
細部にまで配慮されたプロダクトとしての信頼感、コスパ面も高い評価につながりました。
【商品の特徴】
コールマン独自の「ダークルームテクノロジー」を採用。遮光性に優れた素材を用いて日光を90%以上シャットアウトし、室温の上昇を軽減することを実現した。2022年モデルは、メッシュパネル面積および網目の拡大による換気性能の向上、別売りの「リバーシブルファンベンチレーション」の取り付けスペースの設置など、特に通気性の向上に焦点が当てられ、より涼しく、快適に過ごせる空間が生み出されている。
■素材:フライ、ルーフ/75Dポリエステルタフタ(ダークルームTMテクノロジー、UVPRO、PU防水、シームシール)インナー/68Dポリエステルタフタフロア/210Dポリエステルオックスフォード...
点数が拮抗したファミリーテント部門。熾烈な争いを繰り広げたノミネートテントを一挙公開
ファミリーテント部門の「最優秀賞」と「優秀賞」は以上となりますが、続けて「キャンプ大賞2022」にノミネートされたその他のファミリーテントも見ていきましょう。
ノミネートされたテントはすべて、2022年に発売された膨大な数のテントの中から、厳正なる審査や議論を経て選び抜かれた名品揃い。
賞の獲得はならなかったとしても、その品質の高さは折り紙付きゆえ、審査員の皆さんが実際にテントに触れながら膝を打つ様子が、そこかしこで見受けられました。
では、審査員の絶賛コメントとともに、製品の特徴をチェックしていきましょう。
ファミリーテント部門:ノミネート優秀品01
ogawa「ヴィガスII」
2018年に発売され、高い人気を誇った「ヴィガス」の最新モデルは、旧作同様、コンパクトなボディに広々とした空間を内包したファミリー向けテント。
審査員の面々も実際に中に入り、3人家族には十分な空間の広さを体感。ドーム型のテントには珍しく、前室部分の天井が高めに設定されている点も、高評価のポイントになったようです。
フロントパネル部分に追加されたサイドウォールの機能性も注目の的でした。
ファミリーテント部門:ノミネート優秀品02
アルペンアウトドアーズ「AOD-3」
好評を博した旧作、AOD-1の後継モデルとしてデビューしたAOD-3は、前後の大型メッシュドアのほか、前室両サイドに窓を追加したことによって、旧作のストロングポイントだった「開放感」をさらにグレードアップ。
ボトム部に巻き上げ可能なスカートを設置したことで気密性も向上しています。審査員は実際にフルオープンにした状態で通気性も入念にチェック。
旧作よりも目の細かくなったメッシュについては、通気性のよさだけでなく、防虫効果についても評価しました。
ファミリーテント部門:ノミネート優秀品03
ラーテルワークス「ガーネル」
大きなフロントパネルを跳ね上げることでタープとして機能する点、インナーはフロント、サイド、合わせて6カ所をメッシュにできる点、さらに電源コード引き込み用のファスナーなど、細かなギミックもきちんと装備されている点など、高い機能性に視線が集中。
タープ・リビング・寝室という3つのエリアを作り出すラグジュアリーな大型テントながら80,000円台と値段がお手頃でコスパが高い点も評価されました。通気性が高く、夏場のキャンプも快適に過ごせるテントです。
ファミリーテント部門:ノミネート優秀品04
YOKA「キャビン」
多くの審査員が目に留めたのは、個性的な外観。デッドスペースが少なく、寝室と前室を分けて使える機能性はもちろん、フルオープン、ハーフオープン、サイドオープンなど、状況や使用人数に応じて張り方をアレンジできる点も高評価を受けました。
薪ストーブ用の煙突ポートを装備し、素材にTCを採用したことで「火と仲よく過ごすこと」にこだわっている点についても、審査員の心を掴んでいたようです。
ファミリーテント部門:ノミネート優秀品05
ビッグアグネス「ワイオミングトレイル4」
2015年に初期が発表され、絶大な人気を誇った「元祖・快適リビングを持つテント」が、幾度かのモデルチェンジを経て2022年に復活しました。
2つのキャビンに挟まれる形で前室を設けたインパクトのある形状。天井の中央部が高く設定され、開放感のある前室空間は、快適なリビングとして、あるいは道具類を整理して置いておくスペースとしても秀逸。
審査員の間では、自分なら前室スペースをどう活用するか、という議論が繰り広げられました。
ノミネート製品も含め、一級品揃いのファミリーテント部門!あなたはどのテントを選ぶ?
あらためまして、キャンプ大賞2022の「ファミリーテント部門:最優秀賞」は、ゼインアーツの「ロロ」が受賞という運びになりましたが、審査員の多角的な視点でチェックされたさまざまなコメントも、皆さんのテント選びの新しい指針になるはず。
全体にわたって点数が拮抗していたことを考えると、いずれの製品も負けず劣らず魅力的だったということがわかりますので、ぜひこの中から自分に合ったテントを見つけてみてください。
さて、「キャンプ大賞2022」、部門別最優秀賞の発表はまだまだ続きます。
次回は、テントジャンル内のもうひとつの部門「ソロ・デュオテント部門」の最優秀賞の発表を予定しています。ぜひご期待ください!