今回は五千円台で買えるコットをご紹介します。五千円台で買えるコットといえばワークマンの製品が思い浮かぶ人も多いかもしれませんが、実はホールアースからも五千円台のコットが売られています。今回ホールアースとワークマンの五千円コットを徹底比較。寝心地の良いのはどちらでしょうか?

ワークマン vs ホールアース★コットの寝心地を比較

今回の企画は5千円台のコットということで、ワークマンとホールアースを比べるつもりなんですけど、ワークマンのコット自体がどうなんだっていうところ見るために、参考としてヨーラーのコットも真ん中に置いています。

ホールアースの寝心地は!?

まるでハンモックですね。

浮遊感というか、ゆらゆらして位置が高いので正直ちょっと怖いなと感じましたが、揺らしてみると意外と安定感があります。平らなとこに設置さえすれば、中に体が収まるので、寝心地としてはコットとハンモックの間くらいな感じです。

画像23: 出典:YouTubeチャンネル「FUKU」より

出典:YouTubeチャンネル「FUKU」より

だから、上向いて寝ているととても気持ちがいいんだけど、逆にうつ伏せはきついですね。

普通のコットの方が寝心地全体の安定感はあるなともちろん思いますが、このテンクウコットは、位置が高いことや、包まれるような感じでハンモック的な快適性がありますね。

ただ、フレームの強度は大丈夫なのかなと思いました。

その分、ヨーラーのコットとかワークマンのコットと比べると明らかに太いので、もちろん強度面は考えて作ってると思うんですが、なんかすごいコットだなって感じですね。

まずは【ワークマン】×【ヨーラー】のチェック

筆者1人の感想だとちょっと偏ってしまうので、今回キャンパーのY君に来てもらってるので、率直な意見をもらいたいなと思います。

ワークマンのコット5800円。コットといえば1万円以上する製品が多いですけど、そんな中1万円くらいで買ったヨーラーのコット。タイプは似てるからワークマンのコットから体験してみてもらいます。

画像24: 出典:YouTubeチャンネル「FUKU」より

出典:YouTubeチャンネル「FUKU」より

Y君:とても張りもいい気がします。値段抜きにしても、コットとして不足はない。ただ、コットを持ち上げてみるとワークマンの方が重いですね。

いろいろ機能がついてフレームの構造も違っているおかげで、ちょっと重さが増してるという所がありますが、逆に言うと、それ以外は特に変わりない状態で半額ぐらいで買えるっていうのが売りかな。ヨーラのーコットは快適に寝れそうでありますが、ワークマンと比較して5千円の差はないかもしれません。

筆者も全く同意見で、寝心地としては5千円の差は感じない。

強いて言うと、ちょっと重たくなっているというのと、高さが4cm前後違うという点。逆に言うと、これをローコットで使うパターンは少なそう。

画像4: 五千円コット,ワークマンとホールアースを徹底比較!寝心地が良いのはどっち?

総評としてワークマンのコットはアルミコットにしてはちょっと重たいけどもそれ以外の面は他のコットと寝心地もそんなに負けておらず、値段が半額くらいということです。

【ホールアース】テンクウコットをチェック

では、いよいよホールアースのテンクウコット。ちょっと座ってみてもらうと、やはりフレームが結構グインとしなります。

画像25: 出典:YouTubeチャンネル「FUKU」より

出典:YouTubeチャンネル「FUKU」より

Y君:座っている快適性は悪くないと思います。高さもあるので、長いこと座っていられそう。横になってみると完全に包まれてますけどいいですね。

画像26: 出典:YouTubeチャンネル「FUKU」より

出典:YouTubeチャンネル「FUKU」より

Y君:コットとハンモックの間くらいな感じがしました。

ハンモックほどブラブラしないけど、浮遊感というかふわふわする感じがします。それが良さだったりするのかな。

ゆらゆらしてみると、70cm台の高さがあるからその怖さみたいのありますが、意外と落ちないです。

画像27: 出典:YouTubeチャンネル「FUKU」より

出典:YouTubeチャンネル「FUKU」より

これでも倒れない。脚も浮いておらずフレームのしなりで吸収されています。

落ちそうで落ちない作りにはなってますね。

それでも落ちてしまう可能性はありますが、背が高い分怪我の危険性は増すのでくれぐれも平らな地面に置くというのは、一つ注意点かもしれません。

最後に、検証なので壊れてしまったとしても仕方がないので、座ってグワングワンしてみましょう。

画像28: 出典:YouTubeチャンネル「FUKU」より

出典:YouTubeチャンネル「FUKU」より

全体のフレームがしなっています。

ちょっとゆらゆらして、もう1回横になっても変わりはなさそうです。

強度としては買ってすぐ壊れるレベルではないと思いますし、実際普通のコットよりもかなりフレームが太いので考えられた作りにはなっていると思います。

画像5: 五千円コット,ワークマンとホールアースを徹底比較!寝心地が良いのはどっち?

長いこと使ってどうかと言われると、やってみないとわかりませんが、そんなに素材のコストをケチってフレームが細いということはありませんでした。

感想を語り合います

この2つのコットの率直な感想は、

Y君:テンクウコットが27,000円だとしたら買わないですね。どうしても他のものたちの価格帯と比較してしまうので。

ものとしての発想は面白い。ただ、反面どんなキャンプにも向いてるってわけじゃない。

ファミリーサイズの大きなシェルターなら問題なさそうだけど、ソロキャンプの小さいテントとかだったら絶対入りません。

これで一晩越すのか…という。確かにハンモックとコットの間くらいなので、ファミリーキャンプでサイトにあって休むところだったり、お子さんが座るところとかだったら楽しくていいアイテムな気がします。

Y君:昼寝ぐらいだったら全然快適に寝れますね。

5千円台コットという枠で言うとワークマンコットはキャンプ向き。オールマイティで普通に使いやすい。

ホールアースのテンクウコットは、木漏れ日を浴びながら気持ちのいい昼寝をしたい人向け。

ファミキャンで使うこと考えるとワークマンももちろんいいけど、お子さんとかはテンクウコットの方が喜びそうですね。 

危ないかもしれないから、あくまでここに乗れる前提っていうことにはなりますが、両者は全然性質が違うコットなので、自分が使いたい用途を考えて選べばどっちも非常にお買い得だと思います。

最後に枕だけ試しておこう。

タオルを入れると枕になるので、ここに入れてみましょう。

画像29: 出典:YouTubeチャンネル「FUKU」より

出典:YouTubeチャンネル「FUKU」より

そんなに大きくないバスタオルを入れました。

Y君:いいですね!枕あったほうがいいです。

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