ゴアテックスの洗濯におすすめ!グランジャーズのパフォーマンスウォッシュ&クロージングリペルの概要
グランジャーズは、シューズ・ウェア・テントなどのケア用品を開発しているブランドです。
まずは、今回ご紹介する『パフォーマンスウォッシュ』と『クロージングリペル』の概要を見ていきましょう!
適応素材:フリース、ベースレイヤー、ソフトシェル、中綿、防水・防風素材全般
容量:300ml
使用量:ウェア1着に対してキャップ1/2杯(25ml)(レインウェア上下の場合は2着分)
主成分:非イオン系界面活性剤
グランジャーズ『パフォーマンスウォッシュ』
- 価格:1,980円(税込、公式サイト価格)
- 内容量:300ml
- 適応素材:フリース・ベースレイヤー・ソフトシェル・中綿・防水防風素材全般
適応素材:フリース、ソフトシェル、中綿、防水・防風素材全般
容量:300ml
使用量:ウェア1着に対してキャップ2杯(100ml)(レインウェア上下の場合は2着分)
主成分:アクリルポリマー
グランジャーズ『クロージングリペル』
- 価格:2,200円(税込、公式サイト価格)
- 内容量:300ml
- 適応素材:フリース・ソフトシェル・中綿・防水防風素材全般
パフォーマンスウォッシュは緑色のキャップ、クロージングリペルはオレンジ色のキャップが特徴的なパッケージです。アウトドアショップでもよく扱われている製品なので、見かけたことがある人は多いのではないでしょうか。
見た目はよく似ている両製品ですが、パフォーマンスウォッシュはウェア専用の洗剤、クロージングリペルは撥水剤である点が異なります。
パフォーマンスウォッシュで汚れを落としたあと、クロージングリペルで撥水加工するといったように、2つをあわせて使うのが効果的です。どちらも家庭用洗濯機で使えるので、自宅で気軽にウェアのお手入れができちゃいます!
また、アウトドアでの撥水素材として有名なゴアテックスに使えるのも注目ポイント。ウェアをアウトドアで使ったあとの洗濯や、ウィンターシーズン前後のお手入れにピッタリの製品です。
グランジャーズのパフォーマンスウォッシュ&クロージングリペルでの洗濯方法を解説!
ここからは、グランジャーズのパフォーマンスウォッシュとクロージングリペルを使った洗濯方法を解説します。使い方は通常の衣類の洗濯とほぼ同じなので、どなたでも気軽に試せますよ!
洗濯表示の確認はマスト
まずは、洗濯するウェアの洗濯表示を確認していきましょう。特に洗濯機で脱水できるかどうかの確認はマストです。
ゴアテックスなど防水透湿素材を使用している製品の多くは、「洗濯機での脱水はできない」か「軽めの脱水まで」とされています。
洗濯機で脱水すると強い遠心力がかかり、ウェアや洗濯槽の破損につながってしまう可能性もあるので注意しましょう。
筆者のウェアには「異常な回転が起こり、ふたがはずれたり転倒する事故の恐れもあります」と書かれていました。
また、ゴアテックスの公式サイトにも「脱水は短時間で軽く行ってください」と記載されています。事前に洗濯表示や公式のお手入れ方法をしっかり確認して、正しくお手入れしてくださいね。
後述しますが、洗濯機での脱水ができないウェアは、手で押し絞れば安全に脱水できますよ。
パフォーマンスウォッシュでの洗濯方法
洗濯表示を確認できたら、パフォーマンスウォッシュで洗濯をしていきましょう。
まず、ファスナーをすべて閉めてからウェアを洗濯機に入れます。
続いて、キャップで洗剤を量り洗濯機に直接投入します。パフォーマンスウォッシュの量は、ウェア1着に対しキャップ1/2杯分(25ml)です。
特別難しい手順はなく、普段の洗剤をパフォーマンスウォッシュに変えただけです。
脱水ができないウェアの場合、洗濯とすすぎだけにして、脱水はしない設定にするのを忘れないようにしましょう。
クロージングリペルの使い方
パフォーマンスウォッシュでウェアを洗ったら、続けてクロージングリペルで撥水加工をします。
使い方はパフォーマンスウォッシュと同様で、洗濯機に直接洗剤を投入して洗います。クロージングリペルの量はウェア1着に対しキャップ2杯分(100ml)、2着の場合は3杯(150ml)です。
クロージングリペルでの洗濯が完了したら、脱水をしていきます。
事前に確認した洗濯表示にあわせて、洗濯機で軽めの脱水をするか、洗濯機を使わずに手で押し絞りをしてウェア内に溜まった水を出します。
洗濯直後のウェア内部には思っている以上の水が溜まっているので、押し絞りでしっかりと脱水しておきましょう!洗濯機で軽めの脱水をした場合も、仕上げに押し絞りをするといいですよ。
押し絞りが完了したら、洗濯表示に従って乾燥させます。
なお、洗濯後に熱を加えると撥水効果が高まります。ウェアの洗濯表示にもよりますが、可能であれば衣類乾燥機かアイロンを使用して乾燥させるのがおすすめです。
洗濯後のウェアの状態は?パフォーマンスウォッシュ&クロージングリペルの性能をチェック!
洗濯方法が分かったところで、パフォーマンスウォッシュとクロージングリペルの効果が気になりますよね。
ここでは、実際にお手入れをした筆者のウェアの状態をチェックしていきます。
洗濯前のウェアの状態
今回洗濯をしたのは筆者のスノーボードウェア。ゴアテックス製品ではありませんが、撥水加工がされたウェアです。
購入から7~8年経っており、購入時の撥水加工はほぼ失われていると思われます。
そんなウェアに水をかけてみたところ、内部に染みることはありませんが、しっかりと撥水しているとは言えない状態でした。
また、長年の使用に伴い汚れも残っています。特にパンツの裾は、溶けた雪がはねたのか、泥汚れのようなものが付着しています。
このウェアの撥水状態や汚れはどう変化したのか、見てみましょう!
洗濯後のウェアの状態
まずは撥水性能について検証。洗濯前と同じ箇所に水をかけたところ、上記の写真の通りしっかりと撥水されていました!水が玉になり、コロコロとウェアから弾かれている様子がわかります。
筆者は衣類乾燥機やアイロンを所有していなかったため陰干しでの乾燥となりましたが、それでも明らかな撥水効果が得られました。衣類乾燥機やアイロンを持っている人や、お近くにコインランドリーがある人は、熱を加えた乾燥を検討してみてください。
続いて、汚れについて見ていきます。長年の汚れであったため完璧に落ちたとは言い難いですが、泥はねのような汚れがだいぶ薄くなったのがわかります。
古い汚れを完全に落とすのは難しそうですが、1シーズン着用したあとに洗えば、キレイな状態を保てそうですね。
▼ゴアテックスを採用したレインウェアもチェック!
グランジャーズでの洗濯は簡単だけど手順が面倒!もっと手軽に洗浄&撥水加工ができるアイテムも紹介
グランジャーズのパフォーマンスウォッシュとクロージングリペルを使った洗濯方法は、特別難しくありません。しかし、2回洗濯機を回す必要があるため、人によっては面倒だと感じるかもしれません。
使い方をチェックして面倒だなと感じた人は、クリーナーと撥水剤が一緒になった『クロージング2イン1ウォッシュ&リペル』がおすすめです。
適応素材:フリース、ソフトシェル、中綿、防水・防風素材全般
容量:300ml
使用量:ウェア1着に対してキャップ2杯(100ml)(レインウェア上下の場合は2着分)
主成分:非イオン系界面活性剤
グランジャーズ『クロージング2イン1ウォッシュ&リペル』
- 価格:2,420円(税込、公式サイト価格)
- 内容量:300ml
- 適応素材:フリース・ソフトシェル・中綿・防水防風素材全般
クロージング2イン1ウォッシュ&リペルは、その名の通り1回の洗濯で洗浄&撥水加工をしてくれる優れもの。洗浄成分を落とすために洗濯乾燥機かアイロンで熱を加える必要はありますが、洗濯が1回だけで完了するのは嬉しいポイントです。
または、撥水剤をスプレータイプの『パフォーマンスリペルプラス』にするのもおすすめです。
適応素材:フリース、ダウン、ソフトシェル、中綿、防水・防風素材全般
容量:275ml(約3~4着分)
機能:撥水加工、GORE-TEX素材に適応
原産国:イギリス
グランジャーズ『パフォーマンスリペルプラス』
- 価格:2,200円(税込、公式サイト価格)
- 内容量:275ml
- 適応素材:フリース・ダウン・ソフトシェル・中綿・防水防風素材全般
パフォーマンスリペルプラスは、洗濯後の濡れているウェアに吹きかけるだけでOK。そのまま陰干しで乾燥させれば、手軽にウェアの撥水加工が完了しますよ。
グランジャーズの洗剤でゴアテックス製品やレインウェアを洗濯してみよう!
今回は、グランジャーズのパフォーマンスウォッシュとクロージングリペルをご紹介しました。
ゴアテックスやレインウェアなどの撥水性能をもったウェアの洗濯は、案外難しくありません。2in1の洗剤やスプレータイプの撥水剤を使えば、より簡単に洗濯&撥水加工が完了します。
ほんの少し手間をかけるだけで、自宅でもしっかりお手入れできますので、今までクリーニング店に出していた人も、ぜひ今回の記事を参考にウェアのメンテナンスをしてみてくださいね。
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