アウトドアで火起こしをする際に役立つフェザースティック。「作るのには特別な技術が必要じゃなの?」と思われがちですが、実はちょっとした"コツ"を押さえれば誰でも簡単にフェザースティックを作ることができるのです。そこで、この記事ではフェザースティックの作りの"コツ"を写真も交えながら詳しく説明いたします!

「馬門流一周回って王道キャンプ」は初心者でも真似できるテクニックが満載!

画像1: Photographer 吉田 達史

Photographer 吉田 達史

おぎやはぎのハピキャンシーズン35の「馬門流 一周回って王道キャンプ」では火起こしに役立つフェザースティック作りを行いました。

馬門さんのよるフェザースティック作りの解説がとてもわかりやすくフェザースティック作りが苦手な方には、ぜひ見てもらいたい内容でした!

画像: Photographer 吉田 達史 矢作さんもフェザースティック作りが上達しました!

Photographer 吉田 達史
矢作さんもフェザースティック作りが上達しました!

そこでこの記事では、馬門さんが解説していた誰でも美しいフェザースティックが作れるコツを紹介します。

また、火起こしの際によく使用されるファイヤースターターでうまく着火するコツも合わせて解説するので、ぜひ最後までご覧ください!

画像1: フェザースティックの作り方は?失敗しないカギを握る4つのポイントと必要な道具とは!?
モーラナイフ (Morakniv) コンパニオン ヘビーデューティー ステンレス 刃厚3.2mm アウトドアナイフ キャンプナイフ (ブラック)
ブッシュクラフトやハンティングなどのアウトドアアドベンチャーにぴったりのオールラウンドなキャンプナイフ
ブレード素材:ステンレススチール ハンドル素材:ラバー
刃体の長さ:約10.4cm 全長:約22.4cm 刃厚:約3.2mm  重量:104g(ナイフのみの重量)
付属品:プラスチックシース 生産国:スウェーデン
※正当な理由なくこの商品を携帯することは法令により禁止されております。
※18歳未満の方はこの商品を購入しないようお願いします。
¥2,970
2023-06-01 15:43

【火起こしの相棒①】フェザースティック作りに必要な4つの"コツ"をマスターしよう

画像2: Photographer 吉田 達史

Photographer 吉田 達史

「そもそも、フェザースティックってなに?」という方もいらっしゃると思います。

フェザースティックとは、木材の表面を薄く削り、鳥の羽根のように毛羽立たせたもの。

こうすることで毛羽立たせた部分に火がつきやすくなり、着火剤代わりになります。またフェザースティック作りはナイフワークの練習にもなるので、覚えておいて損はないですよ!

画像: 筆者撮影

筆者撮影

また、フェザースティックを作る時は怪我防止のために手袋を準備しておきましょう。怪我をしてしまっては元も子もないですからね。

画像2: フェザースティックの作り方は?失敗しないカギを握る4つのポイントと必要な道具とは!?
グリップスワニー(GRIPSWANY)G-70 キャンプグローブ CAMP GLOVES (L)
サイズ:L
素材:牛革100%
¥3,850
2023-06-01 10:44

【フェザースティックのコツ①】木材は膝で固定した状態で削ること

画像3: Photographer 吉田 達史

Photographer 吉田 達史

まず最初に抑えておくべき"コツ"は、木材を膝で固定して削ること

画像1: 馬門さん

馬門さん

こうすることで木材が安定して削りやすくなります!

画像: Photographer 吉田 達史 安定させるのが難しい場合は木材を股で挟みましょう

Photographer 吉田 達史
安定させるのが難しい場合は木材を股で挟みましょう

膝では木材を安定させるのが難しい場合は、股で挟んでも大丈夫です。

膝や股で固定することによって木材が安定するだけでなく、両手を使えるようになるのがこの方法の1番のメリット。

ちなみに半ズボンだと木材が地肌に当たって痛いので、作業の際は長ズボン推奨です。

【フェザースティックのコツ②】ナイフは両手で持つこと

画像4: Photographer 吉田 達史

Photographer 吉田 達史

木材を膝や股に挟んで固定したら、ナイフで削る作業にとりかかりますがここにも重要な"コツ"があります。

そのコツとはナイフは片手ではなく、両手で持つようにすること。

画像2: 馬門さん

馬門さん

両手で持つ方が力加減の調整がしやすいんです

画像5: Photographer 吉田 達史

Photographer 吉田 達史

フェザースティック作りでは木材の表面を薄く削ることが重要です。

いわば、繊細な作業の繰り返しなので、力加減も繊細さが求められます。

慣れてる方は片手でも繊細に作業ができますが、慣れないうちは両手で作業を進めるようにしましょうね!

【フェザースティックのコツ③】木材の角を意識して削ること

画像6: Photographer 吉田 達史

Photographer 吉田 達史

フェザースティックを作るためには、削る場所も意識する必要があります。

削る場所は面ではなく角を意識してください。

また、削る時はできるだけ一回のストロークが長くなるようにすると、綺麗なフェザースティックが出来やすいです。

画像3: 馬門さん

馬門さん

削る場所は毎回変えていきましょう!

【フェザースティックのコツ④】削り終わりはナイフを立てて木材を毛羽立たせること

画像7: Photographer 吉田 達史

Photographer 吉田 達史

フェザースティック作りでは、木材を薄く削ることが大切です。

ですが、薄く削れても最後まで気を抜いてはいけません。ここにも"コツ"があります。

それは削り終わる時に必ずナイフを立てること

画像8: Photographer 吉田 達史

Photographer 吉田 達史

最後にナイフを立てることで、削った部分が毛羽立ちます。

毛羽だった部分には火がつきやすくなります。そのため、この作業が出来ているかいないかで着火の難易度がかなり変わりますよ!

画像: Photographer 吉田 達史 0597

Photographer 吉田 達史 0597

ここまで説明した①〜④の手順を抑えれば、初心者さんでも綺麗なフェザースティックを作ることができます。

この記事を読んで「あれ?意外と難しくないかも...」と思っていただいたのではないでしょうか?

ぜひ、次回のキャンプではフェザースティック作りに挑戦してみてくださいね!

画像: 筆者撮影 まだまだ精進が必要ですね(笑)

筆者撮影
まだまだ精進が必要ですね(笑)

ちなみに自宅でフェザースティック作りの練習がしたい方は、木材の代わりに割り箸を用いるといいみたいですよ!

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