ハイランダーの「DAN」「RAN」はレイアウト自在なヘキサテーブル
キャンプやBBQの「だんらんタイム」に活躍するヘキサゴンテーブル DAN に、サブテーブルとなるRANがあれば、商品名の通り「DAN」+「RAN」=「団欒」を実現します!
ハイランダー(Hilander)から2023年に新たに発売されたこのヘキサテーブルは、パズルのように簡単に組み立てができて、RANとの組み合わせのレイアウトパターンが多様。キャンプスタイルによって柔軟に対応できるところが、このDAN&RANの最大の魅力です。
今回はこのヘキサテーブルを、使い勝手、価格、他社との比較まで徹底レビューしていきます!
【ポイントその1】収納状態とパーツ確認
まずは右手にヘキサ型テーブルのDAN(長方形の収納袋)、左手にサブテーブルのRAN(台形の収納袋)を持ってみました。両方持つと10kgを越える、ずっしりとした印象です。
次にケースから中身を出して並べてみます。
DANは天板が6枚、脚は3つ、連結パーツも3つです。
RANは天板一つに対して脚が2つ。DANと連結する際にだけ必要なパーツも付属しています。
【ポイントその2】組み立てやすさ
パズルのように組み立てていきますが、シンプルなので、さほど迷わずセットできました。
気になっていた天板とのドッキング、はめる際、キツさですが、固すぎず緩すぎずで、ピタリと刺さっていきました。
あっという間に完成です!!!説明書を見ながらでも、5分以内で済みました。
続いてRAN。こちらはさらに簡単で、脚を2カ所差し込むだけ!
ものの数秒でテーブルが完成します。シンプルでおしゃれです!
2つ設営するのもあっという間でした~!
【ポイントその3】素材~内側ステンレス製~
DAN・RANの天板は滑らかで手触りの良いバンブー素材が使われています。ほんのりとした光沢がとても美しいですね。
また、「DAN」の天板の内側には、ステンレス加工が施されています。火に一番近い部分がステンレス製なのは、ありがたいポイントです。
ただし!BBQコンロの熱によってステンレスに熱がこもり、不意に触った際に火傷するリスクがあるので、BBQをする際にはステンレス部分に素手で触らないようにしましょう。
また、DANとRANは、テーブル板素材に防炎処理などは行っていないため、木製部に炎が触れた場合はどうしても「焦げ」または「燃え」確率が高くなるので、その点にも注意が必要です。
以下、木製のヘキサテーブルに共通する注意事項です。
木製ヘキサテーブルの注意点
- テーブルに火が当たるとテーブルが焦げたり燃えたりする可能性があるので、テーブルの中央にBBQコンロを入れて使用する場合は、火がテーブルの高さを超えないようにすること
- 火の粉が飛ぶと天板が焦げる可能性があるので、風がある日のBBQには十分に気をつけること。
以上のようなリスクを鑑み、ハイランダーは火のコントロールがし難い薪火・焚き火ではなく、炭火などでの使用を推奨しています。
【ポイントその4】使い勝手~DAN+RANドッキングで変幻自在~
1セットだけソロキャンに持ち出すもよし・・・
デュオキャンプにRANのみ活用するのもよいですね!
グループキャンプで大人数でテーブルを囲みたい時、ヘキサゴン型(六角形)なので大人6名までは、十分なゆとりがあります。
RANの配置、アイデア次第でさらに人数の多いキャンプにも対応できそうですね!
DANとRANを用途に合わせて自在にカスタムできる楽しみもこの商品の大きな魅力です。
例えば、広くテーブルとして使いたいときはRANを内側にピッタリとはめこんで、大型のテーブルとして使用することもできます。
【ポイントその5】テーブルとしての広さ
BBQコンロを囲んで食事をするイメージをしてみました。
お皿やコップなど広げても十分なスペースがありますね。
BBQコンロを使用しない場合は、このようなレイアウトで広々と。
【ポイントその6】テーブルの高さチェック
一般的なコンパクトキャンプチェアに座って高さ感を確認してみました。
BBQコンロで調理をするときをイメージしてみました。程よい高さで腰に負担少なめの調理ができそうです。
気になった点【1】重量
あえて気になる点をあげるとするなら、、、DANの重量が約7.5kg、RANは約3.7kgと、両方持ち上げると10kgを越えること。車であれば運搬に問題ありませんが、持って移動するには少しパワーが必要になりそうです。
気になった点【2】木製ならではの「耐熱性」
アルミ天板テーブルユーザーである筆者が気が付いた点として、アツアツの鍋やケトルをテーブルの上に置きたい時は、必ず鍋敷きが必要ですね。