こんにちは、もめです。キャンプ漫画「ゆるキャン△」には数々の聖地があり、聖地巡礼を楽しんでいる方は少なくないでしょう。キャンプ場や観光地といった聖地を巡るのも魅力的ですが、キャラクターたちの生活エリアとなっている「JR身延線」を中心に回ってみるルートもおすすめです。本記事では身延線を使ったゆるキャン△聖地巡礼コースや、聖地巡礼旅をする際のポイントをご紹介します。車などの移動手段がなくても気軽にできる聖地巡礼ですので、ぜひ本記事を参考にお出かけしてみてくださいね。

身延線に乗って出かけてみよう!ゆるキャン△聖地巡礼のモデルコースのご紹介

身延線は、静岡県富士市の富士駅と山梨県甲府市の甲府駅を結ぶ、JR東海の鉄道路線。多くの区画で山間部を通るのが特徴です。

富士-富士宮区間以外は単線で、いわゆるローカル線といったイメージ。ゆるキャン△では、生活エリアのど真ん中を走っている鉄道だけあり、頻繁に登場します。

画像: 身延線沿線のゆるキャン△聖地を巡礼!のんびり途中下車の旅に出かけよう
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2023-04-20 22:33

まずは身延線沿線のゆるキャン△聖地をめぐる、途中下車の旅のモデルコースをご紹介します!

スタート地点の「甲府駅」を午前中に出発し、のんびり回って、夕方には「富士駅」にゴールするコースです。

ここからは、各聖地の見どころや注意点などを詳しくお伝えします。電車で巡るので、駅をベースにスタート地点の甲府駅からゴールの富士駅まで、順番に紹介していきますね!

画像1: 筆者

筆者

電車の本数は多くないので、1本待っている時間で周辺を散歩できます。

ただし、実際に訪れる際は時刻表をよく確認しよう!

スタート地点は身延線の山梨の端っこ「甲府駅」

画像: 筆者撮影 甲府駅。身延線の旅はここから始まる。

筆者撮影 甲府駅。身延線の旅はここから始まる。

スタート地点はJR身延線の山梨側の端っこ、「甲府駅」です。

甲府は山梨の中心街だけあり、宿泊施設や飲食店などがたくさんあります。聖地巡礼を丸1日使ってたっぷり楽しむなら、甲府に1泊し、朝一で甲府を出発するのもおすすめです。

聖地巡礼の旅を始める際に一点注意したいのが、乗り放題の切符は甲府駅では購入できない点です。

JR東海の「休日乗り放題きっぷ」を使用すれば、身延線が1日乗り放題になります。しかし、この切符はJR東海が発売している関係から、甲府駅で購入することができません。

身延線の駅はほとんどが無人駅ということもあり、甲府駅から一番近い休日乗り放題きっぷが購入できる駅は「南甲府駅」です。

休日乗り放題きっぷを利用したい人は、前日に南甲府駅で購入したり、スタート地点を南甲府駅にしたりしましょう。

画像2: 筆者

筆者

筆者はスタート地点は端っこが良かったので、前日に南甲府駅で乗り放題切符を買っておきました。

甲府駅をゴールにしてもいいですが、個人的には夕方の富士宮推しなので、甲府駅スタートをおすすめしておきます。

ちなみに、乗車区間が身延線だけなら値段的にお得かどうかは微妙なラインなので、自分の計画で予定される運賃を計算のうえ、購入してくださいね。

▼休日乗り放題きっぷの詳細はJR東海のHPでチェック!

なでしこ達の通っている学校の最寄り駅「甲斐常葉駅」

画像: 筆者撮影 ここを歩いてくるなでしこ達が、見える…!

筆者撮影 ここを歩いてくるなでしこ達が、見える…!

「甲斐常葉駅(かいときわえき)」は、なでしこたちが通っている高校「本栖高校」のモデルとなった「旧下部中学校・小学校」の最寄り駅です。

本栖高校に電車で通う生徒たちはこの駅を使っていたのでしょう。

画像1: 筆者撮影

筆者撮影

モデルとなった旧下部中学校・小学校は、現在では廃校となっています。「生徒たちが通っていたころ、この駅の朝夕はにぎやかだったんだろうか」と考えると少し寂しい気持ちになりました。

画像3: 筆者

筆者

廃校になった旧下部中学校・小学校ですが、現在は校庭キャンプなど定期的にゆるキャン△のイベントが開催されていて、人が集まる素敵な場所になっています。

寂しい気持ちも束の間、駅を出るとこんなかわいい横断幕が張られていました。

画像: 筆者撮影 駅舎を出て真正面に見えたので、思わず笑顔になりました。

筆者撮影 駅舎を出て真正面に見えたので、思わず笑顔になりました。

ゆるキャン△ファンを大歓迎してくれています。ありがたいですね。

駅から小さな商店街を歩いていくと、そこにはもう旧下部中学校・小学校が見えてきます。

画像: 筆者撮影 学校に向かう途中でこのような案内板がいくつもあります。

筆者撮影 学校に向かう途中でこのような案内板がいくつもあります。

作品内でもみんなが通っていた坂道を登って、旧下部中学校・小学校に到着。

画像: 筆者撮影 毎日この坂登るのちょっとしんどそう

筆者撮影 毎日この坂登るのちょっとしんどそう

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筆者

旧下部中学校・小学校にはキャラクターのパネルや訪問ノートが残されているので要チェックです!

野クルの放課後を彩る「身延駅」

画像: 筆者撮影 身延駅。

筆者撮影 身延駅。

再び身延線に乗車してしばらく電車に揺られていると、次は「身延駅」に到着します。

ゆるキャン△では、アウトドアショップ「カリブー」に足を運んだり、みのぶまんじゅうを食べたりと、野クルメンバーが放課後を楽しむ場面で登場する駅です。

残念ながら身延駅周辺にアウトドアショップは実在しませんが、みのぶまんじゅうが売られている「栄昇堂(えいしょうどう)」は存在します。

大きく立派な富士川を眺めながら、ベンチでのんびりみのぶまんじゅうをいただきましょう。

画像: 筆者撮影 栄昇堂の隣には、なでしこたちがまんじゅうを食べていた広場があります。

筆者撮影 栄昇堂の隣には、なでしこたちがまんじゅうを食べていた広場があります。

また、身延駅には飲食店が複数店舗あるので、お昼時にもおすすめです。

なでしこの家の最寄り駅「内船駅」

画像2: 筆者撮影

筆者撮影

「内船駅」は、なでしこの最寄り駅として登場する駅です。

この旅でも、学校の最寄りの甲斐常葉駅から乗ってきたことを考えると、なでしこの帰路を追ったような気持ちになれますね。

内船駅はキービジュアルに登場しているので、駅自体が聖地として楽しめます。ただ、せっかくなら少し足を伸ばして「南部橋」のほうまで行ってみるのもおすすめです。

画像3: 筆者撮影

筆者撮影

南部橋は富士川に架かる大きく立派な橋。

なでしこは内船駅まで南部橋を渡って向かっていたようで、ゆるキャン△の作品内では、この橋をなでしこが自転車で走っているシーンが登場します。

なでしこの登下校を思い描きながら、河川敷でぼーっとニヤニヤするのも良いものですよ。

夕方にどでかい富士山を望む「西富士宮駅」

画像: 筆者撮影 富士山本宮浅間大社からの富士山。富士宮エリアに着くころにはちょうど良く夕方になっています。

筆者撮影 富士山本宮浅間大社からの富士山。富士宮エリアに着くころにはちょうど良く夕方になっています。

段々とゴールに近づいてきました。そして、いつの間にか静岡県に突入します。

富士宮が近づいてくるとこれまでの山間の景色から一変し、車窓は広い街並みを写します。このように、景色の大きな移り変わりを楽しめるのも身延線の魅力です。

特に「沼久保駅」~「西富士宮駅」間の車窓は、天気の良い日なら絶対見ておきましょう

1駅の短い区間ですが、広がる街並みの向こうに見えるどでかい富士山。「おおっ」と言ってしまうこと間違いなしの景色がそこにはありますよ。

画像: 筆者撮影 これまでの区間は山に囲まれているので、富士山はあまり見えませんが、あるところから急に姿を現します。

筆者撮影 これまでの区間は山に囲まれているので、富士山はあまり見えませんが、あるところから急に姿を現します。

さて、なでしこ達の生活エリアからは少し離れますが、「西富士宮駅」もゆるキャン△聖地です。

西富士宮駅が登場したのは、なでしこ初めてのソロキャンプ編。「野田山健康緑地公園 富士川キャンプ場」でソロキャンプをする回です。

西富士宮駅からは、富士山本宮浅間大社やお好み焼き「伊東」など、ソロキャンプ回に登場した聖地が集中しているので、余裕があればこのあたりのスポットも余裕があれば巡ってみましょう。

画像4: 筆者撮影

筆者撮影

▼なでしこのソロキャンプ編で登場する聖地の詳細はこちらの記事をチェック!

終点は身延線の静岡の端っこ「富士駅」

画像: 筆者撮影 富士駅でゴール!まあまあな達成感があります。

筆者撮影 富士駅でゴール!まあまあな達成感があります。

身延線沿線のゆるキャン△聖地をめぐる途中下車の旅、ゴールは身延駅の終点「富士駅」です。

富士駅はゆるキャン△の聖地…というわけではありませんが、せっかくここまで来たので身延線の端っこまで行きたい……ですよね?!ということで、ゴールに設定しました。

静岡・名古屋方面や神奈川方面に帰る方にとっては帰路の起点となる、ちょうどいいゴールとなっています。

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筆者

これにて身延線全線乗車完了です。お疲れさまでした。

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