LOGOS(ロゴス)『スタンディングドライネット』の大きさや耐荷重をチェック
取扱説明書によると、各段に置ける重量の目安は、500g~1kgとのこと。バランスを見ても、1kgの物を各段に置くのは厳しそう……。全体で2kg程度が限界かなと思いました。大きいスキレットやダッチオーブンは重過ぎるので入れない方がいいと思います。
扉も各段に付いているので、取り出したい段のところだけ開けて使えるのは便利ですね。
一番大きいのは2段目で、約20.5cmの高さがあります。
高さのある物も入れて乾かせます。
1段目は14.5cmあります。高さは2段目ほどではありませんが、十分な広さがあるので、鍋など少し重いものを1段目に入れると安定しやすいです。
3段目はピラミッド状になっており、比較的空間が狭いので、箸やスプーンなどのカトラリー類を入れると良いでしょう。
1段目の下には隙間があります。ここに空間があることで、自立させて使用した時に地面の砂などで食器が汚れることはありません。また、底に風が通るので食器も乾きやすい気がします。
場所を選ばず置けるので、雨天時にはすぐに雨の当たらない場所に移動できます。また、テーブル横に置いておき、直接食器を取り出しながら料理を盛りつけることも◎。
扉のファスナーは片手で開け閉めしやすいので、お子さんでも扱いやすいと思います。地面に置けば低い位置で作業できるので、乾燥した食器を取り込んだり、洗った食器を干したりするお手伝いもお願いでき、ファミリーキャンパーにもぴったりのアイテムだなと思いました!
LOGOS(ロゴス)『スタンディングドライネット』の気になるポイント
自立タイプの『スタンディングドライネット』はメリットばかりのようですが、ちょっと気になるポイントもあります。
気になるポイント①:ドライネットにしては値段がお高め
ハンギングタイプのドライネットは、メーカーによって差はあるものの、1,500円前後で購入できます。
対して、LOGOS(ロゴス)の『スタンディングドライネット』は税込み4,380円と3倍近い価格。グラスファイバーのフレームがある分値段が上がってしまうのは仕方ないことですが、ドライネットとしてはちょっとお高い印象ですね。
自立することの価値に納得できる場合のみ、購入をおすすめします!
気になるポイント②:組み立て・片付けに時間がかかる
ハンギングタイプの多くはポップアップタイプなので設置に時間はかかりませんが、『スタンディングドライネット』は、フレームを組み立てる分、時間がかかります。
さらに、組み立ても決して簡単ではありません。筆者は初めて組み立てた時に手間取って時間がかかってしまいました。片付けも同じで、ポップアップタイプに比べると時間がかかります。
ただし、キャンプ場で使う前に何度か組み立てと片付けの練習をすることで、自分なりの組み立てのコツがつかめるようになり、劇的にスピーディに組み立てられるようになります。
ギアの組み立てはキャンプの楽しみのひとつでもありますので、ぜひ楽しんでトライしてくださいね!
気になるポイント③:収納がかさばる
ハンギングタイプのドライネットは折りたためるので、手のひらサイズに収納でき、持ち運びに困ることはありません。
それに対し、ロゴスの『スタンディングドライネット』は折りたためません。収納時のサイズは(約)縦37×横37cmと大きめ。ただ、厚みが1.5cmなので、荷物の隙間をうまく見つければ積載に困ることないと思います。
LOGOS(ロゴス)の『スタンディングドライネット』は自立式で便利だった!
価格が少し高めだったり、組み立てに比較的手間がかかったりと気になるポイントはありましたが、なによりも「自立する」ことにそれらの苦悩を超える価値があると筆者は思いました!
雨天時に「どうしよう!」と慌てることもなく、どこにでも設置できることでさまざまな使い方の可能性が広がり、キャンプでより快適に過ごせるようになったんです。
ドライネットの購入を考えている方や買い替えを検討している方は、ぜひLOGOS(ロゴス)の『スタンディングドライネット』を候補に入れてみてくださいね!