今回は薪ストーブの最新レポートです。筆者が今まで買ってきた薪ストーブの数が10個を超えていました。今年は薪ストーブの種類も増えて、低価格化も進んでいるので比較的買いやすい時代にはなってきてると思います。そのため筆者が思う「今になって結局どれが良かったのか」というところを再考してみます。

FUKUが購入した「暖房用薪ストーブ」

ここからが暖房用として使用できる薪ストーブです。冬の寒さを乗り切るという重要な任務になっているのでしっかり考えて選びたいところですね。

【1】ホンマ製作所APS -48DX

まずはホンマ製作所APS -48DX。

画像13: 出典:YouTubeチャンネル「FUKU」より
出典:YouTubeチャンネル「FUKU」より
画像8: 2023薪ストーブ最新レポート☆FUKUが「結局どれが良かったか」を紹介
ホンマ製作所(Honma Seisakusyo) ホンマ製作所 ステンレス ストーブコンロセット アウトドア&防災用品 小型設計 三面ガラス窓 APS-48DX
原産国:日本
材質:ステンレス
本体サイズ:幅28cm×奥行48cm(煙突口まで52cm、煙突含65.5cm)×高さ44.5(煙突含183cm)cm
本体重量:4.6kg(煙突含総重量6.9kg)
煙突位置:背面
¥24,198
2023-03-03 21:04

レトロな雰囲気を醸し出す時計型という形の実力派薪ストーブです。

この時計型は日本独自の鉄板製薪ストーブの代表で、コストが安くて大きな薪が入り高火力。鍋の大きさに合わせた調理もしやすいということで、昔ながらの実用暖房器具として親しまれてきました。

画像14: 出典:YouTubeチャンネル「FUKU」より
出典:YouTubeチャンネル「FUKU」より

その時計型薪ストーブのレトロなデザインそのままに、本体は従来よりコンパクトにしてステンレス製となり、足は伸縮式になってさらにロマンチックなガラス窓を3面につけました。

多くのキャンパーたちを魅了するモデルが、このAPS -48DXなんです。

奥行き60cmが48cmになったと言っても40cmの薪は余裕で入るので、キャンプ用薪ストーブとしては大きめな部類です。

画像15: 出典:YouTubeチャンネル「FUKU」より
出典:YouTubeチャンネル「FUKU」より

暖かさで言うと、シェルター内がポカポカになります。そして直火調理もしやすい。

デメリットは、他のストーブと比較すると使用時と収納時のサイズが大きいことでしょうか。

大型のテントやシェルターに組み合わせるのが向いてると思いますし、100mm径の煙突はストーブ内には収納ができず別で持ち運ぶことになるので、移動する時もまた家で保管している時も何かと収納スペースを圧迫することにはなります。

画像9: 2023薪ストーブ最新レポート☆FUKUが「結局どれが良かったか」を紹介

このストーブを見てすごくいいと思った人は、家の中の収納場所を確保した後に買ってみると、高い満足感が得られる逸品じゃないかと思います。

【2】キャプテンスタッグかまど角型ストーブ

次はキャプテンスタッグかまど角型ストーブ。

画像16: 出典:YouTubeチャンネル「FUKU」より
出典:YouTubeチャンネル「FUKU」より
画像10: 2023薪ストーブ最新レポート☆FUKUが「結局どれが良かったか」を紹介
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) ストーブ BBQ KAMADO かまど 煙突 角型ストーブ UG-51
組立サイズ(約):ハイ:幅600×奥行510×高さ1,070・1,415・1,770mm、ロー:幅470×奥行360×高さ830・1,180・1530mm
焼き面までの高さ(約):440・685mm
収納サイズ(約):幅480×奥行270×高さ265mm
セット重量(約):10kg
原産国:中国
¥14,000
2023-03-03 21:10

これも割と大きめで、煙突も本間製と同じく太いですが屋外での調理と暖を取るのに向いているストーブです。

画像17: 出典:YouTubeチャンネル「FUKU」より
出典:YouTubeチャンネル「FUKU」より

直火調理は同時に2カ所可能で、角型で大容量の燃焼室には薪がたくさん入って高火力。

素材がスチール製なのもあって、屋外で使っててもかなり暖かいです。

そして、日本の大手ブランド製にしては値段も安めです。

最新のガラス窓付きで2万円切ってますし、筆者が旧型モデルを買った時は1万円を切ってました。

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テント内というよりも屋外で暖房兼調理目的に使いたい人には良い製品だと思います。

【3】soomloom(スームルーム)のDECO

続いてはsoomloom(スームルーム)のDECO。

画像18: 出典:YouTubeチャンネル「FUKU」より
出典:YouTubeチャンネル「FUKU」より

ステンレス製で超コンパクトサイズ。調理用や天板を外して焚き火台にもなりますが、小さめなテント内なら暖房用としても使えてしまう多用途な薪ストーブです。

ここまで小さいのに、煙突は巻くタイプではなく独立してつなげるタイプ。

本来なら煙突は4本しか収納できない本体サイズですが、だんだんと細くなる煙突形状を活かして一部を重ねることで本体の中に6本収納を可能にしています。

そのおかげで、小さいのに組み立ててみると高さは165cmとなり小さめのテントなら煙突を外に出しても使えるわけです。

ちなみに同社の煙突ウォーターサーバーをつなげると高さが増しますので、大きめなテントの煙突穴でも届くようになります。

画像19: 出典:YouTubeチャンネル「FUKU」より
出典:YouTubeチャンネル「FUKU」より

ただ、スパークアレスターという火の粉が飛び出すのを減らしてくれる煙突パーツはついていません。

薪は35cmくらいまでだとそのまま入れられます。

炎を楽しむガラス窓は大きめで両側面についています。

画像20: 出典:YouTubeチャンネル「FUKU」より
出典:YouTubeチャンネル「FUKU」より

また、本体が小さいから不安定かなと思われがちですが、大きさの割にはどっしりとした重量があり足の広がり角度もいいので安定感はあります。

重たい分分厚いストーブですので今年一番たくさん使った機種にも関わらず、歪みは今のところ出てません。

筆者自身は今まで出会った薪ストーブの中で一番好きなモデルとなりました。

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これだけの作りで15,000円切ってるコスパも魅力なので、徒歩のキャンプには向きませんが、コンパクトギアが好きな方にはおすすめしたくなりますね。

【4】soomloom(スームルーム) wintourUL2.0

続いてもsoomloom(スームルーム)の超軽量薪ストーブです。

画像21: 出典:YouTubeチャンネル「FUKU」より
出典:YouTubeチャンネル「FUKU」より

これはまず安い。10,900円で買いました。

税抜きなら1万円切ってるという破格のストーブですが、大きな特徴はコンパクト性です。

薄型のビジネスバッグのようなケースに全て収まります。

この手のストーブは以前から色々なメーカーが出していて、軽いものだとチタン製のタイプなどがあり、soomloomの製品はこのジャンルの中では特別軽いわけではありません。

ただ、値段が極めて安いんですね。

実際の使い勝手はどうかというと40cmの薪はそのままでは入らないものの、35cmなら入ります。

巻煙突は少々面倒ですが、視聴者さんに教えてもらった伸ばし方をすると結構簡単に作ることができました。

画像22: 出典:YouTubeチャンネル「FUKU」より
出典:YouTubeチャンネル「FUKU」より

ストーブ本体の素材が薄いのでとにかく歪みます。

これは薄型軽量の薪ストーブ共通の弱点かと思いますが、その分コンパクトになるので仕方ないと思いますね。

歪んだとしてもひどくなければ使えますし、暖房能力としては十分なレベルでした。

画像13: 2023薪ストーブ最新レポート☆FUKUが「結局どれが良かったか」を紹介

収納サイズが小さい薪ストーブをお探しの方には価格面も含めておすすめできると思います。

【5】3FULギアの超軽量薪ストーブ

続いては3FULギアの超軽量薪ストーブ。先程のsoomloomとジャンルは同じですね。

画像23: 出典:YouTubeチャンネル「FUKU」より
出典:YouTubeチャンネル「FUKU」より
画像14: 2023薪ストーブ最新レポート☆FUKUが「結局どれが良かったか」を紹介
3F UL GEAR 薪ストーブ 収納バッグ付き 手袋付き 炊き出し アウトドア キャンプ バーベキュー 暖炉 料理 調理 焚き火台 調理器具 秋冬 冬キャンプ コンパクト 折りたたみ 暖房器具 軽量 小型 防寒対策 ステンレス おしゃれ 組立やすい 煙突 Stove304食品クラス ステンレス ピラミッドテントの仲間 テント内 火を焚く ストーブ (2.2m)
名前:3F ULGEAR折りたたみ式テントストーブ
材質:304ステンレス鋼
重量:2460g(収納袋を含む)
梱包サイズ:45cm x 26cm x 6xm
用途:ウィンターキャンプ/テント暖房/料理
煙突の高さ:2.2m
¥24,980
2023-03-03 21:24

これは、U字溝のように曲げたステンレス板に天板をはめ込む「逆かまぼこ型」のような形のストーブです。

画像24: 出典:YouTubeチャンネル「FUKU」より
出典:YouTubeチャンネル「FUKU」より

使い勝手は先ほどのsoomloomと似ていて巻き煙突と歪みやすいこと。

ただこちらは40cmの薪がそのまま入り、重量は1.8kgとステンレス製モデルの中では軽い方なので、筆者はキャンプ用品一式とともにザックの中に入れて飛行機で北海道へ行ってキャンプをしてきました。

画像15: 2023薪ストーブ最新レポート☆FUKUが「結局どれが良かったか」を紹介

携帯性に優れるとともに暖かさも十分。値段は今は3万円くらいになってますけど元々2万円くらいで買えたはずなのでそのくらいであれば性能とコストのバランスは良いストーブだなと思っています。

【6】Anlik 薪ストーブ

スチール製のコンパクトな薪ストーブです。

画像25: 出典:YouTubeチャンネル「FUKU」より
出典:YouTubeチャンネル「FUKU」より
画像16: 2023薪ストーブ最新レポート☆FUKUが「結局どれが良かったか」を紹介
Anlik 薪ストーブ アウトドア調理 暖炉 キャンプ テント 煙突付き (ブラック/鉄製)
セット内容:薪ストーブX1、煙突X7、灰かき棒X1、グリル網X1、日本語マニュアル
天板の上に鍋ややかんを乗せて調理できます。一般家屋、作業場、セカンドハウス、庭先、キャンプなど、災害時の暖房、調理として役立ちます。
ストーブ両サイドにはグリットがついており、持ち運びに便利、小物の乾燥棚や補助の調理台としても使えます。本体はステンレス素材、耐久性・蓄熱性に優れています。
四本脚は折り畳めるデザイン、持ち運びや収納が快適にできます。工具なしで組み立てられるシンプル構造。脚を展開し、煙突を接続するだけで完成。
耐熱ガラス窓付きなので、薪の残量確認がしやすい、ストーブ内の炎もきれいに見えます。...
¥14,200
2023-03-03 21:33

これは本体サイズが小さめで煙突は中に全て収納できて直火調理ゾーンは1箇所、小さめのガラス窓が正面に一つ。

価格は14,200円。

画像17: 2023薪ストーブ最新レポート☆FUKUが「結局どれが良かったか」を紹介

これはあまり個性はない。がゆえに良いとも言える。

そう普通なんです。だから割といい。

コンパクトな薪ストーブという商品でした。

ちなみに、もう少しグレードを上げたいなら5000円アップするとステンレスモデルも存在しています。

画像26: 出典:YouTubeチャンネル「FUKU」より
出典:YouTubeチャンネル「FUKU」より

【7】soomloom(スームルーム) 薪ストーブ暖炉

最後に紹介するのは、またしてもsoomloom(スームルーム)。

画像27: 出典:YouTubeチャンネル「FUKU」より
出典:YouTubeチャンネル「FUKU」より
画像18: 2023薪ストーブ最新レポート☆FUKUが「結局どれが良かったか」を紹介
Soomloom 薪ストーブ 煙突付き
Soomloom 薪ストーブ 煙突付き
¥58,000
2023-03-03 21:37

有名ブランドの薪ストーブに似ていますが、どこか違う。

それは立ち姿。まるで生まれたてのバンビのようで可愛く見えてしまうこの薪ストーブ。

見た目の可愛さとは裏腹に本体はかなり分厚いステンレスでできていて、よく燃えている状態なら温かさも抜群です。

画像28: 出典:YouTubeチャンネル「FUKU」より
出典:YouTubeチャンネル「FUKU」より

大きなテントにも対応できる煙突の高さもあります。

画像19: 2023薪ストーブ最新レポート☆FUKUが「結局どれが良かったか」を紹介

本体重量10キロとかなり重いですが、それだけ丈夫なのと重厚が合わさって、どっしりした見た目のストーブがいいなと思える人は買ってみて損はない製品だと思います。

今回ご紹介したもののうちいくつかは売り切れ欠品中になっていますが、どれも定期的に再入荷していますので、気になるモデルが売り切れの場合は欲しいものリストに登録しておくといいですね。

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