キャンプの調理に便利なバーナー。たくさんの種類があるため、いざ購入しようとすると迷ってしまいます。筆者のおすすめは「JETBOIL(ジェットボイル)」。バーナーとクッカーが一体になっていて扱いやすく、お湯がすぐに沸くのが最大の特徴。キャンプや登山など、あらゆるアウトドアシーンで使えて便利です。今回は、筆者が3年間愛用しているジェットボイル「フラッシュ」と「ミニモ」を紹介し、おすすめの理由を解説していきます。

「ジェットボイル」をおすすめする7つの理由

キャンプや登山など、様々なアウトドアシーンで筆者が3年間使い続けてみて感じる「ジェットボイル」の魅力を7つご紹介します。

【魅力1】オール・イン・ワンで持ち運びがラク

画像: 筆者撮影:「フラッシュ」は専用クッカーの中にガス缶、ゴトク、スタビライザーすべて入ります。(「ミニモ」の場合、付属のゴトクは本体には収納不可)

筆者撮影:「フラッシュ」は専用クッカーの中にガス缶、ゴトク、スタビライザーすべて入ります。(「ミニモ」の場合、付属のゴトクは本体には収納不可)

ジェットボイルはクッカーの中にガス缶やバーナーをすべて収納できるので、これさえあれば最低限の食事ができます。

底につけるカップやクッカー内部のすき間にも予備のライターや調味料などを入れることができるので荷物もよりコンパクトに。

収納時は上部にふたをかぶせ、底部にカップをはめ込むため、全体にひっかかりが少なく出し入れがしやすいのも助かります。

【魅力2】熱効率が高い

画像: 筆者撮影:「ミニモ」は中の様子がよくわかる。

筆者撮影:「ミニモ」は中の様子がよくわかる。

ジェットボイル専用クッカーの底についている「フラックスリング」がクッカー内に熱を閉じ込めて、高いエネルギー効率を発揮。

ガス燃料の無駄遣いを防いでくれます。

また、クッカーを覆う断熱カバーがクッカーからの熱放出をおさえ、余熱調理でガスの節約も。

さらに、火加減を調節するサーモレギュレーターがついているモデルは、気温や気圧の変化にも強く、弱火調理もお手のものです。

【魅力3】取っ手が熱くならない

画像: 筆者撮影:素手で直に持てるので素早く湯を注げる。

筆者撮影:素手で直に持てるので素早く湯を注げる。

「フラッシュ」はクッカーを覆う断熱カバーにテープが縫い付けられていてそこに手を通します。

また、「ミニモ」の取っ手はステンレス製でしっかり持てます。

いずれも、断熱カバーがあるため、熱いものが入っていても、専用クッカーの外側を素手で触っても熱くありません。

クッカー初心者でも安心して取り扱えます。お花見をしながら野点(のだて)やホットドリンクを楽しむのも素敵ですね。

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画像3: バーナーとクッカーが一体になった「ジェットボイル」で瞬間湯沸かし!人気の2モデルを比較
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2023-02-01 22:19

【魅力4】着火装置付きモデルならライターを使わず着火できる

ジェットボイルの「フラッシュ」と「ミニモ」は、ハンドルをひねって自動点火装置をカチカチと押して火をつけます。

ただし、低温や気圧の低い環境では着火しない場合があります。

通常でもまれに火がつかなくなることがあるので、別途火花の出るフリント式ライターを予備で持っていくと安心です。

【魅力5】付属のスタビライザーで転倒防止

画像: 筆者撮影:ジェットボイルがあれば、いつでもどこでも温かい食事ができる。

筆者撮影:ジェットボイルがあれば、いつでもどこでも温かい食事ができる。

アウトドア調理は必ずしもテーブルの上でできるとは限りません。

付属のスタビライザーをガスカートリッジの下につければ、テーブルが無くても安定します。

【魅力6】ゴトクで専用クッカー以外のものも使える

画像: 筆者撮影:ゴトクでもう1品!この日はチタンのクッカーを使ってチリコンカン。

筆者撮影:ゴトクでもう1品!この日はチタンのクッカーを使ってチリコンカン。

専用クッカー以外のものを使いたいときは付属のゴトクが大活躍します。

たとえばジェットボイル専用クッカーでスープやラーメンを作り、フライパンで肉や野菜を炒めれば品数を増やせます。

画像: 筆者撮影:ゴトクの上はすべりやすいのでハンドルから手を離さないように!

筆者撮影:ゴトクの上はすべりやすいのでハンドルから手を離さないように!

もちろん、ホットサンドメーカーも使えます。

ただし、ゴトクはすべりやすいので調理の際はかならず鍋の取っ手をもって落ちないように気をつけましょう。

【魅力7】フタについている穴を活用!調理の幅が広がる

画像: 筆者撮影:湯沸かしと同時にジェットボイルのフタの上にシューマイの温めも。

筆者撮影:湯沸かしと同時にジェットボイルのフタの上にシューマイの温めも。

ジェットボイルのフタには3種類の穴があいています。(専用の呼び方がわからないので、以下は筆者独自のネーミングです)

  • 注ぎ口の穴:湯を注ぐ
  • 蒸気を逃がす穴:具をこぼさずにゆで汁を捨てる、蒸し料理をする
  • 中央の穴:具材の入ったポリ袋をつるして湯煎料理をする

コンビニのから揚げや冷凍シュウマイ、焼き鳥缶など、少し温めるだけでもアウトドア飯がバージョンアップします。

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