車中泊におすすめポータブル電源ベスト3 どんなに寒い環境でも安心
それでは、私が普段から愛用している、車中泊におすすめのポータブル電源をベスト3紹介していきます。
どれも前述の「車中泊で使いやすいポータブル電源の選び方」で紹介したポイントを押さえている商品ですので、ぜひ参考にしてください。
【1】EcoFlow『DELTA 2(デルタ 2)』
- AC出力 :1,500W(X-Boostモード時1,900W)
- 容量:1,024Wh(2,048Wh、3,040Whに拡張可能)
- 重量:12kg
- サイズ:400×211×281mm
- 充電時間:0→100%で80分(1,200W入力)
- 寿命:3,000サイクル後に初期容量の80%以上を維持
- USB-C:2(100W)
- USB-A:4
- 使用可能温度:-10度〜45度
車中泊に一番おすすめなポータブル電源が、EcoFlowの『DELTA 2(デルタ 2)』です。
2022年に発売されたばかりの新製品で、長寿命で発火しにくいのが特徴の「リン酸鉄リチウムイオン電池」がバッテリーに採用されています。
1,500Wの高出力で、家庭で使う家電製品はほぼすべて使えます。
また、電圧を下げて1,900Wまで使えるようにする「X-Boost機能」も付いているのが特徴。消費電力が1,500Wを超える電化製品はかなり少ないですが、複数の家電製品を使う場合には役立つ機能かもしれません。(電圧が下がるので動かなくなる家電製品がある点には注意)
サイズも、取っ手が飛び出している部分で40cmなので、本体はかなりコンパクトで使いやすいです。
さらに、容量は1,000Wh以上。別売りの専用拡張バッテリーをコードで繋げることで、最大3,040Whまで容量を拡張できます。
パワーも容量も十分でありながら、重量は12kgとそこまで重くないので、扱いやすく万能なポータブル電源です。
大きな出力で使う場合や充電時はややファンの音が気になりますが、小さな出力で使う場合はさほど気にならず、電気毛布や扇風機くらいならほぼ無音に近い状態で使えます。
USBが多い点やアプリにも対応している点など、細かな部分も高性能・高機能で、どんな人でも使いやすいでしょう。私もかなりお気に入りのポータブル電源です。
【わずか50分で80%まで充電可能 業界屈指の爆速充電スピード...
【2】OUKITEL『P2001』
- AC出力 :2,000W(2分間のみ3,000W出力可能)
- 容量:2,000Wh
- 重量:22kg
- サイズ:393×279×330mm
- 充電時間:0→100%で120分(1,100W入力)
- 寿命:2,000サイクル後に初期容量の80%以上を維持
- USB-C:2(100W)
- USB-A:4
- 使用可能温度:-10度〜40度
OUKITELの『P2001』は、通常の出力は2,000Wまでですが、2分間限定で3,000Wまで出力可能なモンスターマシン。
大容量ということもあり、重さが22kgあります。しかし、安全性も高く寿命も長い「リン酸鉄リチウムイオン電池」が搭載されていることを考えたら、同スペックのポータブル電源の中では比較的軽い部類です。
また、サイズもコンパクトなほうなので、車中泊でも使いやすいですよ。私も電気を沢山使うときはこれも必ず持って行っています。
他のポータブル電源にはない、コードを入れるスペースがあるのも便利です。
充電スピードも速く、高出力時でもファンの音が静かで、文句なしの性能です。USBも豊富で、コスパの高い、理想的な製品だと感じています。
ただ、アプリに対応していない点と、容量の割には軽いとはいえ、女性には持ち上げるのが難しい重さである点は気になるポイント。前に紹介したDELTA 2に比べると使う人を選ぶので、容量重視で選びたい人向けかと思います。
【2,000Whの大容量・2,000Wの高出力・同時に出力入力】OUKITEL P2001大容量ポータブル電源様々な生活家電や電子機器を長時間ストレスなく利用できるだけでなく、災害時の緊急電源としても大きな力を発揮します。AC出力x6、USB-Ax2、USB-A(急速充電)x2/USB-C(100V)x2、DCx2(センタープラス)、XT60x1の各出力ポートを装備、様...
【3】EcoFlow『RIVER Pro(リバープロ)』
- AC出力 :600W(X-Boostモード時は一部電化製品のみ1,200Wまで可)
- 容量:720Wh(1,440Whまで拡張可能)
- 重量:7.2kg
- サイズ:289×185×235mm
- 充電時間:0→100%で96分(660W入力)
- 寿命:800サイクル後に初期容量の80%以上を維持
- USB-C:1(100W)
- USB-A:3
- 使用可能温度:-20度〜60度
EcoFlow『RIVER Pro』は容量が720Whと、これまで紹介したDELTA 2やP2001に比べると容量が小さめ。その分、サイズもコンパクトで、重さが7.2kgと、女性でも片手で持ち運べる手軽さが魅力です。
通常の出力は600Wですが、X-Boost機能により、一部の電化製品であれば最大1,200Wまでのものを使えます。
私が手持ちの家電製品を試した限りだと、電子レンジは使えませんでしたが、1,200Wのドライヤーや1,000Wの電気ストーブ、900Wの電気ケトルなどは問題なく動作しました。
拡張バッテリーを繋げることで、容量を1,440Whまで拡張できるので、たくさん電気を使いたい時にも便利です。満充電まで2時間かからず、USBも豊富で使いやすさはバッチリ。
また、DELTA 2やP2001は放電可能温度が最低-10度でしたが、RIVER Proは最低-20度と寒さに強く、北海道の真冬でも十分使える性能です。
ファンの音も、電気毛布や扇風機くらいなら気になりません。
ただし、「三元系リチウムイオン電池」が使われているので、「リン酸鉄リチウムイオン電池」に比べると寿命が短く、安全性もやや落ちるのが弱点です。サイズや価格の安さを重視して選びたい人に向いています。
【1時間以内に0%から80%まで充電】EcoFlowの特許申請中のX-Streamテクノロジーにより、1時間もかからない0%から80%まで高速充電して、1.6時間で完全に充電されます。
【完全正弦波の安全な...