【第1位】封筒型シュラフプレーリー
そして栄えある第1位は封筒型シュラフプレーリーです。
スペックはこちら
- 使用サイズ:(約)幅75×長さ185cm
- 収納サイズ:(約)外径20×高さ38cm
- 製品重量:(約)0.9kg
- 使用温度目安:(約)15℃~
- 材質:表地/ポリエステル100%、裏地/ポリエステル100%(マイクロファイバー)
- Amazon価格:1,000円-2,000円 ※価格は変動している場合がございます。
コスパの概念を越えた1,000円の封筒型シュラフ
筆者もホームセンターで昔これが1,000円くらいで売られているのを見たことがありますが、この価格は誰も幸せになっていない…と言っても過言ではないほど安いと思います。
仮に販売店が薄利多売と言って原価率80%で売ってたとして、税別1,000円の売価だったとしたら取れる利益は200円です。
商品自体の大きさもそこそこあるので実店舗だったら棚の面積はとるし、ECなら保管費や配送費も考えないといけない。それに販売までに関わる手間や人件費を考えていくとめちゃくちゃ効率が悪いのは明白です。
今のご時世、中華ブランドなら1,000円の寝袋は簡単に作れそうなものですけど、なかなかそれぐらいの価格帯をAmazonで見ないのは採算が合わないから。
例えばワークマンの寝袋は安いんですけど、これは注文をweb 限定にして受け取りを店頭のみにするというやり方でやっているのでギリギリ採算が取れています。
こちらのプレーリーについては店頭だろうがECだろうがみんな安売りをしています。
メーカー目線で見ても、いくらパール金属のスケールメリットがあるとはいえ今の情勢で800円以下でこの商品を仕入れるのは相当シビアなはず。
それでもこの商品が成り立ってる理由は、ホームセンター等では特に集客用のボトム商材としてこれが外せないからです。
この価格帯の商品があるから毎年店頭で商品に触れて、新たにキャンプを始めてくれる人がいる。寝袋を初めて使ってくれる人がいる。
こういった見方をすると頑張って価格を維持してくれているキャプテンスタッグ、そして薄利で販売を続けてくれている全ての小売店をねぎらいたくなってきましたね。
というわけでコスパの概念を通り越して頭のおかしい商品の堂々1位はこの封筒型シュラフプレーリーに捧げたいと思います。
ちなみに、社会情勢等の影響で価格は変動している場合があることもご了承ください。
キャプテンスタッグのコスパ最強ギアBEST5まとめ
ランキングはこちらです。
最近ももちろんキャプテンスタッグはいい商品をだしてるんですけど、こうやって振り返ってレビューするとどうしても昔の商品に偏ってしまうということに気がつきました。
私も大好きなキャプテンスタッグ。この想いが皆さんに届けばいいなと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。