荷物はコンパクトにしたいけど、焚き火は楽しみたい。そんなソロキャンパーにぴったりの焚き火台が、2022年に発売された「DOD ぺらもえファイヤー」。コンパクトながらも二次燃焼を楽しめるという注目の焚き火台です。今回は実際にキャンプに行って「ぺらもえファイヤー」を使ってみた感想を細かく説明します。

DOD 「ぺらもえファイヤー」はコンパクトな二次燃焼焚き火台

画像1: 筆者撮影

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ウサギのロゴが入った箱型の焚き火台。サイズ的にはDOD製「ぷちもえファイヤー」「めちゃもえファイヤー」の中間です。

画像1: 【レビュー】二次燃焼焚き火台DODの「ぺらもえファイヤー」はソロキャンプにもおすすめ!
DOD(ディーオーディー) ぺらもえファイヤー ツーリング に持ち出せる 薄型 コンパクト 収納 折りたたみ式 焚き火台 Q1-946-SL シルバー サイズ:(約)W32×D14×H23cm
サイズ:(約)W32×D14×H23cm
収納サイズ:(約)W32×D23×H3cm
重量(付属品含む):(約)1.8kg
材質:製品本体、ゴトク、テーブル:ステンレススチール、キャリーバッグ:ポリエステル
静止耐荷重:テーブル:10kg
セット内容:製品本体、バンド、ゴトク、テーブル、キャリーバッグ
※使用後は熱で変形、変色します。次回使用時は歪みを手で調整しながら組み立てを行ってください。
¥8,622
2022-11-24 16:48

主にソロキャンパー向けの、コンパクトな焚き火台と言えますね。

画像2: 筆者撮影

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収納サイズは32×23×3cmと、おおよそA4サイズ。かなり薄型コンパクトです。重量は1.8kgで、DODウサギロゴ入りキャリーバッグも付属します。

画像3: 筆者撮影

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全てのパーツはステンレス製で、ベルクロ付きベルトで留めてキャリーバッグに納まっています。

組み立て方法を解説! わかりやすい動画もあります

画像4: 筆者撮影

筆者撮影

計12点のパーツ。こちらを使って組み立てます。

まずはDOD公式の、組み立て動画をご確認ください。

画像: 薄くたためる二次燃焼型焚き火台、ぺらもえファイヤー【組立動画】 youtu.be

薄くたためる二次燃焼型焚き火台、ぺらもえファイヤー【組立動画】

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続きまして、静止画でご説明します。組み立ての際は、怪我防止のため手袋をご使用ください。

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まずテーブルのような土台のパーツの足を起こし、地面に置きます。

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アウターを開き、土台の上にセットします。土台のフチの内側に、きれいにはまるようにできています。

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インナーの長い壁面パーツに、底板をセット。丸い穴が空いているロストルが上、細長いスリットが入っている方が下にきます。

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短い壁面パーツを、角のフックを引っかけるようにセット。

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長い壁面パーツを追加。ビスやボルトのたぐいは一切なく、金属プレートのひっかけだけで組み立てます。

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2枚の底板がしっかりスリットにはまるよう、気をつけながら組み立てます。何度か使用して熱が入っていると歪んでハマりにくいので、手で押さえながら組み立てましょう。

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最後に短い面のパーツを、ロック部分を引っ掛けながら、赤い矢印方向に回転させるように組み上げます。これでインナーとなる箱が組み上がりました。

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最初に組み立てていたアウターの中に、インナーパーツを上から挿し込んで完成。

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ゴトクはスリット同士を噛み合わせるよう、井桁に組み立てて焚き火台の上に乗せます。調理をしない時は外して、失くさないようキャリーバッグにしまっておいてください。

組み立て難易度ですが、最初から箱型に組み上がっている「めちゃもえファイヤー」などと比べますと、難易度は高いと言えます。手順自体は決して難しくはありませんので、覚えてしまえばどうということはないのですが。

新品を購入したら、キャンプに持ち出す前に家で一度組み立ててみましょう。

「ぺらもえファイヤー」を使って実際に焚き火をしてみる!

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筆者撮影

焚き火台は燃やしてなんぼですので、早速火入れしてみましょう!

適当に削った木を入れて、火を着けます。もちろん着火剤を使ってもらっても、火が着けば何でも構いません。

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最初は細い薪から、炎を少しずつ大きくしていきます。これは焚き火の基本通り。

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薪の長さですが、一般的に売っている40cmぐらいのサイズは炉内に収まりきらず、はみ出ます。しかし決して使えないわけではありません。

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はみ出る部分は燃えないというだけで、炉内にある部分はしっかり燃えます。ある程度燃えると左側が崩れるので、火ばさみで右側を炉内に導いてあげましょう。のこぎり必須ではありませんので、面倒くさがり仲間の方はご安心ください!

炉内の温度が低いうちは火がくすぶりがちで、火吹き棒で何度か送風しました。箱型のため風の影響をうけにくいのは長所ですが、定期的に送風が必要になるということでもあります。

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炉の温度が上がって火の勢いが強くなってくると、薪をかなり適当に入れても燃えてくれます。これは二次燃焼の効果もありますね。このぐらい燃えていると、完全燃焼に近いので煙もあまり出ません。

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美しい二次燃焼の炎の筋も、しっかり確認できます。

二次燃焼の焚き火台は熱が上方向に集中するので、あまり暖かくないのでは?と思われる方もいらっしゃるでしょう。実際は炎がしっかり上がっていれば、横方向もそれなりに暖かいです。

ぺらもえファイヤーは炉のサイズが小さいこともあり、複数人が同時に暖を取るのは厳しいですが、一人なら冬でも十分使えます。

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