「女子徒歩ソロキャンプ」大変なこと3:設営〜火起こしなどを1人でやるので時間がかかる
1人での作業は時間がかかる
キャンプ場についたら何もかも1人で作業します。
テントの設営、水の確保、調理などの作業に手間どり、のんびりできた時間は意外に少ないように思いました。
今回はやりませんでしたが、焚き火も楽しもうと思うとさらに時間がかかるのは容易に想像できます。
それ以外にも、
- 行方不明のギア探し
- テント内の荷物整理
- トイレ、炊事場が遠い
- 雨に降られた後の撤収
など、予想外に時間がかかってしまうハプニングがありました。
【解決法】時間を延長して道具は出しやすいように入れておく
- チェックアウト時間を延長する!
レイトチェックアウト、デイキャンプ追加などチェックアウトは極力遅い時間にすると撤収時間に余裕ができて安心です。
- 小物類は用途別に色違いの入れ物に!
色分けするとすぐに区別がついて便利です。あまり細かく分類しすぎると行方不明になりがちなので要注意。
色違いのスタッフバッグは判別しやすいので便利です!
▼イスカ「スタッフバッグキット」
テントは1kg〜2kgで使いやすいものを。
▼3F UL GEAR「ランシャン1」
「女子徒歩ソロキャンプ」大変なこと4:緊急時や防犯面が不安
場所が決まり、荷造りも進んできたところで、「本当に徒歩ソロキャンプなんてできるの?」と急に不安がわいてきました。
キャンプ経験は数え切れないほどありますが、「女子」「徒歩」「ソロ」となるといろいろ考えさせられました。
緊急時や防犯面での不安てん
- 近隣のキャンパーとトラブルになったらどうしよう?
- 悪天候や天候急変したときの対応は?
- 野生動物に襲撃される可能性は?
しかし、漠然と恐れていても仕方がありません。
できる限りの対策をして、万全でキャンプに臨むことが大切です。
【解決法】ソロキャンプの備えを行なっておく
上記の不安については、以下のように対策することでだいぶ軽減することができました。
また、現地について気になることがあったら、管理人さんに早めに相談を。場合によっては区画変更も検討しましょう。
<現地についたらすること>
- 受付で手続きする際、ソロであることを伝えておく
- キャンプ場の使用ルールを確認する
- 場内マップを見ながら散歩し施設全体をチェック。避難路確認も忘れずに。
- 緊急時の連絡先をスマホに登録、バッテリー切れに備えて紙にも書いておく
- 暴風雨などキャンプ継続不可能になった場合の退避場所の目星をつけておく
- クマや猿など危害を及ぼす動物がいるかどうかの確認
<女子のソロキャンプの備え>
- 管理棟の近く、視野に入る範囲内にテントを設営する
- テントのファスナーに鍵や鈴をつける
- 防犯ブザーを手元に置く
- 女子1人だと悟られないように、過度な装飾は避ける
- 打ち解けすぎない
- SNSのリアル投稿はしない
- 家族や友達に定期的に連絡をいれる
- 泥酔しない
キャンプをするときに一番危険なことは、無防備でいることです。
ひとり静かにお酒を飲むのも楽しい時間ですが、判断力がにぶらない程度にとどめておくなど自己防衛も大切です。
その他、あらかじめ起こりそうなアクシデントを想定して危険回避を。
防犯グッズはあると安心です。
▼OUTBORN「防犯グッズセット」
トライ&エラーでスキルアップ!徒歩ソロキャンプの楽しさはクセになる!
徒歩ソロキャンプを実際にやってみると新たな発見が多くありました。
- 電車やバスから眺めるのどかな風景に癒やされた
- 徒歩なので好きなところで寄り道できた
- キャンプ技術の得意、不得意、好きなこと、苦手なことがわかった
- 足りないものがあっても工夫して乗り切れたことが嬉しかった
- 一歩ずつ道を踏みしめながら前進する充実感があった
初めての徒歩ソロキャンプはトライ&エラーの連続。
うまくいかず心折れそうになることもありますが、何ごとも1人で成し遂げる達成感は最大級です。
もしも、宿泊のハードルが高ければ、日帰り徒歩キャンプもおすすめです。
寝具や着替えが減るので身軽に動けるのがむしろメリット。
自分にぴったりのスタイルをみつけて、ぜひ徒歩ソロキャンプを楽しんでくださいね。