今回お話しする『Danner(ダナー)』は、「軽量」「快適」でキャンパーにもお馴染みのシューズブランド。山を歩く、沢を渡る、マラソンをする、バイクに乗る、浜辺を歩く、などなど、さまざまなシチュエーションに対応できるアウトドアシューズは僕も大好きです。今回は、ベテランキャンパーの筆者が愛用する『ダナー』の魅力やメンテナンスについてご紹介します。

アウトドア歴40年の筆者愛用の靴はなんと30足……!

画像1: 筆者インスタグラムより www.instagram.com

筆者インスタグラムより

www.instagram.com

僕は靴が大好きです。30足ほど靴を持っていて、シューズボックスの中は僕の靴ばかり。そのほとんどがハイカットのワーキングブーツやハイキングブーツで、しかも縦に場所を取る物ばかり。

どれもこれも黒か茶系で、興味のない妻には同じ靴にしか見ないのは仕方がないことです。

画像1: 筆者撮影

筆者撮影

昔から好きな物が変わらず、当然好きなメーカーもかたよってきます。

ダナー、レッドウィング、ティンバーランド、キーン……。

こうして天気の良い日に気に入っている靴を陰干しながら紐を外し、一足一足磨いている時間が至福のひと時なんです。

今回は僕が好きな靴の中からDanner(ダナー)とそのメンテナンス方法についてお話させていただきます。

Danner(ダナー)ってどんなブランドなの?

画像2: 筆者撮影

筆者撮影

1932年、チャールズダナーによって安いワークブーツが一足4ドルで販売され始めました。これがダナーの始まりです。

元々は作業靴メーカーだったダナーは、20年後、登山用のソールとして開発されたイタリアのビブラムソールをアメリカではじめて採用。さらに27年後、世界で始めて防水透湿素材のゴアテックスを採用した靴を開発し、完全防水ブーツとして有名になりました。

その人気を確固たるものにしたのは、60年前にハイキングブーツとして作られた「マウンテントレイル」。これがバックパッカーに支持され、一気にアウトドアシーンのトップブランドになったのです。

創業以来、「実際にダナーの靴を履く人が、不便を感じずに、使いやすく、耐久性に富んだ靴を作る」がコンセプトだそうで、ダナーの靴にはこの哲学が脈々と流れているような気がします。

ダナーの魅力は職人が今でも一足一足丁寧に手縫いして作っていること

ダナーの魅力は、ビブラムソールやゴアテックスといった高機能素材を使ったハイテクシューズでありながら、質の高いグレインレザーを使用し、職人が今でも手縫いしていることだと僕は考えています。

レザーブーツなのに蒸れず、天候に左右されず履き心地がよく、しっかりとしていて長持ちする、そして何より格好が良い。

こんなレーザーブーツを履いてしまったら、他のブーツは履く気がしなくなります。

画像3: 筆者撮影

筆者撮影

この写真は、私が所有しているダナーです。

左から、エクスプローラー(EXPLORER)、マウンテンライト(Mountain Light)、ラギット3アイ(RUGGED 3EYE)と並んでいます。

どの靴も10年以上履いていますが、悪くなっているところはまったくなく、しっかりフィットして長時間歩いていても足が痛くなることはありません。

しかも、エクスプローラーやマウンテンライトは、雨のキャンプでくるぶしまで水に浸かっても水が入ってきませんし、ドロドロになってもちょっとしたメンテナンスをすればすぐに綺麗になるんです。

アウトドアには最高の相棒です

画像1: 【ダナーのメンテナンス】10年以上履けるブーツのお手入れ方法をベテランキャンパーが伝授!
正規取扱店 DANNER (ダナー) 31530 MOUNTAIN LIGHT (マウンテンライト) アウトドアブーツ アメリカ製 BLACK
1980年代前半に発売以来、ダナーDNAのひとつとして君臨し続けるマウンテンライト。今もなおポートランドの工場でハンドメイド。ゴアテックスブーティーによる防水・透湿性能により靴内部を快適に保つ。ダナー式ステッチダウン製法を採用。初期段階からの足馴染みの良さと返りの良さが特徴。快適性を持つと同時にブーツならではの堅牢性をも併せ持つ。ビブラムクレッターリフトが耐摩耗と高いグリップ性を確保、ミッドソールは衝撃吸収性を高めている。ソール交換可能。 カラー:BLACK ワイズ:EE アッパー:天然皮革(フルグレインオイルドレザー) アウトソール:ビブラムクレッターリフトソール ・ゴアテックス搭載。...
¥ 74,800
2022-11-03 16:52

取り扱いの注意とリペア

ダナーは非常に品質の高い高機能ブーツですが、レザー製品なのでしっかりと扱い方を知り、適宜メンテナンスをしないと悪くなってしまいます

取り扱いの注意点とリペアについてご紹介します。

雨や湿気はレザーブーツの大敵!

画像2: 筆者インスタグラムより www.instagram.com

筆者インスタグラムより

www.instagram.com

ダナーに限らずすべてのレザーブーツに言えることですが、雨や湿気には注意が必要です

写真は、ダナーに出会う前に履いていたレッドウィングのアイリッシュセッター。

まだレザーブーツの履き方やメンテナンスを知らなかった20年程前、梅雨空の下数日履いてそのままシューズラックにしまってしまい、1ヵ月後、出してみたらこんな姿に……。

白カビは表面につくカビなので、この後アルコールで拭いて日陰に数日干して事なきを得ましたが、これ以来レザーシューズは1日履いたら風通しの良い日陰で数日休ませてからシューズラックに収納するを徹底するようになりました。

ダナーはリペアサービスが利用できる!

画像4: 筆者撮影

筆者撮影

どんなに履き慣れたシューズでも、ソールが減ってしまうと使えなくなってしまいます。

ダナーのソールには登山用のソールメーカーの「ビブラム」が採用されており、非常に丈夫で滑り難く良いソールなのですが、実はこのソール、張り替えられるのもまた魅力なんです。

上の写真を見ると、靴底が三重になっているのがわかると思います。

一番外側は滑り止めの薄いゴム、真ん中は衝撃を吸収するスポンジミッドソール、内側は硬い薄いゴム。

なんと、各層毎に取り替えることができるのです。

ダナーのオフィシャルサイトを覗いてみると、リペアー(修理)サービスのページがあります。

純正で付いていたソール以外のソールに交換してもらったり、ヒールのみ、ミッドソールまで、オールソール交換など、様々な修理に対応してもらえるのです。

例えばソール交換だと、工期が1〜2ヶ月程度、15,400円(税込み)〜修理することができます

ダナーのリペアーはソールだけでなく、一番痛むくるぶしの周りのトップバンドの交換や、ビジネスシューズなどのライニング補修、フックやアイレットの交換、ステッチの補修など、あらゆる修理がメーカーで受けられるのです。

痛んだり壊れたりしても、メーカーによる完璧なリペアを受けられ、年十年も履き続けることができる。それがダナーなのです

This article is a sponsored article by
''.