筆者の日本一お気に入りの場所。それは、長野県にあり、何年も通っている農園『フルーツガーデン北沢』。旬の果物狩りを楽しみながらバーベキューも満喫でき、併設されている醸造所では自家製シードルもGETできちゃう素敵な場所なんです。今回は、一日中思う存分楽める『フルーツガーデン北沢』をご紹介したいと思います。

《フルーツガーデン北沢 体験記》筆者のお約束コース:果物狩り&バーベキューのプランに今年も行ってきました!

筆者は毎年『フルーツガーデン北沢』の果物狩り&バーベキューのプランを楽しんでいます。

旬を迎えたりんごや梨の収穫体験だけでも最高なはずなのに、なぜわざわざ長野まで来て、どこでもできるバーベキューをするの!?と思われた読者の方もいるかもしれませんが、『フルーツガーデン北沢』に来たらバーベキューまで楽しんでこそツウなんですよ♪

ここで食べられるお肉が「さんさん黒豚」というブランド豚で、なんと松川町のリンゴを食べて育った黒豚なんです。

南アルプスの絶景を横目に旬の果物を収穫し、そこで育ったおいしい豚肉でバーベキューをする。ここまでがセットです!

ここからは、筆者の果物狩り&バーベキュー体験をお伝えしながら、『フルーツガーデン北沢』の魅力に迫っていきます。

長野の広大な自然で果物狩り体験!

広大な自然の中で育ったりんごや梨を時間制限なしで収穫できる

画像6: 筆者撮影

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まずは農園自慢の果樹をもぎっていきます。樹上完熟した果物のもぎたてのおいしさを満喫できるのは果物狩りの醍醐味。

しかも、時間制限はなし

時間を気にせずに広大な農園の中で果物狩りができるなんて、夢のような体験ですよね。

もちろん、もぎ取った果物は量り売りで持ち帰りできますので、思う存分収穫しましょう♪

いよいよバーベキュー!

「さんさん黒豚」は循環型有畜複合農業で日本の食糧自給率を上げる可能性大

画像7: 筆者撮影

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「循環型有畜複合農業」という言葉に耳馴染みのある方は少ないかもしれません。筆者もフルーツガーデン北沢でバーベキューをするまで知りませんでした。

循環型有畜複合農業とは、養豚を行いその堆肥で果樹を育てる方法で、農地減少問題の解消にもつながり、多方面にメリットを生み出すそう。「松川町の農地を守りたい」という気持ちから導入された農業方法です。

そこで育ったりんごを食べて育った豚肉は、脂がさっぱりしていて、他の豚肉とはまったく比べものにならないほどの甘みです!

画像8: 筆者撮影

筆者撮影

お肉はこれだけ入って2人分。

写真だとうまく伝わりにくいかもしれませんが、結構な量です。

更に、バーベキューに必要な野菜も農園の方で準備していただけます。

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野菜はこれで4人分。

これもまたなかなか衝撃を受ける量です……!

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アスパラとアルミカップに入っているニンニクは、友人が朝、道の駅で穫れたてを買ってきてくれたものを持ち込みしてます。

食材も鉄板もガスもテーブルもお皿もタレも箸も、必要な物はすべて用意してくれているので、手ぶらで手軽にバーベキューが楽しめます

バーベキューで使うタレも、りんごを使ったオリジナルのもので、とてもおいしいですよ。

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筆者撮影

さらに、バーベキューには1人につき1玉の焼きそばまで付いています。お肉とお野菜は焼きそば用に少し残しておきましょう!

また、フルーツガーデン北沢周辺にはコンビニなどがないため、飲み物は持ち込みがおすすめです。

フルーツガーデン北沢園内のお土産をチェック!

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お土産を買うのも遠出の楽しみのひとつ。でも、ゆっくりと農園で過ごした後に寄り道してお土産を調達するのは大変かも……。

そんな心配も、ここにいれば問題なし! 園内ではお土産を購入することもできるので、ぜひその場でGETしてみてください。

ちなみに、農園内で穫れたプルーンやりんごのドライフルーツが筆者のおすすめ!無添加な上、ドライにすることにより甘みと旨味が濃縮されて、ひとつ食べると止まらなくなるおいしさです。

画像13: 筆者撮影

筆者撮影

お酒好きな大人の方におすすめしたいのは、農園内に2019年にできたばかりの醸造所『マルカメ醸造所』で作られているシードルやスパークリングワインなどのお酒

「シードル」とは、りんごを原材料とした醸造酒のこと。

今、松川町はシードルで町おこしをしようとシードル作りが盛んになってきているようです。

『マルカメ醸造所』の造るシードルのおいしさは、国際コンクール「フジ・シードルチャレンジ2020」にて、甘口がシルバー賞、辛口がブロンズ賞を獲得しているほど。

画像: 筆者撮影 | 写真左から、辛口、甘口、洋梨スパークリング、信州産ぶどうの甘口スパークリングワイン。

筆者撮影 | 写真左から、辛口、甘口、洋梨スパークリング、信州産ぶどうの甘口スパークリングワイン。

どのシードルにも共通している感想は、フレッシュ!!!

そして、香りが高くて呑みやすいです。

写真左から解説していきますね!

◆シードル(辛口)◆

少しドライなのでお酒好きにおすすめの一品。とは言えお酒が得意じゃない人でもおいしく呑める爽やかさなので、一度お試しあれ。

◆シードル(甘口)

甘口で、アルコール臭さを感じないのでジュースのように呑めてしまいます。初心者さんにまずはおすすめです。

◆洋ナシのスパークリング

洋ナシだけど、ロゼワインのような味わい。口当たりがとてもよく、洋ナシがあまり得意ではない筆者でもおいしく呑めて、あっという間に飲み切ってしまいました。

◆信州産ぶどうの甘口スパークリングワイン

ぶどう独特な渋みやエグみが苦手な方でも呑める口当たり。ヌーヴォーのようなフレッシュさ。食前酒としてもおすすめできます。

シードル醸造所『マルカメ醸造所』について

画像14: 筆者撮影

筆者撮影

ご紹介したシードルを作っている『マルカメ醸造所』の責任者は、フルーツガーデン北沢の現農園主の息子兄弟(4代目)とのこと!

なぜ「マルカメ」なのか不思議でしたが、初代、2代目屋号「丸亀 北沢農園」から名前がきているようです。

「亀は万年」。農園が末長く続くようにと初代園主が名付けた屋号だそう。農園の末永い発展と継続に願いを込めて醸造所の名前をつけるって素敵ですよね。

画像: 筆者撮影 これは2021年の周年祭

筆者撮影 これは2021年の周年祭

また、醸造所の周年祭も開催されています(2021年は6月、2022年は7月に実施)。

周年祭では、シードルを作るきっかけや作り方、果樹の育て方などを教えてもらうことができ、シードルの試飲も可能で、グルメも充実していました。

画像15: 筆者撮影

筆者撮影

こちらは、本場スペインで食べられている本格パエリア。

パエリアは魚介系だと思っていましたが、本場のパエリアは鶏肉で、魚介系は入らないということを知りました。

他にも色々なグルメがあるのですが、ハピキャン読者様にぴったりな「りんごの薪」で楽しむ焼きマシュマロや焼きソーセージもおすすめですよ!

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ちなみに、りんごの薪は特別な意味を持つのをご存知ですか?

ヨーロッパでは、クリスマスや特別なお祝いの日などに薪ストーブや暖炉にりんごの薪を使用する習慣があるようです。また、アメリカのホワイトハウスでは特別なお客様をお迎えする時に、おもてなしと最上の敬意を表すためにりんごの薪が使われているそう。

日本で市販されている薪で「りんごの薪」はあまり見かけないですよね。

それだけ特別な意味を持つりんごの薪を、ここでは楽しむことができるのです

フルーツガーデン北沢に興味を持ってくださったみなさんは、ぜひマルカメ醸造所の周年祭にも足を運んでみてくださいね♪

『フルーツガーデン北沢』はホントは内緒にしておきたい筆者が日本一番好きな場所

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筆者撮影

2016年から年に1~2度訪問し、通算で10回ほど訪れている長野の農園『フルーツガーデン北沢』

おいしくて楽しい果物狩りだけでなく、その場でバーベキューも楽しめる、アウトドア好きにはたまらない超贅沢な遊び場でした。

本当は内緒にして「秘密の遊び場」としておきたい気持ちもありました。けれど、やっぱりこれだけ素敵な場所をハピキャン読者の皆さんにも知って欲しい!そんな気持ちで今回ご紹介しました。

ぜひみなさんも、ご自身の目と口と胃袋で体感していただければと思います。

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