DCM「2WAYクーラーバッグ」とは? 保冷力が高いのに約4,000円と低価格なソフトクーラーボックス
ご紹介するのはこちら、DCMの『2WAYクーラーバッグ』。お値段は税込4,378円です。
トート型とボックス型の2WAYで使うことができます。
本格的なクーラーバッグに見えますが、特に気になるのが、20mmの断熱材を使っていること。
これは高保冷タイプのクーラーバッグなんじゃないでしょうか。だとすると4,000円ちょっとで買えるのってめちゃくちゃ安いと思いますよ。
クーラーバッグは低価格帯のピクニック・デイキャンプ・日常使いを想定したものと、泊まりに対応できる高保冷タイプに大きく分かれると思うんですよね。これが高保冷タイプならとても安いと思うので、確かめてみたいと思います。
DCM「2WAYクーラーバッグ」の仕様は? トート型とボックス型の2WAYで使える耐久性に優れた大容量
表面には耐久性に優れたコーデュラファブリックを使っているようで、生地はしっかりしていそうです。容量も大きいですし、止水ファスナーを使っているのも良いですね。
広げて形を整えると、実測で幅が約50cm、奥行きが25cmほど。高さは30㎝ちょっとです。AOクーラー24パックに似た形とサイズですが、値段は大きく違うのでこれで性能も似ていたらすごいですね。
《DCM 2WAYクーラーバッグの仕様》
- 使用サイズ:約幅60×奥行き25×高さ40㎝
- 収納サイズ:約幅60×奥行き8×高さ40㎝
- 断熱材の厚さ:20mm
- 材質:
- 本体/ポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレンフォーム、PEVAシート、メッシュ/ポリプロピレン
- 中敷/ポリエチレン
DCM「2WAYクーラーバッグ」が安い理由は? 見た目が似ているAOクーラーとの違いは断熱材の違い
この2WAYクーラーバッグ、価格が安い理由が分かったかもしれません。断熱材20mmというのはAOクーラーとほぼ同じですが、材質を見ると、ポリエチレンフォームと書いてあります。
AOクーラーの断熱材は発泡ウレタン系ですから、触ってみると柔らかいんです。DCMの方は硬いんですよね。
見た目はAOクーラーに似ていますが、唯一断熱材の素材に違いがみられますね。保冷力は発泡ウレタンが勝ちそうな気がしますが、実際にどうなのか確かめてみましょう。
【検証】DCM「2WAYクーラーバッグ」と2つのソフトクーラーの保冷力を比較! 最も高保冷だったのは?
今回は容量が同じくらいでウレタン系断熱材を使っている、私が作ったカンガルークーラー(外側の断熱材のみ)と保冷力比較をしてみます。
これだけだとイマイチ違いが分からないかもしれないので、値段がお安めなクーラーバッグを買ってきました。容量25Lで2,000円しないくらい。
素材はDCMと同じポリエチレンですが、断熱材はかなり薄いです。5mmくらいかな。完全に同じ条件で比較ができるわけではないので、目安として見てくださいね。