車と一緒に長距離移動したいときにおすすめ!フェリーを利用するメリットとは?
車で移動する際、長距離の移動だと運転も長時間になるので、身体的にも精神的にもかなりきついですよね。
長時間の運転で心身に疲れが溜まれば、事故に遭うリスクも高まってしまうでしょう。
快適かつ安全に長距離移動をするには、フェリーに車を載せて移動するのがおすすめです!
まずは、フェリーを利用するとどんなメリットがあるのか詳しくお伝えしていきます。
車での長距離移動が楽になる
筆者はキャンピングカーでバンライフをしています。
移動の際には当然キャンピングカーで移動をしますが、筆者のキャンピングカーは車体が大きいうえに馬力がないので、長距離を運転するのは正直きついです。
そんなとき、フェリーを使えばキャンピングカーを長時間運転せずとも、車ごと長距離移動ができます!
そして、フェリーの中でしっかりお休みできるので体力的にもまったく負担がないです。
「フェリーは料金が高い」というイメージを持っている人もいるかもしれません。
しかし、長距離の移動の場合は、ガソリン代と高速道路料金を合わせた金額と、フェリーの料金がほとんど変わりません。
運転が好き、もしくは早く目的地に着きたいという理由がなければ、断然フェリーで移動するのが楽ですよ。
▼キャンピングカーでの旅を快適にする方法についてはこちらの記事もチェック!
あえて移動に時間をかけてのんびりできる
筆者は名古屋から仙台までフェリーで移動しましたが、到着まで約22時間かかりました。
フェリーでの移動は時間がかかってしまう点がデメリットといえそうです。
ただ、あえて移動に時間をかけることで、ゆったりとした旅を楽しめるメリットもあります。
筆者もフェリーに乗る前までは、約22時間ものあいだ、暇を持て余さずに過ごせるのか不安に思っていました。
しかし、実際にフェリーに乗って、景色を見たり大浴場に入ったりしてのんびりしていたら、あっという間に時間が過ぎてしまいました!
どうしても早く移動しなければならない理由がなければ、フェリーであえてゆっくり移動することで、日常の忙しさから解放されてリフレッシュできるはずですよ。
旅先でも愛車で観光できる
フェリーでは車も一緒に移動ができるため、移動先で愛車に乗れる点がメリットです。
筆者のようにバンライフで長距離移動をする場合はもちろん、旅行の際にもおすすめですよ!
旅先でも愛車を使って観光ができることで、より思い出深い旅になるだけでなく、旅先で運転をする際にも、乗り慣れた愛車だからこその安心感がありますよね。
また、レンタカーを借りる必要がないため、レンタカー代の節約にもなります。
返却時間を気にする必要もなく、より快適な旅ができるでしょう。
ただ、レンタルカーを利用する時間帯や日数によっては、愛車と一緒にフェリーで移動するよりも、レンタカーを借りたほうが安く抑えられる可能性もあります。
必要な費用をしっかり確認したうえで、フェリーの利用を検討してみてくださいね!
▼キャンピングカーレンタルについてはこちらの記事もチェック!
名古屋からの移動に便利!バンライフで「太平洋フェリー」を利用してみた
普段バンライフで日本中を旅をしている筆者ですが、先日、実家の青森に帰らなければならず、太平洋フェリーで名古屋から仙台まで移動しました。
気になる客室の様子や料金など、太平洋フェリーの詳細を紹介していきます!
太平洋フェリーの航路
太平洋フェリーは、「名古屋」「仙台」「苫小牧」の合計1,330kmの区間を運行しています。
名古屋から仙台までは隔日で、仙台から苫小牧までは毎日運行していますよ。
一気に名古屋から北海道の苫小牧まで行けるので、車と一緒に大移動したいときにはぴったりです!
客室や料金
太平洋フェリーには3種類の船舶があり、乗船する日によって船が異なります。筆者は「いしかり」という船に乗りました。
船によって客室のデザインやレストラン、娯楽施設が変わるので、乗船する度に違いを楽しむこともできます。
客室は約52平米あるロイヤルスイートルームから特等客室、そしてカプセルホテルのような寝台まで、幅広いタイプが用意されています。
予算や目的に合わせて、自分に合った客室を選べるのは嬉しいポイントですね!
筆者は2番目に安い、B寝台というカプセルホテルのような客室を選びました。
女性専用でしっかりプライベート空間も守られているので、安心して就寝できましたよ。
ちなみに筆者は「マイカープラン」という、車と一緒に乗ると割引されるプランで予約。車内の長さが5m未満のキャンピングカーと筆者1人分の料金で、なんと2万円程度で済みました!
高速道路の料金+ガソリン代を合わせた金額とほとんど変わらないことに驚きです……。
ただし、選ぶ客室や時期によって料金に変動がありますので、事前に公式HPで料金を確認してみてください。
▼太平洋フェリーの公式HP