レンタル手続き完了後:キャンピングカー利用日までに準備すること
自家用車と違ってレンタルは決められた時間に返却しなくてはなりません。
とくにキャンピングカーの場合は、一般の乗用車に比べスピードが出ません。
移動時間を長めにとって余裕のある計画を立てることが成功のカギです。
そこで、キャンピングカーを利用する当日までに準備しておくと良いことやリサーチしておくことなどをご紹介します。
宿泊場所の確認&予約:キャンプ場やRVパークなら安心
まず、宿泊もする場合は事前に宿泊場所の確認や予約をしておきましょう。
キャンピングカー初心者におすすめの宿泊場所は、キャンピングカー利用可能なキャンプ場。
トイレや炊事場などもあり、快適に滞在できるのがメリットです。
オーニングやタープを広げたり、テーブルやチェアを出して焚火やバーベキューもできます。
電源つきサイトなら外部電源を接続してエアコンが使えるので夏場も安心。
事前にキャンピングカーでの利用が可能かどうか、キャンプ場の公式サイト等で確認をしておきましょう。
その他、車中泊が許可されている「RVパーク」や「湯YOUパーク」なども安心して利用できます。
▼「RVパーク」とは・認定施設一覧
▼「湯YOUパーク」とは・認定施設一覧
行きたいスポットや所要時間を確認
次に、やりたいことをリストアップ!タイムテーブルをつくりましょう。
その際、調べておくといいのは以下の項目です。
- 道のりや時間
- 現地の気候や天気予報
- 渋滞予想
- 駐車場事情
- 途中で立ち寄りたいお店・温泉
- 宿泊場所周辺の情報
持ち物のチェック
旅の計画にあわせて使うギアをリストアップ。何をしたいかで持ち物も変わります。
キャンプギアや調理道具などをレンタルしてくれるところも多いので上手に活用しましょう。
筆者がキャンピングカーを使ったときに持ち込んでよかったと思ったのは以下のものです。
- 寝袋・毛布(使い慣れたものは安心)
- 防寒着(郊外は意外に涼しい)
- パジャマ(リラックスできます)
- メイク用のスタンドミラー(車内のテーブルに置いて使う)
- 懐中電灯(夜間トイレに行くときに便利)
- ゴミ袋(こまめにまとめると車内がいつもすっきり)
- ETCカード
など。
▼ゴミ問題はこれで解決
ロゴス「分別できるフォールディングダストBOX」
▼リクライニングできるチェアがおすすめ
ニーモ「スターゲイズリクライナーラグジュアリー」
いざ出発!運転中にキャンピングカーレンタル初心者が気を付けるべきことは?
ボディの大きなキャンピングカーは普段と感覚が違うのでドキドキします。
事故を起こさないためにも以下のことに注意しましょう。
運転免許証を忘れずに
レンタカーは契約者以外でも運転できるので、運転する可能性のある人は全員運転免許証を携行しましょう。
あたりまえの話ですが、運転免許証を持たずに運転するのは道路交通法違反なので注意しましょう。
キャブコンタイプは車高が高い
出発してしばらくたつと運転にも慣れてきてうっかり車の形状を忘れてしまいがちです。
とくに「車高」は注意が必要で、キャブコンタイプだと3m近くあります。
トンネルや立体式駐車場に入る際には必ず高さ制限を確認しましょう。
バックモニターを過信しない
乗用車と違いバックミラーで後方が見えないのでバックモニターを使うことがほとんどです。
サイクルキャリアなど突起物がある場合は感覚がつかみにくいため、一度降りて自分の目で確認するとよいでしょう。
スピードを出しすぎない
キャンピングカーは重量があるためブレーキを踏んでも普通車のように止まれません。
重心も高いためスピードが出ていると急ハンドルや急カーブで横転事故につながりかねません。
高速道路では横風でハンドルをとられることもあります。
スピードは80km/h程度におさえ安全運転を心がけましょう。
マナーを守ろう(宿泊やキャンプ禁止の場所に注意)
公共の駐車場、道の駅、高速道路のサービスエリア・パーキングエリアなどは、宿泊施設ではないので最小限の休憩・仮眠にとどめましょう。
駐車スペースでテーブルやテントを出したり、バーベキューをするなどのキャンプ行為はマナー違反。はっきりと「禁止」と明示しているところもあるので注意しましょう。
どんなことに気をつければいいのか、以下のサイトが参考になります。
▼キャンピングカー利用時の公共駐車場でのマナー
(参考サイト:日本RV協会)
また、キャンピングカーの乗り入れ可能なキャンプ場でも
- ドアの開け閉めの音
- エンジンの音
- テント泊の人たちの視界をさえぎる
など、周囲に迷惑をかけないよう気をつけましょう。
特にレンタカーの場合は、その車に乗り慣れていないこともあり注意が必要です。