『ソーラーパネル(ソーラーチャージャー)』ってなに? キャンプに持ち出し可能なソーラーパネルは?
太陽光を利用して発電するパネル型の装置、ソーラーパネル。「ソーラーチャージャー」や「ソーラー充電器」と呼ばれることもあります。
太陽に向けて設置すると、接続しているポータブル電源や電子機器などに蓄電される仕組みです。
電源がない場所でも電気が作れるので、災害時はもとより、近年流行しているバンライフやワーケーションなど活躍の場は多数。しかも繰り返し使えるので、クリーンなエネルギー装置として年々注目度が高まっています!
アウトドアなどに持ち出し可能なソーラーパネルは以下の2つです。
タイプ1:発電量が大きな折りたたみ式
ソーラーパネルをいくつか組み合わせた折りたたみ式。パネルのサイズや枚数に伴い出力も大きくなり、ポータブル電源を通すことで高電力の一般家電の起動も可能です。
コンパクトに収納できるためキャンプや車中泊に便利であるものの、ある程度のサイズと重量があるため車移動はマスト。
ソーラーパネル自体に蓄電機能はなく、ポータブル電源との併用が必須です。
タイプ2:モバイルバッテリー搭載のコンパクト型
大容量の安心:iPhone 11 / 11 Proを2回以上、その他ほとんどのスマートフォンに複数回の充電が可能です。
高い防塵 / 防水性能:IP64レベルの防塵 / 防水性能で、砂や粉塵の侵入を完全に防ぎ、水の飛沫による有害な影響を受けません。(水の直接噴流や水面下でのご利用は避けてください。)
ソーラー充電対応:Micro USBケーブルによる充電に加えて、ソーラー充電にも対応。(※太陽光による本体充電は、晴天下14時間で最大50%まで可能ですが、満充電には...
スマホ並のミニサイズでありながら蓄電機能が付いたコンパクト型は、登山や日々のスマホ充電に大活躍!
パネルサイズが小さいため発電力は小さいものの、用途をスマホ充電と割り切れば非常に便利です。
太陽光に加えてAC電源での充電ができ、数千円から購入できる価格の安さも魅力。
後半では、アウトドア好きなハピキャン読者の皆さんに向けて、キャンプに持ち出しやすい折りたたみ式ソーラーパネルをご紹介します。
最後までお楽しみくださいね!
ソーラーパネルのメリット・デメリットは? 電源がない場所で電気を作れる&電気代が安い
メリットばかりが注目されるソーラーパネルですが、やはりデメリットも気になりますよね?
どちらも理解しておきましょう!
ソーラーパネルのメリット
まずはメリットです!
メリット1:クリーンなエネルギーを電源のない場所で何度でも作れる
「電源がない場所で電気を作れる」のがソーラーパネルの最大のメリットです。
例えば停電が1週間続いてしまった時、自宅で発電できたらどんなに心強いことか……。異常気象や自然災害の多い昨今、いざという時の備えに用意しておきたいですね!
また、SDGsの取り組みとしても、CO2を排出しないクリーンな再生可能エネルギーとしてソーラー発電は注目されています。
メリット2:電気代を節約できる
ソーラーパネルを使って発電した電力をポータブル電源に蓄電し、日々の生活に活用することで電気代を削減することが可能です。
メリット3:音がしないので場所を選ばない
昔ながらの発電機をご存知でしょうか? 筆者の実家にもありましたが、「ブンブン」と大きな音を立てていた記憶があります。
このタイプの発電機を住宅街で使用すると迷惑になりますが、ソーラーパネルでの発電は無音なので心配無用です!
ソーラーパネルのデメリット
続いてデメリットを見ていきましょう!
デメリット1:太陽が出ていないと発電できない
天気に左右されるのが、ソーラーパネルの最大の弱点!
カンカン照りの日は短時間で発電できますが、曇っていたり雨の日は使用できません。日常使いしたい方にとっては、梅雨時期は辛い季節となりそうです……。
デメリット2:蓄電機能はなく単体で使用できない
スマホなどを接続可能なソーラーパネルも増えていますが、ソーラーパネルは発電装置なので、ポータブル電源やモバイルバッテリーといった蓄電装置と併用するのが基本です。
現在どちらも持っていない方は、ポータブル電源とソーラーパネルのどちらもチェックしておきましょう!
デメリット3:高額
大手メーカーの100Wクラスのソーラーパネルは、おおよそ3万円前後で販売されています。
ポータブル電源と一緒に購入しようと思うと10万円程度は必要になりますので、高く感じる人も多いかもしれません。
個人的には、初期投資額は高額になるものの、災害時に大活躍することを考えるとお金をかけても良いポイントではないかと思います!