【夕食準備】吊るしベーコン用のハンガースタンドを作る 木の枝に引っ掛けて炙るだけ!
少し日も傾いてきて、そろそろ夕飯の作り時……。
(といっても、お昼ご飯を作り始めたのが遅すぎたので、それほど時間は経っていないのですが)
さて、何を作るのでしょうか?
この飯ごうを使って、ピザを作ります
バカな……!?
マンガでしか聞かないセリフだ
飯ごうでどうやってピザを作るのでしょうか?見当がつきません。
とりあえず、ピザのトッピング具材の買い出しが必要なので、たかみなさん&小木さんに行ってもらうことに。
夕食メニューはピザの他に...食材を丸ごと焚き火に入れて作る「ホイル焼き」や木の枝に引っ掛けて炙る「吊るしベーコン」も作ります。(ホイル焼きの食材は買い出し班にお任せのようです)
ロケこぼれ話:ブッシュチェア風ヘリノックス!?
買い出し班が出発したところで、夕食準備班の阿諏訪さん&矢作さんは一旦、小休憩で自由行動。
休憩終わり、テントサイトを離れていた阿諏訪さんが現場に戻ってくると……
あれ、ちょっと!ブッシュチェア使ってないんですか!?
あ、これ!?……バレたか
矢作さん、実は休憩中にスタッフにお願いをして、いつものキャンプチェアを用意してもらっていました(笑)パッと見、わからないですよね(笑)
ブッシュチェアを1回作ると、いつものイスの凄さがわかるよ
「文明のありがたみを改めて知れる」というのも、ブッシュクラフトキャンプの良さなのかもしれませんね!
吊るしベーコン作り
それじゃあ、二人がピザの買い出しに行ってる間、僕らは「吊るしベーコン作り」をしましょう...まずは準備から
そう言って、もう一つ焚き火(直火)用の穴を掘っていく阿諏訪さん。
やっぱ地味だなあ〜...独りキャンプ場でこれをやってるんだよね
そもそもなぜ、阿諏訪さんはブッシュクラフトを始めたんでしょう?
土の匂いって東京では嗅がないじゃないですか。子どもの頃を思い出して感動したんですよ。
土の匂いでね……
【吊るしベーコン用ハンガースタンド作り方】
●直火の穴の両サイドに、二股に分かれた木を立てて組み合わせるだけ
※邪魔になりそうな枝は折ったり切ったりしてください
※木を立てるとき、根元にペグを打ち込むと安定します
と、会話を交わしている間に、吊るしベーコン用のハンガースタンド完成。
でも待ってください、阿諏訪さん。これ、ベーコンをかける部分の木の枝が皮を剥いたりしてない、そのままの状態ですよ?
え!?枝そのまま?直接ベーコン?
大丈夫っす
いやー!考えられないよ!ワイルドすぎるだろ!ワイルドなプロレスラーが演出でやるようなやつじゃん!
「これは流石に…」となった矢作さんを「大丈夫です」の一点張りでゴリ押しした阿諏訪さん。強い。
これが本来の僕のキャンプスタイルです。
衛生的に気になる方は、木の皮を剥いたり綺麗に拭くなど自己判断でお願いします!!!
ベーコンはしばらく吊るしておく必要があるため、ここで一旦休憩にして、買い出し班お二人の帰りを待ちます。
【周辺キャンパー突撃インタビュー】入手困難!ワークマン真空ハイブリッドコンテナ発見...etc
しばらく休憩していた夕食準備班の矢作さん&阿諏訪さんですが、買い出し班がいっこうに帰ってきません。暇を持て余してます……。
ちょっと偵察行く?
いきますか。僕らのスタイルに憧れてると思いますけどね〜
むしろそれの言い訳しに行くのよ
いつもハピキャン収録の時は、周りのキャンパーさんたちが様子を覗いていかれるのですが、今回は「何をやってるんだ……?」という目で絶対見られてますからね…。
というわけで、まずは一番近くのサイトにいらっしゃったキャンプ歴6年のソロキャンパーさんの元へ。
コンパクトかつ無骨な雰囲気でとてもクールです。まとまっている感があり、とても魅力的な基地です。
こんな感じで、無造作にサバイバルナイフが刺さっていたり……。
そんな中で、気になるギアを発見!
知ってる!それどこにも売ってないやつだ!
こちらは、ワークマンの真空ハイブリッドコンテナ。高性能で価格が安いということで、かなり話題になった商品で、入手困難なギアなんです。
キャンパーさん曰く「この中で氷が2日ぐらいは溶けない」とのこと。
コンパクトで持ち運びに便利で、暑くなってくるこれからの季節にはうってつけのアイテムですね〜。
次にお邪魔したのは、一人で焚き火をしている女性。
あ、アメリカンスタイルの焚き火だ
写真では分かりにくいですが、大きな薪を2本、豪快に焚き火台にくべてます。
アメリカに行った時に聞いたんだよ。日本人はバトニングとかをしすぎるって。本来はこれくらいの大きさでもいいんだって。
なるほど、でも確かにアメリカのホームドラマとかをみているとそんな印象があります。
そして、実はこのキャンパーさん、昨日二人で来て、今朝、もう一人の方は仕事に行って、また夜に帰ってくる予定なのだとか。
中抜けキャンプだ!
何をするでもない、時間と空間を楽しむキャンプならではの楽しみ方ですよね。
そんなゆったりとした時間を満喫しているキャンパーさんのテントを覗かせていただくと…。
うわ〜すごいオシャレリビング!
ブッシュクラフトの時とテンション違いますよね...矢作さん的にはどっちの方が良いんですか
……やっぱこっちだよね〜
まだまだ、矢作さんがブッシュクラフトにハマるのは時間がかかりそうです(笑)
次は、玄関にかがり火(オイルトーチ)が飾ってあるおしゃれなキャンパーさんカップルの元へ。
人がいっぱいいるキャンプ場とか、こういうのがあると夜すぐに自分のサイトがわかって良いんですよ
確かに!遠くからでも目立ちますし...何よりもオシャレですよね!
僕たち「ハピキャン」っていう番組でロケに来てまして…
おぎやはぎさんならその確認いらないっすよ!
ロケで一般人の方に声をかけるときは、普通、番組名を明かして「怪しいものじゃないですよ」ということを表明してから、取材をさせてもらう流れがほとんどなのですが、阿諏訪さんが言ってるのは「矢作さんならそんなこと言わなくても顔でわかってもらえますよ!」ということですね。
いや、「ハピキャン知ってる」って言ってもらえるのが嬉しいんだよ
ここで筆者は「矢作さん……めちゃめちゃ良い人だ……!」と胸を打たれていました(笑)
常に初心を忘れない姿勢、見習っていかねば!!
キャンプを初めて1年くらいというお二人。ある程度ギアが揃ってきた今、小さいギアが欲しくなって買い揃えていこうと思っているのだとか。
絶対通る道ですね。最終的には僕みたいになります。
阿諏訪さんの場合、もはや「ギアを持っていかない」ですからね。
番組では何度かやっている、周辺キャンパーさんの突撃企画ですが、阿諏訪さんいかがでしたか?
みんなしっかりした椅子に座ってましたね
当然です!!木で作った椅子に座ってる人は普通のキャンプ場にはなかなかいませんよ!(笑)