ファミリーキャンプは意外と動き回るもの
筆者は妻と娘2人の4人家族です。子供達も少し成長し、自分の身の回りのことはできるようになっていますが、キャンプ場ではまだまだ目を離せません。
キャンプに行くたびに「今回こそはゆっくりリラックスして過ごそう」と思うのですが、食事の支度や子供のお世話など、なんだかんだでゆっくりと座っているヒマもありません。
ですのでキャンプウェアは、自然と動きやすいものを選んでしまいます。ストレッチ性が高い・撥水性があるなど機能性があることはもちろんですが、体への締め付けが少ないゆったりめのウェアを選ぶことも多くなっています。
今筆者が気に入っているのは、ユニクロの姉妹ブランドGU(ジーユー)が発売する『マルチブロックマウンテンパーカ』と『デニムシェフパンツ』です。
どちらもアウトドアブランドに比べると格安で、タウンユースもバッチリなシンプルウェア。今回はこのウェアをご紹介していきます。
GU『マルチブロックマウンテンパーカ』&『デニムシェフパンツ』ならタウンからアウトドアまでバッチリ使いまわせる
GUのウェアは、日常使い・タウンユースとして非常に優秀です。さらにセール時期を狙えば格安で購入することもでき、お財布に優しいのも高ポイントです。
昨今ではGU ACTIVEアウトドアウェアと銘打ち、日常でも、本格的なアウトドアシーンでも使える高い機能性とファッション性を兼ね備えたウェアが多数発売されています。
筆者のようなファミリーキャンパーにとって、格安で優秀なキャンプウェアが揃えられるのはとってもとっても嬉しいですね。
なおかつ普段着としても十分使いまわせるので、一着持っておいて損のないウェアだと感じています。
マルチブロックマウンテンパーカはサラっと羽織るのにちょうどいい1枚
まずは、撥水性も高くサラっと羽織れるジャケットとして使い勝手の良い、マルチブロックマウンテンパーカからご紹介していきましょう。
シンプルなデザインで使いまわししやすい
筆者が購入したのはベージュカラー。
マルチブロックマウンテンパーカのカラーは、ブラック・ブラウン・ダークグリーン・ベージュの4種類販売されています。
ブラック・ブラウンはモノトーン、ダークグリーンとベージュカラーはツートンカラーに仕上がっています。
水の侵入を防ぐ防水シームテープを採用した裁縫で、調節可能なアジャスター付きの大きめのフードに、前面には2か所のジッパー付きポケットを配置。
ベージュとブラックを取り入れたシンプルなツートンカラーは、着まわしやすいデザインとなっています。
大きめのフロントポケットは小物収納にピッタリ
フロントに配置されているポケットは大きめで、ハンカチや財布・スマホなど小物収納にはピッタリです。
ただし、このフロントポケット以外にはポケットがありません。ポケットの数としては、キャンパーには少々物足りない感じがあります。
ポケットの位置が高めですが、これはウエストハーネスのあるバックパックを装備した際にも出し入れしやすいよう高めに設置されているようです。
ただこの高さは、普段使いには少々扱いづらいかもしれません。
アジャスター付きで調節可能な大きなフード
フードはかなり大きめに作られており、男性の頭でもすっぽりと隠せるほどゆったりしています。
大きめなフードですが、アジャスター付きなのでサイズ調節は可能。
マウンテンパーカーらしく、襟元もしっかりとあごの部分まで上がります。
4つの機能を備えたMULTI BLOCK素材を採用
アウトドアウェアとしても十分通用できるよう、ウェアにはGU独自のMULTI BLOCK素材を採用しています。
生地は薄めで、内側は非常にサラっとした触り心地です。
この生地には、防風(風の侵入を防ぐ)・耐久撥水(持続して水を弾く)・耐水圧(染み込みにくくする)・透湿(蒸れにくくする)の4つもの機能性を備えています。
薄めの素材ですが防風性能が高いので、春秋の寒暖差が激しい時期に対応しやすいジャケットです。
袖口はマジックテープで絞りを調節する作りです。しっかりと絞れば雨風の侵入も軽減できます。
防風性能だけでなく、生地には撥水加工が施してあります。耐水圧20000mmなので、多少の雨でも十分耐えられます。
さらに透湿性も10000g/m2/24hと高いので内側が蒸れにくく、動き回ってもさらりとしています。
実際に先日のキャンプでは、到着するや否や強めの雨でした。マルチブロックマウンテンパーカを着て設営していましたが、中に水が染みこむことはなく、蒸れも少なく快適でした。
ただし完全防水ではないので注意してください。