群馬県の榛名山中に湧き出る野湯「ガラメキ温泉」の噂を耳にしました。自然の中で温泉が湧き出ている光景はロマンがありますよね。ひとりのライターであり、群馬県民でもある筆者がこの情報を伝えない訳にはいきません。ということで、実際に「ガラメキ温泉」を探しに榛名山へ行ってきました。今回は「ガラメキ温泉」の行き方や現地の様子などを解説します。

秘湯への道のりは超険しい!? 群馬県の野湯「ガラメキ温泉」の道中を写真を使って解説

GoogleMapにも登録されている「ガラメキ温泉」ですが、通常の温泉施設のようにナビを辿って車で向かう……ということはできません。

榛名山松之沢峠ルート(県道28号線)の途中に登山口がありますので、そこから歩いて「ガラメキ温泉」へ向かいます。

「ガラメキ温泉」までの道のり【1】目印を頼りに現地へ

ヘアピンカーブの途中にあるので少々分かりにくいですが、ガードレールに薄く書き込みがあります。

この書き込みを目印に現地へ向かいましょう。

画像: 筆者撮影:目印

筆者撮影:目印

現在は廃道となった林道を歩いて「ガラメキ温泉」へ向かいます。

画像: 筆者撮影:入り口

筆者撮影:入り口

入り口はコンクリートで舗装されておりイージーな道のりに見えますが、それは最初だけ。

少し歩き進めると、案の定、舗装はなくなりました。

画像: 筆者撮影:舗装が無くなる

筆者撮影:舗装が無くなる

しかし、これは序の口。この後、衝撃的な光景が待ち受けていました。

「ガラメキ温泉」までの道のり【2】崩落した道を迂回

画像: 筆者撮影:崩落

筆者撮影:崩落

道が崩落してなくなっていました。完。

と、いうわけにはいかないので別ルートを探します。

せっかくここまできたのに「ガラメキ温泉」を拝まずに帰る訳にはいきません。

周囲を捜索すると、のり面の上から迂回するルートを発見できました。

画像1: 筆者撮影:迂回路

筆者撮影:迂回路

写真左側ののり面を登って迂回します。

滑落箇所で落ちたら無傷では済みません。スリリングです。

画像2: 筆者撮影:迂回路

筆者撮影:迂回路

迂回路を進んでいくと、元の道に降りるためのロープがかけてありました。

ご親切にありがとうございます。

画像: 筆者撮影:ロープ

筆者撮影:ロープ

急こう配ですがロープがあれば難なく降りることができます。

ここまで整備してくれた有志の方々に感謝です。

「ガラメキ温泉」までの道のり【3】川を渡る

崩落した道を迂回することができて安心したのも束の間、試練はまだまだ続きます。

少し進むと、次は道が川になっていました。

画像1: 筆者撮影:川

筆者撮影:川

あまり深さもなかったので、普通に歩いて渡ることができました。

防水のトレッキングシューズに感謝です。

しかし、川底は滑りやすいので渡る時は十分に注意して渡りましょう。

川を渡った後は、なぜかガードレール付きの道が現れました。

画像: 筆者撮影:土砂崩れ

筆者撮影:土砂崩れ

元は道路だったのだと思いますが、落石と土砂崩れで荒廃しています。

人の手が入らなくなった道路の成れの果てを通過すると、また川が。

画像2: 筆者撮影:川

筆者撮影:川

土砂崩れと川が交互に現れる刺激的な道中です。

ただ、この川も浅いので難なくクリアできます。

「ガラメキ温泉」までの道のり【4】分岐を右・左で到着

ここからは分岐が何か所か現れますので、迷子に注意しましょう。

真ん中に看板が立てられている分岐では、右へ進みます。

画像: 筆者撮影:ここは右

筆者撮影:ここは右

次に、3つに分岐している場所があるので左の道へ。

画像: 筆者撮影:ここは左

筆者撮影:ここは左

ここを登れば「ガラメキ温泉」に到着です。お疲れさまでした。

最初のガードレールから「ガラメキ温泉」までの所要時間は1時間程でした。

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