コールマン最高峰テントが「マスターシリーズ」です。そのマスターシリーズの中でも、最上位モデルが「4Sワイド2ルームコクーンⅢ」。コクーンテントの3代目となる最新モデルの魅力を徹底解説!スノーピークのランドロック,Ogawaのティエラルンゴと比較をしながら、春夏秋冬と1年を通してキャンプに行かれる方に声を大にしておすすめしたいテントをご紹介します。

「4Sワイド2ルームコクーンⅢ」を実際に使ってみて感じたマイナスポイントは?

良いとこづくしの「4Sワイド2ルームコクーンⅢ」なのですが、実際に使ってみて感じたマイナスポイントをご紹介します。

マイナスポイント(1) テントが広すぎて温めるのが大変っ…

画像22: 筆者撮影

筆者撮影

広すぎることのデメリットになりますが、「寒い日にテント内を温めるのが大変…」でした(汗)。

私は、石油ストーブでは温め力が最強クラスの「TOYOTOMI KS-67h」という大型のストーブを使っておりますが、このストーブを結構な火力で使わないと、テント全体が温まりません。

同じTOYOTOMIの人気ストーブ「レインボー」や、アルパカストーブなどの通常サイズのストーブでは、おそらくストーブ1つだけではテント全体を温めることは難しいと思います。ストーブ2個使いか、その他の暖房器具をセットで使う必要があるかもしれません。

暖房効率を上げるための策として…

▼ストーブファンを2個使いする

画像23: 筆者撮影

筆者撮影

▼天井にモバイルファンをつけて上部の暖気を循環させる

画像24: 筆者撮影

筆者撮影

といったことをやったところ、テント内全体を満足するレベル(外気温0℃でテント内15℃)にまで温めることができました!

ちなみに、冬場は「温めるのが大変」という課題が生じやすい広さですが、夏場はおそらく問題ないでしょう。テント内が熱くなっても、前後左右の大開口を網戸にすることができるので、通気性はバツグンです。

マイナスポイント(2) モバイルファンを取り付けるためのネットがあるとさらに良い

画像25: 筆者撮影

筆者撮影

テント内の天井に溜まってしまう暖気を循環させるために、モバイルファンを使うとすごく効果がありました。

しかし、私が使ったモバイルファンは、一般的なタイプではなく、ちょっと特殊な形なんです。

画像26: 筆者撮影

筆者撮影

ニトリのもので、「首から下げて使うタイプ」のファンです。

これは「角度が変えられて、ちょうどフックに通せる輪っかの部分(本当はそういう用途で輪っかになっているわけじゃないけどたまたま)がある形」だったので、テント上部にループを張れば、そのループにファンを吊るすことができました。

でも、このような「吊るせる構造のファン」でないと上部の暖気を下に送ることはできないと思うので、「ある特定の形のモバイルファンしか使えない・・」ということになります。

いろんな形のモバイルファンでも使えるように、上部にモバイルファンを入れられるネットみたいなものがあると良いなと思いました。

実際に、コールマンのダークルームシリーズの最新モデルには、モバイルファンを取り付けるためのネットがついているんですよね。その仕組みを、マスターシリーズテントにも付けてもらえたら、「夏は涼しく冬は暖かい」がさらに加速するんじゃないでしょうか!?

マイナスポイント(3) テントがデカすぎて狭い区画サイトには収まらない可能性あり…

画像27: 筆者撮影

筆者撮影

全長が6.7mと非常にサイズが大きいので、狭い区画サイトには収まらない可能性があります…。

コールマンのwebサイトでは、、、

コクーンの全長は6m70cmなので、8m×8m区画のサイトでも大丈夫です。

とありますが、車を停めるとなるともう少し余裕をみたいですね。(車のサイズにもよりますが)

私の経験では、12×10mの区画サイトでは上記の写真の通りアウディQ7(全長約5m)を停めてもかなり余裕がありました。

10×10mの区画サイトでも、少しゆとりが残るくらいで問題ありませんでした。

8×10mの区画サイトでは、もしかしたら車を停める位置を少し工夫しなければならないかもしれません。(コンパクトな車なら問題ないでしょう)

前面と両サイドのキャノピーをMAXで跳ね上げて使う場合は、フリーサイトが良いと思います!

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