リノカとは新車でも中古車でもないリノベーションカー
まず、リノカについて紹介していきます。
![画像1: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2022/02/17/e41834de660ea427684368614043dedbc1538f80_xlarge.jpg)
筆者撮影
リノカという名前の由来
![画像: 出典:FLEX Renoca www.flexnet.co.jp](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2022/02/17/2abd54d56314726145babb8d41e4828f295b9451.jpg)
出典:FLEX Renoca
www.flexnet.co.jp自動車販売のFLEXが2017年に始めたプロジェクト「Renoca(以下、リノカ)」。
新車でも中古車でもない「リノベーションカー」。それがリノカ。日本を代表する名車トヨタの「ランドクルーザー」と「ハイエース」をいつまでも愛せるようなスタイルにリノベーションした車。
流行りや最新に流されないクラシカルな見た目は大人の遊びゴコロを刺激します。
- かっこいい車に目を輝かせていた幼い頃の、胸の奥から湧き上がるような羨望の感情が蘇ってくる。
- 買った後も手をかけ愛をかけリノベーションして作り上げらていく自分だけの一台。
- 飽きのこない長く乗り続けられる車。
- 愛を持って「クルマを育てる」ことができる
- クルマとヒトのあたらしい関係を築いてくれる
…そんな車が「リノカ」です。
リノカを手がけるFLEXとは
![画像: 出典:FLEX www.flexnet.co.jp](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2022/02/17/9d76d258625dcf99120f1012cbf76eabbb2b281f.png)
出典:FLEX
www.flexnet.co.jp1967年創業、自動車販売業として誕生したFLEX(以下、フレックス)。一台の日野コンテッサを販売するところから始まりました。今では当たり前になっている販売前のメンテナンスや、オンラインでの中古車取引を始めたのもフレックス。
現在は自動車販売だけでなく、自動車買取事業、素材にとことんこだわったアイスクリーム(ハンデルスベーゲン)も販売しているんですよ。
最近では北海道で宿泊施設運営や、関東でキャンプ場作りもスタートしています。
リノカの種類
ランドクルーザーとプラド、ハイエースがベースのリノカですが、一言でリノカといっても実は9つに分類されます。
名称 | 読み | ベース車両 |
---|---|---|
American Classic | アメリカンクラシック | ランクル95プラド |
COLOR BOMB | カラーボム | ランクル95プラド |
Phoenix | フェニックス | ランクル80 |
WONDER | ワンダー | ランクル80 |
106 | イチマルロク | ランクル100 |
Coast Line | コーストライン | ハイエースワイド |
Coast Line Narrow | コストラインナロー | ハイエースナロー |
EURO BOX | ユーロボックス | プロボックス |
MOL【最新モデル】 | モル | タウンエース |
筆者が乗っているのは、ベース車両がハイエースバンのコーストライン。角目4灯フェイスがお気に入りです。
![画像: 筆者撮影 筆者のハイエースリノカ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2022/02/21/219869eb58ee8a676a79cef40fa4f33172ab635a_xlarge.jpg)
筆者撮影 筆者のハイエースリノカ
フレックスが掲げるミッションとは
フレックスが掲げるミッションは「世界中の人にもっと自分のことを好きになってもらうこと。」
好きな車に乗って、釣りやキャンプ、スノーボードやカヤックなど自分の好きなことをしに行く。誰とも違う自分だけの車は、自分だけの「好き」を後押ししてくれるいいパートナーなのかもしれません。
かわいいフェイスの裏に隠されたボンネットの秘密。
![画像2: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2022/02/17/b957b2216c851d1e475ab7690a66e373d8d6b70d_xlarge.jpg)
筆者撮影
リノカといえば角目や丸目のレトロフェイス。
通常、カスタムモデルのボンネットは採算性や造形のやり易さからFRP(繊維強化プラスチック)やABS樹脂という素材で作られています。しかし、リノカのボンネットはスチール製(コンパクトサイズのユーロボックスはFRP製でも充分な剛性確保)。
リノカが採算度外視のスチール製ボンネットを選んだワケ。
それは、より良いものづくりを目指し続けるリノカの精神から。
出来上がりにより個体差が少ないスチール製を選び、かつ安全性を確立したかったからです。
こうして一台あたり3年から5年という開発期間をかけて長く愛し続けることのできる「リノカ」という車が誕生しました。
そこで今回お話を伺うのはFLEX広報の荒さん。リノカの人気の秘密、人気車種はなどを聞いてみたいと思います。