「リペアテック 洗えるフュージョンダウン ライトパンツ」と「エアロストレッチアルティメットパンツ」を履き比べてみた!
防寒パンツを実際の冬キャンプで使用する際に、昼間のポカポカ陽気と夜の激寒の環境での履き心地をそれぞれ比較してみました。
防寒アウターの場合、筆者は「気温に応じて暑ければ脱げば良い」という考えですが、防寒パンツの場合「キャンプ場で頻繁に脱いだり履いたりするのは面倒臭い」ものですよね。
この実験結果と天気予報を照らし合わせてパンツを選ぶもよし、次段落では筆者流の使い方もご紹介していますのでご参考にしていただけたら嬉しいです。
実験した環境:冬の氷点下の夜と冬のポカポカした日中で比べてみました
実施時の環境1:気温が氷点下となったった冬の夜
実施時の環境2:気温が10度以上となった冬の日中
実施時の服装:比較する2つの防寒パンツの下には特に防寒下着などを履かず直接それぞれのパンツを履いて実験しました。
実験方法:それぞれの防寒パンツを着用し、環境1と2でそれぞれ10分間の散歩をして寒さや暑さの感じ方を確認。
実験の様子は、下記のリンクの動画でご確認いただけます。筆者の運営するYouTubeチャンネルの動画ですので是非ご覧くださいませ。
1)冬の極寒キャンプ(氷点下3度前後)の環境での実験結果
すでに実験動画をご覧になられた方は映像で結果をご確認いただけたものと思いますが、ご覧になられていない方はこの様な結果となりました。
「リペアテック 洗えるフュージョンダウン ライトパンツ」も「エアロストレッチアルティメットパンツ」も氷点下の気温の中で防寒性能を発揮しました。但し、実験開始後5分経過した辺りから、徐々に「洗えるフュージョンダウンライトパンツ」の方は寒さを感じるようになりました。
一方で、「リペアテック 洗えるフュージョンダウン ライトパンツ」の方は10分経過したところでも「寒さは感じませんでした」(筆者個人の感想です)。筆者は、実際にキャンプ場では実験の日より気温の低い氷点下6度〜8度でも使うことがありますが、「エアロストレッチアルティメットパンツ」の方は快適に過ごせるという印象です。
2)冬のポカポカ陽気キャンプ(気温10度以上)での履き比べ結果
次に冬のポカポカ陽気の昼間に2つの防寒パンツをはきくらべてみた結果です。前述した様に、パンツは頻繁に履き替えるのが面倒なので、(寒さ対策を重視するあまり)暑すぎるパンツを履くのも「快適ではない」と思って実験した次第です。
結果としては、実験当日の12度前後で日差しがある環境の中では、「エアロストレッチアルティメットパンツ」の方は汗をかいて蒸れて暑かったです。おそらく使われている素材がポリエステルだから「蒸れやすい」のだろうと思いました。
一方で、「リペアテック 洗えるフュージョンダウン ライトパンツ」の方は、正直多少の暑さも感じましたが「蒸れることがなかった」からか、比較的快適な状態で過ごせました。
「リペアテック 洗えるフュージョンダウン ライトパンツ」と「エアロストレッチアルティメットパンツ」は2本とも持っていくのをおすすめ!
全段落で実験結果をお伝えしましたが、結果は明確に出ましたね。
「リペアテック 洗えるフュージョンダウン ライトパンツ」は、「エアロストレッチアルティメットパンツ」と比べると、保温性はやや限定的と感じました。
しかし、冬の0℃くらい(短時間なら氷点下でも我慢可能)ならば、防寒パンツとして十分に機能を果たします。
逆に、冬のポカポカ陽気の中では「エアロストレッチアルティメットパンツ」は、歩いたり、動いたりしていると「蒸れて」正直暑すぎました。
冬のキャンプは一日中寒い時もあれば、日中と夜の寒暖差が激しいこともしばしばです。強風が風いて体感温度が大きく変わることもありますしね。そこで、筆者の結論は「この2本の防寒パンツを組み合わせて冬キャンプを快適にすれば良い」という事になりました。