筆者おすすめの「ムーンライトキャビン4」はモンベル初の大型ツールームテント!これからテントを購入したいと考えている初心者キャンパーにはかなりおすすめです。発売直後に完売した大注目ツールームテントの魅力や検討対象となるスノーピーク、コールマン、ロゴスの同クラステントと比較を交えて徹底解説していきます!

【ムーンライトキャビン4のデメリット】これがあったらさらに良いポイント

ここから、モンベル(mont-bell) ツールームテント「ムーンライトキャビン4」の「これがあったらさらに良いだろうな」と感じたポイントをご紹介していきます。

これがあればさらに良い(1) ルーフトップフライシートが欲しい(できれば遮光性が高い素材で)

画像19: 筆者撮影

筆者撮影

唯一、「ここは…残念!」と感じたことは1つだけ。

ムーンライトキャビン4には、「ルーフトップフライシート」が無いんですよね…。

フライシートがないと、どうなの?」ということなのですが、一般的にフライシートがないテントは、「結露に弱い」ということと「真夏の日差しにあたるとテント内が熱くなりやすい」と言われています。

今回、私が使用したのは「冬の入り口」くらいの季節で、夜はかなり冷え込みますが、昼間はテント内が暑くなって困る気温ではありませんでした。

テントの生地は光をよく通すので、冬の昼間は明るくてとても居心地が良いのですが、真夏のギラギラした日差しの下では厳しいと思います…。

ただし、木陰や林間サイトでは、真夏もおそらく問題ないでしょう。

結露については、テントのどこかの窓を少し開けて換気をしていた今回は結露ゼロ。ただし、空気が乾燥するシーズンでしたので、梅雨や夏のじめじめ湿気の多い季節では結露しやすいかも?

しかし、結露は、テントを締め切らずに換気をしていれば対策は可能です。

ちなみに、本当にめちゃくちゃ結露しやすい日は、ルーフトップフライがあってもテントを締め切ると壁面は結露してしまいます。

結露については対策可能ですが、真夏のギラギラした日差しについては少し不安が残るので、遮光性の高いルーフトップフライシートが、別売りでも良いので新たに登場することを願います!!

これがあればさらに良い(2) 耐水圧がやや低め

テント選びの一つの指標となる「耐水圧」。一般的に1,500mm〜2,000mmで強めの雨にも対応できるとされていますが、高価なテントは耐水圧が3,000mmに設定されていることが多いです。

「ムーンライトキャビン4」の耐水圧は1,500mmと少し低めで、「長時間の土砂降りMAX」のような天候の場合ちょっと心細いかもしれません。

ただし、長時間の土砂降りは雨の量によるテント内への浸水以外にもたくさんの危険を孕んでいるし、何より「撤収や設営がめちゃめちゃ大変」になります。

従って、おそらく初心者キャンパーの方はそのような天気予報の場合はキャンプ自体をキャンセルされるでしょうから、天気の良い日をメインにキャンプを楽しまれる方には、1,500mmの耐水圧でも問題ないかもしれないですね。

▼キャンプの天気予報の見方・注意点はこちらの記事で詳しくご紹介しています

「軽さ」を重視したいなら「ムーンライトキャビン4」が最強

ちなみに、耐水圧を高めていこうとすると生地が分厚くなっていくので、耐水圧と重量はトレードオフの関係。雨の日はキャンプをしない方には「軽さ」を重視して耐水圧が低めなテントを選ぶという手がおすすめです。

初心者ファミリーキャンパーに人気のコールマンのタフスクリーンは、「タフ」という名の通り耐水圧が3,000mmなのですが、重量は約20kg…。「ムーンライトキャビン4」は13kgなので、やはり重量が全然違います。

また、耐水圧が低いテントは透湿性が高く湿気を外に逃してくれる機能があるので、耐水圧の低いテントは耐水圧が高いテントよりも結露しにくいです。

先ほど、「ルーフフライがついていない点とは一般的に結露しやすい」と書きましたが、「ムーンライトキャビン4」は耐水圧の設定によって、そこがカバーされているのかもしれないですね!

実際に、私が一晩寝た時は、結露は全くしていませんでした。(同じ日にお隣さんのテントは結露していました…)

全方位的に完璧なテントはないので、私がご紹介した2つの「これがあればさらに良いポイント」は、軽さを重視される方は目を瞑って良いと思います!

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